Go Back Up

back to blog

LINE公式アカウントとは?基本機能から運用時の注意点まで紹介!

LINE公式アカウント • 2024/02/08 17:52:14 • Written by: Tomona Hamada

LINE公式アカウントとは、店舗や企業用のLINEアカウントです。ユーザーへメッセージやクーポンを配信し、スムーズなやり取りを行うことができます。

この記事では、LINE公式アカウントの基本的な概念や機能から運用するメリット運用時の注意点までわかりやすく解説します。

この記事でわかること

LINE公式アカウントとは

28757284_s

LINE公式アカウントは、コミュニケーションアプリ「LINE」上で企業やブランドがLINEアカウントを使用し、友だち追加したユーザーへメッセージやクーポンなどの情報を直接配信できるサービスです。

2023年9月末時点で9600万人がLINEを利用しており、1億2330万人の日本人口のうち約78%がLINEユーザーということになります。そのようなプラットフォームにLINE公式アカウントを開設することで、より効果的なマーケティング施策や顧客サポートが可能になります。また、開設自体は無料で、個人利用も可能なため、気軽に始めやすいという特徴があります。

LINEマーケティングについてさらに詳しく知りたい方はこちら:
LINEマーケティングとは?特徴と成功事例を分かりやすく紹介

LINE公式アカウントの料金プラン

次に、LINE公式アカウントの料金プランをご説明します。料金プランは3種類で、無料のコミュニケーションプラン、有料のライトプラン、スタンダードプランがあります。

スクリーンショット 2024-02-08 16.42.05

引用元:LINE公式アカウント、料金プラン改定のお知らせ

各プランで「無料のメッセージ通数」が決まっており、ライトプランは月額5,000円で5,000通まで、スタンダードプランは月額15,000円で30,000通まで無料で送ることができます。また、スタンダードプランのみ、無料分の通数を超えて配信することができ、1通あたり〜3円の追加料金が発生します。

プランを選ぶ際は友だちの数を考慮することも重要です。例えば、40人の友だちがいるLINE公式アカウントの場合、コミュニケーションプランの無料メッセージ通数は200通なので、月に配信できるのは一人当たり5通までとなります。6通以上配信したい場合はライトプランに切り替えることがおすすめです。

「どのプランが良いかわからない、、」という方は、「LINE 公式アカウント通算費用シュミレーター」を利用すれば簡単に適切なプランを見つけることができます!
料金を計算してみる>>

LINE公式アカウントを活用するメリット

企業やブランドがLINE公式アカウントを活用するメリットは主に以下の3点が挙げられます。

  1. ユーザー数の多さ
  2. 開封率の高さ
  3. 1対1のやり取りが可能

ユーザー数が圧倒的に多い

メリットの1つ目は、間違いなくユーザー数の多さです。2023年9月末時点で9600万人がLINEを利用しており、国内でユーザー数がNo.1のコミュニケーションプラットフォームです。

スクリーンショット 2024-02-08 13.42.53

引用元:LINE Business Guide

また、InstagramやFacebookなどのSNSはユーザーの年齢層に偏りがあるのに対し、LINEは幅広い年齢層のユーザーが利用しているため、老若男女にリーチできるという点もLINE公式アカウントの強みとなっています。

メールよりも開封率が高い

2つ目のメリットは、メールよりも圧倒的に開封率・即時性が高いという点です。LINE for Businessの統計によると、LINE公式アカウントから届いたメッセージを約8割のユーザーが届いたその日に開封することが分かっています。

また、一般ユーザーのメルマガの開封率が15~25%*(出典元:QUERRY)、企業と関連性の低いユーザーの開封率が5~10%*といわれている一方、LINE公式アカウントの平均開封率は約60%のため、LINE公式アカウントの方がユーザーにメッセージを開封してもらいやすいといえるでしょう。
※メルマガを送る企業の業種によって開封率が大きく異なる場合があります。

スクリーンショット 2024-02-05 13.21.04

引用元:メッセージ配信の特徴や種類、効果的なメッセージとは|LINEヤフーfor Business

1対1のやり取りができる

また、LINE 公式アカウントでは、メッセージ配信だけでなく、友だちと1対1でコミュニケーションを取ることができます。

LINEは電話やメールよりも気軽に利用できるため、場所や時間の制限が少ない上、電話やメール、問い合わせフォームなどを介さずにLINE友だちとやり取りができるため、店舗側・友だち側共に利便性が高まります。

LINE公式アカウントで利用できる機能

LINE公式アカウントで利用できる主な機能として、以下が挙げられます。

  1. メッセージ配信
  2. チャット
  3. リッチメニュー
  4. クーポン・抽選
  5. ショップカード
  6. 自動応答メッセージ

1. メッセージ配信

LINE友だちに対して様々なメッセージを配信できる機能です。配信できる内容は以下のようなものがあります。

  • テキスト
  • スタンプ
  • リッチメッセージ
  • リッチビデオメッセージ
  • 動画
  • ボイスメッセージ
  • カードタイプメッセージ

リッチメッセージでは、画像とテキストが合わさったコンテンツが作成でき、リッチビデオメッセージでは、配信した動画が自動再生され、再生後に任意のアクションを促すことができます。

また、テキストのみ配信するのではなく、スタンプや画像など、様々な種類のメッセージを組み合わせることで、「飽きさせない」工夫をしていくことが大切です。

2. チャット

友だちと一対一で会話をすることができる機能です。個別チャットの内容は他の人には見えないため、友だちから相談を受けたり、問い合わせを受けたりすることができます。また、テキストだけでなく画像を送ることも可能です。

3. リッチメニュー

IMG_3632

LINE公式アカウントのトーク画面を開いた際、画面最下部に表示されるメニューを意味します。クーポンやショップカードなどのLINE公式アカウントの機能以外にも、予約ページやECサイトにアクセスしたりする使い方もあります。

例えば、クレッシェンドラボのLINE MAツール「MAAC」を使えば、友だち追加経路やアンケート回答内容に基づいてリッチメニューを出し分けたり、タブ分けするデザインにしたりすることも可能です。詳しい機能はこちら

4. クーポン・抽選

スクリーンショット 2024-02-08 16.05.40

友だちに対して店舗やECサイトで利用できるクーポンを作成・配信する機能です。定期的にクーポンを配信することで来客を促すだけでなく、友だち追加時にクーポンが配信されるように設定しておくことで、新たな友だち獲得にも繋がります。また、抽選に挑戦して「当たり」がでた人にのみクーポンを配信する「抽選」機能を活用すればゲーム要素が加わり、友だちのエンゲージメントを高めることができます。

LINE公式アカウントで作成できる抽選はシンプルなものに限られますが、例えば、クレッシェンドラボのLINE MAツール「MAAC」ならルーレットやモノポリー、ラッキー抽選などの豊富なミニゲームがノーコードで簡単に設置できます!詳しい機能はこちら

5. ショップカード

IMG_3635

ショップカードはLINE上で管理できるポイントカードです。ショップカードを利用するには、LINE公式アカウントの友だちになる必要があるため、無理なく友だち追加を促し、友だち数増加に繋げることができます。また、店舗やオンラインで商品を購入した際にポイントを付与し、一定のポイントが貯まったら特典と交換できるようにすることで再来店を促すことができます。

6. 自動応答メッセージ

友だちからのメッセージを受け取った際、自動でメッセージを送信できる機能です。自動応答メッセージは大きく2つのタイプに分けられます。

  1. 一律応答:友だちからのすべてのメッセージに対して、自動でメッセージを返信
  2. キーワード応答:友だちが送信したメッセージが、事前に設定した「キーワード」と合致する場合にメッセージを送信

以上のようなLINE公式アカウントの機能をさらに効果的に利用したい!という方には以下の記事がおすすめです。
LINEマーケティング:4つのツールで顧客増加、ターゲットリーチ、正確なターゲティングを実現

LINE公式アカウント運用時の注意点

以下では、LINE公式アカウントを運用する際の注意点を3点ご紹介します。

ブロックされる可能性がある

LINE公式アカウントはたくさんの人にリーチできる反面、ブロックされやすいというデメリットがあります。ブロックされる理由は様々ですが、例えば、メッセージの配信数が多かったり、友だちにとって不必要なコンテンツばかり配信していることなどが主なものとして挙げられます。友だちからのブロックを回避するには、「いつ」「誰に」「どんな内容を」送るのかを意識しながらコンテンツ配信していくことが重要です。

LINE公式アカウント運用時には、以下のような施策でブロックされにくい工夫をしましょう。

  • 「セグメント配信」を使ってユーザーが必要な情報に絞った配信をする
  • 「クーポン」や「ショップカード」機能を活用し、お得な情報を定期的に配信する

セグメント配信についてさらに詳しく知りたい方はこちら:
LINE公式アカウントのセグメント配信ー基本と活用例を徹底解説

ブロック率を下げるその他の方法について詳しく知りたい方はこちら:
LINE公式アカウントのブロックを阻止!運用方法を紹介

より多くの友だち獲得が必要

LINEマーケティングの効果を高めるには、より多くの友だちを獲得する必要があります。この記事を読まれている方の中には、来店者数が少なく友だちを集めるのに手こずっている方や、新規の友だちを増やしたいと思われている方もいるのではないでしょうか。

LINE公式アカウントでより多くの友だちを獲得するには、以下のような施策を取り入れることがおすすめです。

  • 友だちを紹介することで特典がもらえる「友だち紹介キャンペーン」を実施する
  • 友だち登録をすると参加できる「抽選ゲーム」を設置する

友だち獲得についてさらに詳しく知りたい方はこちら:
LINE公式アカウントの友だちを増やそう!おすすめの方法4選

登録者数が増えると費用が高くなる

LINE公式アカウントは無料で開設できますが、友だち数が増えれば増えるほどコストがかかります。例えば、フリープランでは月200通までしかメッセージ配信ができないため、それ以上の配信をしたい場合、有料プランの「ライトプラン」または「スタンダードプラン」への変更が必要です。

LINE公式アカウント運用のコストを抑えるには、以下のような施策がおすすめです。

  • 「セグメント配信」や「タグ付け」でターゲットを絞り、属性に合った内容を配信する
  • 通数としてとしてカウントされない「LINE チャット機能」(友だちと一対一のやり取りができる機能)を活用する
  • 従量課金対象外の「自動応答メッセージ」機能で配信コストだけでなく人的コストも削減する

費用を抑えるその他の方法はこちら:
LINE公式アカウント活用法!配信コストを抑えるコツ7+選【料金プラン付き】

LINE公式アカウント運用成功事例

では、LINE公式アカウントのメリットや運用における注意点を確認した上で、実際に企業がLINE公式アカウントをどのように活用しているのか見ていきましょう。

今回ご紹介するのは、AI技術を駆使したベビーモニターを129カ国に展開している、台湾初のブランド「CuboAi」です。

スクリーンショット 2024-02-02 15.50.19

2021年に従来のメルマガマーケティングからLINEマーケティングへと移行したことにより、ユーザー一人ひとりのニーズに沿ったソリューションを提供できるようになりました。

例えば、「ほとんどの人がLINE 公式アカウントの登録後3ヶ月以内に商品を購入している」というデータを元に、一定期間内に友だち登録したファンだけにメッセージを送るようにしました。

その結果、開封率を69%から86%まで上げ、ブロック率を52%から37%まで下げることに成功しました。

事例の詳細について詳しく知りたい方はこちら:
【導入事例】D2Cブランドのコンバージョン率改善:CuboAiが従来のメルマガマーケティングからLINEを使ってリードナーチャリングに移行した理由とは?

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。本記事では、LINE公式アカウントについて、料金プランや基本機能から、ビジネスに取り入れるメリット、運用時の注意点まで解説してきました。

最後に重要ポイントをおさらいしましょう。

LINE公式アカウントを活用するメリット

  • ユーザー数が圧倒的に多い
  • メールよりも開封率が高い
  • 1対1のやり取りが可能

LINE公式アカウント運用時の注意点

  • ブロックされる可能性がある
  • より多くの友達を獲得する必要がある
  • 登録者が増えると費用が高くなる

MAACでLINE公式アカウント活用をもっと効率良く!

クレッシェンドラボが開発したLINE オートメーションツール、「MAAC」ならもっと簡単で効率的なLINE公式アカウント運用が可能です。

具体的には以下のようなことができます。

  • 購買行動、会員情報、インタラクションなどのデータを元にしたセグメント配信
  • ノーコードでの抽選ゲーム・友だち獲得キャンペーンの設置やクーポンの発行

スクリーンショット 2024-02-02 15.14.48

LINE公式アカウントの効果的な運用なら、クレッシェンドラボのMAACにお任せください!

関連記事

  1. LINEアカウントの売上アップ!4つの施策をわかりやすく解説
  2. LINE公式アカウントの友だちを増やそう!おすすめの方法4選
  3. LINE公式アカウントのブロックを阻止!運用方法を紹介

Tomona Hamada

Content Marketer @Japan