LINEミニアプリは、LINE上で新たなアプリをダウンロードせずに利用できるサービスで、企業や店舗の運営に便利な機能が揃っています。
この記事では、LINEミニアプリの基本情報から導入するメリット・デメリット、具体的な開発方法、最新の事例などについて詳しく解説します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- LINEミニアプリとは何か知りたい
- LINEミニアプリの導入を検討している
- LINEミニアプリをどう活用できるかを学びたい
【目次】
LINEミニアプリとは
著作者:creativeart/出典:Freepik
LINEはメッセージングアプリとしてスタートしましたが、近年では決済やショッピング、ゲームなど、さまざまなサービスを提供する「スーパーアプリ」へと進化しています。
LINEミニアプリは、このスーパーアプリ戦略の一環として、LINE上で新たなアプリをダウンロードせずに利用できるサービスです。以下のような、企業や店舗の運営に便利な機能が揃っています。
また、メッセージ通知やLINE公式アカウントの友だち追加を通じて新規顧客やリピーターの獲得にも役立ちます。
▼ LINEミニアプリについて詳しく知りたい方は、こちらから資料をダウンロードできます
資料ダウンロード - LINEミニアプリ スタートガイド|LINEヤフー for business
LINEミニアプリとLINE公式アカウントとの違い
LINE公式アカウントはユーザーとのコミュニケーションや情報発信に役立ち、LINEミニアプリは主に店頭における利便性の向上に役立つといった強みの違いがあります。以下、それぞれの目的と特徴を簡単にまとめています。
LINE公式アカウントの目的と特徴
企業や店舗が無料でアカウントを開設し、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けられるサービスです。これにより、ユーザーとチャットをしたり、新商品の告知やクーポンを配信することで販促活動が手軽に行えます。
▼ LINE公式アカウントについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください
LINE公式アカウントとは?基本機能から運用時の注意点まで紹介!|Crescendo Lab
LINEミニアプリの目的と特徴
店舗運営の業務効率化やコスト削減、顧客体験の向上を目的としたサービスです。飲食店や美容室、小売店などさまざまな業種で、モバイルオーダー、デジタル会員証、順番待ちシステムなどのサービスをLINE上で提供できます。
LINEミニアプリとLIFFアプリとの違い
LIFFアプリとは
LIFF(LINE Front-end Framework)は、LINE上で動作するWebアプリケーションを開発するためのプラットフォームで、LIFF上で動作するアプリをLIFFアプリといいます。LINEミニアプリもLIFF技術を使用して開発されており、LIFFアプリの一種です。
▼ LIFF(LINE Front-end Framework)について、詳しくはこちらの記事をご参照ください
LINE Front-end Framework (LIFF)|LINE Developers
LINEミニアプリとLIFFアプリとの違い
- LINEミニアプリとしてリリースされるためには、LINE社の審査を通過する必要があります
- LINEミニアプリではService Messageなどのカスタム機能が利用可能となります
- LINEミニアプリはスマートフォン版LINEでのみ動作しますが、LIFFアプリはスマートフォン版LINEと一般ブラウザの両方で動作します
LINEミニアプリにアクセスする方法
ユーザーは、LINE内外からLINEミニアプリにアクセスすることができます。
LINE外部
以下のプラットフォームから、パーマネントリンクを用いてLINEミニアプリにアクセス可能です。
- ウェブサイト
- メール
- テキストメッセージ
- QRコード
LINE内部
- LINE公式アカウント上で、メッセージやリッチメニューのリンクを通じてLINEミニアプリにアクセスできます(左の画像)
- LINEの[ホーム]タブの[サービス]から最近利用したLINEミニアプリにアクセスできます(右の画像)
- LINEの検索機能や友だちとのメッセージシェアでもLINEミニアプリを利用できます
引用:LINEミニアプリとは|LINE Developers
LINEミニアプリでできること
LINEミニアプリは用途に応じて、様々な機能を搭載することが可能です。ここでは、以下の代表的な機能3つを紹介します。
モバイルオーダー
引用:LINEミニアプリ完全ガイド|導入方法や費用、導入事例まで|LINEヤフー for business
LINEミニアプリを利用することで、ユーザーはLINE上で簡単に商品を注文することができます。例えば飲食店では、テーブルに置いてあるQRコードを読み込むだけで注文ページが立ち上がり、注文から決済まで全てLINE内で完結させる、といったことが可能です。
モバイルオーダー機能の利用により、スタッフの負担やオーダーミスを減らすことができます。さらに、店内注文だけでなく、事前注文やテイクアウト予約にも対応しており、業務の効率化を図ると同時に、売上を増やすことも可能です。
▼ モバイルオーダーについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください
モバイルオーダーシステム|店舗の導入方法、費用、失敗しないポイント|LINEヤフー for business
デジタル会員証
引用:LINEミニアプリ完全ガイド|導入方法や費用、導入事例まで|LINEヤフー for business
LINEミニアプリを利用すれば、ユーザーはQRコードを読み込むだけでLINE上で会員証を発行・管理することができ、紙カードの管理・コストが不要になります。
また、バーコード画面によるポイント付与やクーポン発行機能も搭載可能で、会員証の利用促進とリピーター獲得にもつながります。
▼ デジタル会員証について、詳しくはこちらの記事をご参照ください
デジタル会員証とは?移行・管理のメリットと導入方法|LINEヤフー for business
順番待ちシステム
引用:LINEミニアプリ完全ガイド|導入方法や費用、導入事例まで|LINEヤフー for business
LINEミニアプリの順番待ちシステムは、整理券や紙のウェイティングリストの代わりに、スマホ上で入店の順番管理ができるサービスです。ユーザーはQRコードを読み込み、LINE上で混雑状況や待ち時間を確認でき、呼び出し機能で順番が来た際に通知を受け取ることできます。
これにより、お客様は店頭での混雑を避け、待ち時間を有効活用できるようになり、店舗側にとっても、受付業務が効率化されます。
▼ 順番待ちシステムについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください
順番待ちシステムとは|店舗の導入方法、失敗しないポイント、事例|LINEヤフー for business
LINEミニアプリを使うメリット
著作者:freepik/出典:Freepik
LINEミニアプリを導入するメリットは何なのでしょうか?以下の3点に絞って、自社開発アプリを導入する場合と比較しながら解説します。
お客さまに使ってもらいやすい
LINEミニアプリは、LINEの利用者であれば追加のアプリをダウンロードする必要がなく、QRコードやURLを読み込むだけですぐに利用可能です。そのため、自社開発のアプリを利用する場合に比べて、ダウンロードや新規登録、ログインの手間を省くことができます。
また、スマホの容量を圧迫せず、ホーム画面もすっきり保つことができるため、ユーザーの心理的負担も少ないです。総じて利用のハードルが低いため、アプリの利用促進につながります。
アプリ開発の負担が小さい
LINEミニアプリを導入する際には、既存のパッケージを利用することが多く、用途に合わせて既存の機能を選択するだけで開発が可能です。また、iOS版とAndroid版を個別に開発する必要がないことや、セキュリティや安定性の高いLINEのプラットフォームを利用するため、追加のメンテナンスが不要といった利点もあります。
総じて、独自アプリの開発に比べて、開発コストが低く、短期間での開発が可能であるため、比較的容易にアプリを導入することができます。
ユーザーデータを活用できる
LINEミニアプリをユーザーが利用すると、LINEのユーザー情報と合わせて、来店回数や最終来店日時、購入履歴、離脱ポイントなどのデータを取得することができます。
これらのデータをもとに、ユーザーごとに個別化されたキャンペーンを行えたり、アプリや商品の改良につなげることができます。
LINEミニアプリを使うデメリット
次に、LINEミニアプリを導入するデメリット3つです。
オリジナリティに欠ける
事前に用意された機能内でLINEミニアプリを開発する場合、用途に合わせて柔軟に機能を追加することが難しくなります。また、デザインについても、LINEのプラットフォームに準拠したデザインがもとになっており、ブランドスタイルに合ったユニークなUIの構築も難しいです。
LINEを使っていない人(特に外国人など)には利用できない
LINEミニアプリは、LINEアプリをインストールしているユーザーのみが利用できます。そのため、LINEを利用していない外国人のお客さまなどには、一般的なアプリのほうが使い勝手が良いかもしれません。
LINEからの審査が必要
LINEミニアプリを公開するには、LINEからの審査を通過することが必要です。審査に時間がかかったり、LINEのガイドラインに準拠する必要があり、一般的なアプリに比べて公開までのハードルが少し上がります。
LINEミニアプリの開発方法
引用:LINEミニアプリ完全ガイド|導入方法や費用、導入事例まで|LINEヤフー for business
LINEミニアプリは上記の流れで開発することができます。全体のフローを以下の3つのステップに分けて、詳しく解説します。
パッケージ・個別開発の選択
LINEミニアプリの開発方法には、大きく分けて「パッケージ」と「個別開発」の2つの方法があります。以下、各方法について説明していますので、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、用途や予算に合った方法を選びましょう。
引用:LINEミニアプリ完全ガイド|導入方法や費用、導入事例まで|LINEヤフー for business
パッケージ
LINEミニアプリの一般的な機能について、開発済みの機能一式を導入する方法です。
- メリット:ゼロから開発する手間が省け、低いコストで短期間のうちに開発できる
- デメリット:パッケージごとに機能やフォーマットが決まっているため、独自の機能やデザインを持ったアプリの開発は難しい
個別開発
課題やニーズに合わせて、オーダーメイドで機能やデザインを設計する方法です。
- メリット:自社に最適なサービス設計が可能
- デメリット:パッケージ利用に比べてコストが高く開発にかかる時間も長い
開発会社の選定、アプリの開発依頼
開発方法を選択したら、次は開発会社の選定に移ります。「パッケージ」と「個別開発」では、依頼できる開発会社が異なります。
- 「パッケージ」の導入を希望の場合:「LINEミニアプリ認定パッケージ一覧」からパッケージを提供している開発会社を選ぶことができます。
- 「個別開発」を希望する場合:「LINEミニアプリ認定個別開発企業一覧」から個別開発を行っている開発会社を選ぶことができます。
開発会社が決まれば、アプリ内容の企画から開発、公開まで、開発会社が一元で請け負ってくれます。
審査、公開
アプリの開発が完了したら、LINE社側での公開審査を経て、通過したらサービス提供開始となります。審査には一般的には2~3週間かかると言われています。
LINEミニアプリの最新事例
LINEミニアプリは多様な業種で利用されていますが、ここでは、以下の最新事例5つについて紹介します。
それぞれの企業でLINEミニアプリの導入に至った経緯や、導入によって得られた効果について簡単にまとめていますので、ぜひご参考にしてください。
▼ LINEミニアプリの導入事例一覧はこちらから確認できます
事例記事一覧|LINEヤフー for Business
大江ノ郷自然牧場
鳥取県八頭町にある大江ノ郷自然牧場は、1994年に開業した、自然素材の飼料と平飼いにこだわる養鶏施設です。現在はレストラン3店舗とホテルも運営しており、年間約35万人が訪れるリゾート牧場として地域の観光産業をけん引しています。
大江ノ郷自然牧場は、2018年にLINE公式アカウントを開設し、2021年3月に順番待ちサービス「matoca」のLINEミニアプリを導入しました。従来のメールによる順番待ちシステムの手間が改善され、LINE公式アカウントへの友だち追加を促すことで友だち数の増加にもつながりました。
以下、LINEミニアプリの導入による効果の詳細です。
- 順番待ちの発券時にメニュー予約ができる機能も追加し、店舗オペレーションがスムーズになった
- LINEミニアプリの導入後、LINE公式アカウントの友だち数は2倍以上に増加。ブロック率は15%ほどに抑制できた
- LINE公式アカウントで期間限定ドリンクの無料クーポンを配信した際は、約80%の開封率を記録。約2週間で1,000件以上の来場利用と約80件のEC購買につながった
参照:待ち時間が“楽しく”なる? LINEミニアプリの「順番待ち」でユーザーの利便性を向上させた牧場リゾートの取り組み|LINEヤフー for business
R Baker
R Bakerは、花や果実、野菜から抽出した自然酵母を使用したパンが評判のベーカリーカフェで、直営店およびフランチャイズ店を含め、全国に32店舗(2022年5月末時点)を展開しています。
R Bakerは、2022年2月にLINE公式アカウントを開設し、同時にLINEミニアプリでポイントカード機能を備えたデジタル会員証を導入しました。従来のスタンプカードではできなかった、会員データと購買行動の紐づけが可能になり、より個別化されたマーケティング施策を目指しています。
以下、LINEミニアプリの導入によって既に得られている効果です。
- LINE公式アカウントとLINEミニアプリの運用開始から3カ月で、仮会員となる友だち数は1万人を突破
- LINE公式アカウントのメッセージ配信でポイント5倍の告知を配信したところ、会員数の伸びは前週比較で125%を記録
参照:LINEミニアプリで効率的に会員データを取得!アールベイカーのマーケティング戦略|LINEヤフー for business
四十八漁場
東京都豊島区に本社を置くエー・ピーホールディングスは、全国に約200店舗の飲食店を展開しており、地鶏料理が人気の「塚田農場」、新鮮なホルモンが自慢の「芝浦食肉」など、複数のブランドを運営しています。その中でも、魚貝専門居酒屋の「四十八漁場」は、鮮度抜群の魚介を提供することで知られています。
2021年12月には、モバイルオーダー機能を持つ「ダイニー」のLINEミニアプリを導入し、業務効率化を実現しました。また、LINE公式アカウントとの連携による集客施策の強化も達成しています。
以下、LINEミニアプリの導入による効果の詳細です。
- 全体の7割ほどのお客さまがモバイルオーダーで店内注文。2022年12月の繁忙期には以前より1~2人スタッフが少なくても店舗を運営できた
- 以前は1時間ほどかかったハンディの日替わりメニュー作成が、ダイニーでは30分ほどで完了。軽微なメニュー修正もクイックに行えるようになった
- ダイニーのLINEミニアプリ導入前、約2万3000人だった四十八漁場ブランドのLINE公式アカウントの友だち数が、約1年で10万人を突破
参照:1ヵ月でスピード導入!マイナス2名体制で繁忙期を乗り越えた魚貝専門居酒屋の「モバイルオーダー」のLINEミニアプリ活用|LINEヤフー for business
三井住友カード株式会社
SMCCは会員事業、加盟店事業、受託事業を中心に展開する大手クレジットカード会社です。
会員向けサービス「Vpass」の機能を、よりライトなユーザーにも普及させることを目的に、各種照会や手続きサービスを盛り込んだLINEミニアプリを開発しました。サービスの利用促進に加えて、LINE公式アカウントとの連携によるユーザーとの持続的なコミュニケーションも体感しています。
以下、LINEミニアプリの導入による効果の詳細です。
- LINEミニアプリをリリースした初動1週間は、前週比でID連携数が約8倍に。その後は約5倍で推移
- ユーザーが契約するカードの種類や利用状況を基にメッセージを送り分け、開封率は70%、クリック率は13%に達した
参照:金融業界初!会員サービス「Vpass」のID連携数を5倍に伸長させた三井住友カードのLINEミニアプリ活用|LINEヤフー for business
株式会社カネボウ化粧品
カネボウ化粧品は美容部員による店舗接客を強みとして、これまで全国の百貨店や総合スーパーに店舗を中心に展開してきた、化粧品会社です。
既存のネイティブアプリ「スマイルコネクト」の機能をLINE上に引き継ぎ、更にLINE公式アカウントとの連携を含めたオンラインでのコミュニケーション強化を目的として、独自のLINEミニアプリを開発しました。
以下、LINEミニアプリの導入による具体的な効果です。
- 導入から6ヵ月経過して、LINE公式アカウントのメッセージ開封率はほぼ70%以上、関連リンクのCTRは10~15%前後を記録
- LINEミニアプリを利用するユーザーデータを基にしたブランド横断型の統合マーケティングに向けて、サービスの活用が進んだ
参照:メッセージ開封率がネイティブアプリ運用時の2倍に伸長! カネボウ化粧品のLINEミニアプリ活用|LINEヤフー for business
LINEミニアプリの効果的な使い方
LINEミニアプリは、企業や店舗での顧客体験の向上を目的としていますが、以下の使い方をすれば集客・販促にも役立てることができます。
▼ LINEを使った集客・販促について、詳しくはこれらの記事をご参照ください
LINEマーケティングとは?特徴と成功事例を分かりやすく紹介|Crescendo Lab
LINE公式アカウントで集客する方法は?コツや活用事例も紹介|Crescendo Lab
LINE公式アカウントとの連携
引用:LINEミニアプリ スタートガイド|LINEヤフー for Business
LINEミニアプリとLINE公式アカウントを組み合わせることで、ユーザーとの関係性を深めることができ、リピーターを増やすための強力なツールとなります。
以下、連携の簡単な流れです。
- ユーザーが初めてLINEミニアプリを利用する際に、同意画面を通じてLINE公式アカウントに友だち追加される仕組みを導入する
- この仕組みを用いて、LINEミニアプリの利用と同時にLINE公式アカウントの友だちとなってもらう
- 友だちになったユーザーに対して、メッセージ配信を通じて継続的にアプローチする
さらに、LINE公式アカウントのリッチメニューにLINEミニアプリへのリンクを設置することで、ユーザーが簡単にミニアプリを起動できるようになります。これにより、ユーザーの利便性が向上し、ミニアプリの利用頻度を増やすことができます。
LINEミニアプリのデータを活用
引用:LINEミニアプリ スタートガイド|LINEヤフー for Business
LINEミニアプリを利用する際に、ユーザーの登録情報や行動履歴などのデータを取得することができ、このデータをもとに集客や販促施策を強化することができます。
以下、データ活用の例を3つ紹介します。
-
ユーザーごとの来店回数を計測し、一定回数以上訪れたユーザーに対して、LINE公式アカウントを通じて特別なメッセージやクーポンを配信する
-
特定の商品を購入したユーザーに対して、LINE広告を用いて関連商品の広告を配信する
-
ユーザーの行動データを蓄積し、LINEミニアプリ内でユーザーがよく離脱するポイントやよく見られているエリアを分析することで、アプリの使い勝手を改善する
LINE公式アカウントの効果的な利用に役立つツール「MAAC」
LINEミニアプリとLINE公式アカウントの両方を利用する場合は、当社クレッシェンド・ラボが開発したLINE公式アカウントのサポートツール「MAAC」の導入も併せてご検討ください。
LINE公式アカウントを効果的に利用するにあたって、以下のような多彩な機能を揃えています。
- 購買行動、会員情報、インタラクションなどのデータを元にしたセグメント配信
- ノーコードでの抽選ゲーム・友たち獲得キャンペーンの設置やクーポンの発行
まとめ
以下、本記事の要点です。
- LINEミニアプリは、新たなアプリをダウンロードせずにLINE上で利用できるサービスで、モバイルオーダー、デジタル会員証、順番待ちシステムといった、企業や店舗の運営に便利な機能を提供することができます。
- LINEミニアプリは、自社開発アプリに比べて、ユーザー・事業者の両者にとって利用のハードルが低いことが一番のメリットです。その一方で、独自の機能やデザインを追求することが難しいといったデメリットも存在します。
- LINEミニアプリの開発には、「パッケージ」と「個別開発」の2通りの方法があり、幅広い用途や予算に合わせて開発することができます。最新の事例として、「パッケージ」を選択した3社と「個別開発」を選択した2社を紹介していますので、導入を検討の際はぜひ参考にしてみてください。
- LINEミニアプリを更に有効活用するために、LINE公式アカウントと連携することとLINEミニアプリのデータを活用することが効果的です。これにより、LINEミニアプリの利用から集客・販促にスムーズに移行し、施策強化に役立てることができます。