月間利用者数が1億ユーザーを突破(2025年末時点)したコミュニケーションアプリ「LINE」は、国内人口の大部分を網羅するビジネスに不可欠なインフラです。現在、BtoBマーケターにとってLINEは単なるチャットツールではありません。顧客データを統合し、ビジネスのROIを最大化するための強力なプラットフォームとして機能します。
LINEを通じてマーケティング活動を本格化し、売上向上を実現するには、法人向けのLINEビジネスアカウント(LINE公式アカウント)の開設が必要です。
この記事では、企業がLINEを活用して顧客との関係を構築し、エンゲージメントを向上させるための効果的な集客・マーケティング手法を解説します。
LINEビジネスアカウントの作成方法から、料金プラン、ログイン方法、メッセージ配信機能、リッチメニュー、自動応答など、ビジネスでLINEを始める際に知っておきたい情報を網羅的にご紹介します。
LINEビジネスアカウントとは?
LINEビジネスアカウントは「LINE公式アカウント」とも呼ばれます。個人事業主や法人に関係なく、誰でも作成することが可能です。通常のLINEアプリでのトークとは異なり、ビジネス利用を目的とする場合は、このLINE公式アカウントを開設して運用します。
本記事では主にLINE公式アカウントの作成方法および管理方法を解説するため、機能に関しては以下のページを参考にしてください。
参考:【徹底解説】LINE公式アカウントでできること!(2025年版)
LINEビジネスアカウントの注意点
LINEビジネスアカウントを利用する際はいくつかの注意点があります。
- ブロックされる:メッセージの配信数が多かったり、友だちにとって不必要なコンテンツばかり配信しているとブロックされやすい
- 登録者数が増えると費用が高くなる:LINE公式アカウントは無料で開設できますが、友だち数が増えれば増えるほどコストがかかります
より具体的なメリットとデメリットを、以下のページで詳しく解説しています。もし良ければ参考にしてください。
参考:【徹底解説】LINE公式アカウントでできること!(2025年版)
LINEビジネスアカウントの料金プラン一覧
LINEビジネスアカウントには、3つの料金プランが用意されております。
【2026年最新版】無料から始められるLINE公式アカウントの料金プラン
また、2026年10月には追加メッセージ料金の改定(2段階制への移行など)が予定されています。最新のコスト構造を把握し、費用対効果を見据えた運用計画を立てることをおすすめします。
| プラン名 | 月額 | 無料メッセージ数 | 追加メッセージ可否 |
| 1. コミュニケーションプラン | 無料 | 200 | 不可 |
| 2. ライトプラン | 5,000円 | 5,000 | 不可 |
| 3. スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000 | 可(3円/通) |
※すべて税別となります。

プラン間の違いは、「無料メッセージの配信数」と「追加メッセージの可否」です。
途中からプランを変更可能なため、最初はコミュニケーションプランからスタートし、操作に慣れてきたら有料プランに切り替えることをおすすめします。
LINEビジネスアカウントの作成方法
LINE公式アカウントを作成するには、「LINE Business ID」というものが必要です。
新規作成の際は、以下の画面で「LINEアカウントで登録」または「メールアドレスで登録」を選択して進めてください。

- LINEアカウントで登録: :個人が普段利用しているLINEアカウントを使用します。
- メールアドレスで登録: :メールアドレスを使用します。
※ 個人用のLINEアカウントと連携することで、テスト配信をLINEで受信することが可能です。メールアドレスで登録した場合でも、あとからLINEアカウントを紐付けることで受信対応ができます。(既存の友だちに個人のLINEアカウント情報が表示されることはありません)
管理画面へのログインと設定手順
LINE公式アカウントが作成できたら、管理画面にログインします。

- 「LINE Official Manager」(https://www.lycbiz.com/jp/login)にアクセスします。
- 「管理画面にログイン」を選択します。
- LINEアカウントまたはメールアドレスのいずれか、登録した方法を選んでログインします。
アカウント情報の設定
ログイン後、以下の画面が出てくるので、必要項目を設定します。

- アカウント名
- メールアドレス
- 会社・事業者の所在国・地域
- 業種
- 運用目的
- 主な使い方
認証済アカウントの場合、「店舗・施設情報」や「会社情報」の入力項目が追加されます。
入力が完了すると、いちばん下の「確認」ボタンを押すことで設定が完了します。
これでLINE公式アカウントの作成が完了します。
認証済アカウントになるには

LINEビジネスアカウントは、以上で開設完了ですが、開設時点では「未認証アカウント」として登録されます。
青色のバッジが付与され、さまざまなメリットが得られる「認証済アカウント」にするには、LINEヤフー社の審査が必要です。審査は管理画面から簡単にアカウント認証リクエストを行うことで申し込めます。以下の手順に従って操作してください。

-
管理画面にログイン
管理画面にアクセスしてログインします。
-
設定画面を開く
LINE公式アカウントの管理画面の右上にある「設定」をクリックし、「アカウント設定」画面を開きます。(上の画面が出てきます)
-
認証リクエストを送信
「情報の公開」セクションにある「認証ステータス」の欄で、「アカウント認証リクエスト」ボタンをクリックします。
-
情報を入力
必要事項を入力して審査結果の連絡を待ちます。
LINEビジネスアカウントの管理方法
アカウントを開設したら、次に管理をしなければなりません。
LINE Official Managerでは、LINE公式アカウントで利用できる以下のような機能の設定をすることができます。
|
管理方法の詳細は、以下のページに書かれているので、参考にしてください。
参考:LINE公式アカウントの管理画面の使い方!ログイン方法も解説
分断されたデータを統合するアジア最大級のAI対話クラウド「MAAC」
LINE公式アカウントの標準機能だけでは、複雑な条件設定や緻密なセグメント配信に限界があり、顧客データの真の価値を引き出せないケースが少なくありません。
貴社のマーケティング効果を最大化するためには、単なる機能拡張ではなくデータの統合が必要です。弊社が提供する「MAAC」(Messaging Analytics and Automation Cloud)は、アジアNo.1のAI対話クラウドです。部門間で分断された冷たいデータを活きた資産(SSOT:単一の真実の情報源)である「AIデータ金庫」へと変え、リアルな対話に基づくデータ駆動型AIによって、顧客とのコミュニケーションを通じて顧客のLTV向上へと結びつけます。

例えばMAACの一つの機能は、AI機械学習を活用して、ユーザーの閲覧履歴、カート追加、購入行動などを自動的に追跡・分析できます。ユーザーが興味を持つ商品を予測し、そのデータを基に、LINE公式アカウントでレコメンドメッセージを作成し、ユーザーが最も開封しやすい時間帯に送信します。
成功事例として、MAACを利用する日産自動車台湾のマーケティング チームは次のように述べています。「SurveyCake のアンケートを使用して、顧客が興味を持っている車を把握しています。顧客が好みの車を明確に回答してくれた際、MAAC を通じて対応する車種の割引を自動的に顧客にプッシュすることが可能になりました。 」
複数アカウント運用をより効率的にしたいなら「CAAC」
日本各地に店舗があるような複数店舗運営する場合は、複数のLINE公式アカウントを作成するほうがおすすめです。
しかし、効率的な管理やスピーディーかつ一貫な顧客対応を保つことは、運営社にとって避けられない課題です。アカウント切り替えの手間、チーム間での情報共有不足が顧客体験に悪影響を与えることも少なくありません。

その課題を解決し、部門の壁を越えたROI創出を実現するために誕生したのが「CAAC」(Conversation Analytics and Automated Cloud)です。
CAACは、複数のLINE公式アカウントを効率的に一元管理できるだけでなく、MAACと深く連携するマルチチャネルエコシステムの中核を担います。CAACのカスタマーサポートで得たリアルな対話履歴を、MAACのパーソナライズされたマーケティングジャーニーのトリガーとして活用することが可能です。カスタマーサポートとマーケティングの融合を実現し、顧客対応をコストではなく新たな収益源へと転換します。
- メッセージ履歴を一括管理
- データバックアップで安心の運用
- 権限設定で安心管理
- 自動割り振りでスピーディな対応
- よくある質問や定型対応をAIでスムーズに処理
- 多形式のファイル送信をサポート
などの機能が備わっており、複数アカウント管理をシンプルにし、業務効率と顧客満足度を向上させます。詳しくは以下のページを参考にしてください。
参考:複数LINE公式アカウントの管理方法|CAACで一元化&効率UP!
まとめ
いかがでしたか。
LINE公式アカウントは、幅広い層にアプローチできる強力なマーケティングツールです。無料で作成可能で、メッセージ配信や自動応答、リッチメニューなど多機能を活用し、顧客とのエンゲージメントを高められます。
クレッシェンド・ラボ(Crescendo Lab)が提供する「AIデータ基盤」を活用し、マーケティング・営業・カスタマーサポートの各部門を一つのサイクルでつなぐことで、すべての顧客接点を確実な収益(ROI)へと転換しましょう。貴社のビジネス課題に合わせた具体的な活用事例をご用意しております。ぜひ「資料をダウンロード」していただくか、「無料相談を予約する」からお問い合わせください。
クレッシェンド・ラボ 編集部
LINEマーケティング、CRM、AIを活用した顧客コミュニケーションをテーマに、現場で使える実践ノウハウと最新トレンドを発信しています。日本・アジア800社以上の支援実績と、MAAC・CAACをはじめとする自社プロダクトで培った知見をもとに、LINE公式アカウントの運用やセグメント配信、顧客データ活用、AIカスタマーサービスまで、成果につながる情報をお届けします。