LINE公式アカウントは複数作れる?何個まで・複数人管理・多店舗運用まで完全ガイド
クレッシェンド・ラボ 編集部
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結論(3行まとめ)
・LINE公式アカウントは1つのLINEビジネスIDで最大100アカウントまで無料で複数作成できます。作成そのものに追加料金はかかりません。
・複数人での管理は「メンバー権限(役割)」の付与で、複数アカウントの一括設定は公式の「グループ」機能で対応できます。
・ただし店舗数・担当者が増えるほど「担当の重複/運用ルールのブレ/横断レポートの難しさ」が発生します。ここを解決するのが複数アカウントを一元管理する仕組み(CAAC)です。
はじめに
「LINE公式アカウントは複数作れるの?」「複数店舗ぶんを何個まで持てる?」「複数人で管理するにはどうすれば?」——多店舗・多ブランドでLINEを運用しはじめると、必ず出てくる疑問です。
本記事では、LINE公式アカウントの複数作成の可否と上限、複数人での権限管理、アカウントの切り替え、多店舗運用の設計、そして規模が大きくなったときに効く統合管理の方法までを、CRMプラットフォームを提供するクレッシェンドラボが実務目線で整理します。

1. LINE公式アカウントは複数作成できる?何個まで作れる?
結論から言うと、LINE公式アカウントは複数作成できます。上限は1つのLINEビジネスID(旧LINE Business ID)につき最大100アカウント。アカウントの開設自体は無料なので、店舗・ブランド・キャンペーンごとにアカウントを分けて運用することが可能です。
「1店舗=1アカウント」で分けると、店舗ごとに友だちを集めやすく、配信内容も現場に合わせて最適化できます。一方で、アカウントが増えるほど管理の手間も比例して増えていく——これが複数運用の出発点です。まずはLINE公式アカウントそのものの基礎を押さえたい場合は、LINE公式アカウントの作り方・活用ガイドもあわせてご覧ください。
複数アカウントを作成する2つの方法
- ①新規で開設する:LINE公式アカウントの開設フローから、店舗・ブランドごとに新しいアカウントを作成します。
- ②同じビジネスIDに追加する:既存のLINEビジネスIDに紐づける形でアカウントを追加します。同一IDにまとめておくと、後述の「グループ」機能で横断管理しやすくなります。
複数作成のメリット・デメリット
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観点 |
メリット |
デメリット(注意点) |
|---|---|---|
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友だち集め |
店舗・地域ごとにターゲットを絞って集客できる |
アカウントが分散し、全社の友だち数が把握しづらい |
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配信 |
現場に合わせた内容・タイミングで配信できる |
ブランドとしてのメッセージがバラつきやすい |
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運用体制 |
担当店舗のアカウントに集中できる |
担当の重複・対応漏れが起きやすい |
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コスト |
作成は無料 |
配信数はアカウント単位で加算。料金はLINE公式アカウントの料金プランを要確認 |
つまり、複数作成は「作れるか」ではなく「増えたあと運用が回るか」で成否が決まります。
2. LINE公式アカウントを複数人で管理する方法(権限・グループ機能)
1つのアカウントを複数人で管理する場合も、複数アカウントをチームで分担する場合も、鍵になるのは「権限(メンバーの役割)」と「グループ機能」です。
権限(メンバー役割)の種類と設定
LINE公式アカウントには、メンバーを追加して役割を割り当てる機能があります。代表的な役割は次の3つです。
- 管理者:すべての設定・メンバー追加・請求管理まで可能
- 運用担当者:メッセージ配信や応答などの運用が可能(権限設定・請求は不可)
- 閲覧のみ:分析データなどの閲覧のみ可能
複数人で管理するときは、「誰が・どのアカウントを・どこまで操作できるか」を役割で線引きすることが、事故を防ぐ第一歩です。チーム体制の作り方はLINE公式アカウントをチームで運用する方法で詳しく解説しています。
「グループ」機能で複数アカウントを一括管理する
同じビジネスIDに属する複数アカウントは、公式の「グループ」機能でまとめて扱えます。グループに登録したアカウントは、メンバー権限をまとめて管理でき、アカウントをまたいだ運用の土台になります。多店舗で「本部がまとめて権限を管理したい」というニーズに有効です。
アカウントの切り替え方法
複数アカウントを運用する担当者は、管理画面(LINE Official Account Manager)のアカウント選択画面から対象アカウントを切り替えて操作します。数個であればこの切り替えで十分ですが、扱うアカウントが増えると「切り替え」の往復そのものが手間になっていきます。管理画面でできる操作の詳細はLINE Official Account Managerの使い方を参照してください。
3. 多店舗・多ブランドで複数運用するときの設計(本部×店舗)複数店舗・複数ブランドの運用は、機能の話より「運用モデルの設計」で差がつきます。本部と店舗の役割分担をどう決めるかで、スピードと統制のバランスが変わります。
3つの運用モデル(集中/分散/ハイブリッド)
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モデル |
特徴 |
向いている企業 |
|---|---|---|
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①集中管理型 |
本部がすべての配信・設定を管理。統制・ブランド統一に強い |
ブランド統一を最優先する企業/店舗リソースが限られる場合 |
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②分散管理型 |
各店舗が自律的に運用。現場のスピードに強い |
店舗ごとの裁量が大きい業態 |
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③ハイブリッド型 |
本部がルール・テンプレートを整備し、店舗が範囲内で運用。最も多くの企業が採用 |
多店舗・多ブランドの大半 |
複数運用を支える「5つの運用基盤」
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- 役割の明確化:本部/店舗/担当者の権限を定義する
- アセットの標準化:リッチメニュー・テンプレート・タグの命名ルールを統一する
- コミュニケーション設計:配信カレンダーと承認フローを決める
- KPIの共通化:店舗横断で見る指標をそろえる
- データの一元化:アカウントをまたいで顧客データを統合する(オムニチャネルの視点)
4. 公式機能だけでは難しくなる「複数管理」の壁
公式の管理画面でも、複数アカウントの基本的な管理はできます。ただし店舗数・部門数が増えると、標準機能だけでは対応しづらい領域が出てきます。
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公式機能でできること |
公式機能だけでは難しくなりやすいこと |
|---|---|
|
アカウントの複数作成(最大100)/基本的な権限管理/グループでの一括設定/アカウント切り替え |
細かい権限の作り込み/担当の重複防止(応答の割り振り)/テンプレート・タグの横断標準化/全アカウント横断のレポート |
この「壁」を越える手段が、複数アカウントの管理に対応したLINE公式アカウントの拡張ツールです。中でも、対応(カスタマーサポート)と顧客データの一元化に強いのが次に紹介するCAACです。
5. 複数アカウントを統合管理する方法:CAACという選択肢
店舗やブランドが増え、「アカウントの切り替えに時間がかかる」「誰が対応したか分からない」「アカウントごとにデータが分断している」——こうした課題が出てきたら、複数アカウントを1つの画面で統合管理する仕組みを検討するタイミングです。

CAACとは?複数アカウント管理の新基準
CAAC(Customer Assistant on AI Cloud)は、複数のLINE公式アカウントを1つのダッシュボードに統合し、役割ベースの権限管理・応答の自動割り振り・顧客データ連携を実現するプラットフォームです。現場で使えるモバイルアプリも備え、店舗スタッフの対応をそのまま可視化できます。
CAACが解決する3つの主な課題

②権限・自動割り振りでチーム運用を最適化する:役割ベースの権限と自動割り振りで、担当の重複や対応漏れを防ぐ。
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6. 導入事例:4アカウントを統合し、応答速度6倍に
複数のLINE公式アカウントを運用していたある企業では、アカウントごとに問い合わせ対応が分断し、チームの割り振りも非効率という課題を抱えていました。CAACで4アカウントを1つの画面に統合し、応答の自動割り振りとAIによる補助を導入した結果、応答スピードは約6倍に改善。「どのアカウントに・誰が・どう対応したか」が可視化され、店舗横断での品質管理が可能になりました。
複数アカウントの統合は、単なる効率化ではなく「対応品質」と「顧客データ活用」を同時に底上げする打ち手になります。
7. よくある質問(FAQ)
Q. LINE公式アカウントは何個まで作れる?
A. 1つのLINEビジネスIDにつき、最大100アカウントまで作成できます。アカウントの開設自体は無料です。
Q. LINE公式アカウントを複数人で管理できる?
A. できます。メンバーを追加し「管理者/運用担当者/閲覧のみ」などの役割(権限)を割り当てることで、複数人での安全な運用が可能です。
Q. 複数のLINE公式アカウントを1つの画面でまとめて管理できる?
A. 同じビジネスIDのアカウントは公式の「グループ」機能で一括設定できます。応答の割り振りや横断レポートまで含めて一元管理したい場合は、CAACのような統合管理ツールが有効です。
Q. 複数アカウントを統合・一元管理するにはどうすればいい?
A. 公式機能に加えて、複数アカウントを1つのダッシュボードに集約できる拡張ツール(CAAC等)を利用します。切り替えの手間、担当の重複、データ分断をまとめて解消できます。
Q. 複数作成に追加料金はかかる?
A. アカウントの作成自体は無料です。ただし配信メッセージ数はアカウント単位で加算されるため、運用規模に応じた料金プランの確認をおすすめします。
まとめ:複数運用は「交通整理」と「業務標準化」で安定する
LINE公式アカウントは、1つのビジネスIDで最大100アカウントまで複数作成でき、権限とグループ機能で複数人・多店舗の管理も可能です。しかし本当の課題は「作れるか」ではなく、増えたあとに運用が回るか。役割の線引き(交通整理)とアセット・データの標準化が、複数運用を安定させる土台になります。
店舗横断での一元管理・対応品質・データ活用まで踏み込むなら、複数アカウントを統合するCAACの活用が近道です。自社の運用設計を整理したい方は、クレッシェンドラボまでお気軽にご相談ください。
クレッシェンド・ラボ 編集部
LINEマーケティング、CRM、AIを活用した顧客コミュニケーションをテーマに、現場で使える実践ノウハウと最新トレンドを発信しています。日本・アジア800社以上の支援実績と、MAAC・CAACをはじめとする自社プロダクトで培った知見をもとに、LINE公式アカウントの運用やセグメント配信、顧客データ活用、AIカスタマーサービスまで、成果につながる情報をお届けします。
