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【徹底解説】LINE公式アカウントでできること!(2024年版)

LINEマーケティング • 2024/02/08 17:52:14 • Written by: Kan Morita

LINE公式アカウントには、メッセージ配信クーポン配布など、集客や売上アップに役立つ様々な機能が備わっており、多くのビジネスで利用されています。

しかし、

  • 「そもそも、LINE公式アカウントで何ができるのか?」
  • 「具体的にどのような機能があるのか?」
  • 「ビジネスに活用するにはどうすればよいのか?」

といった疑問をお持ちの方も多いと思います。

そこで本記事では、

  • LINE公式アカウントの基本情報
  • 具体的な機能(基本機能、オプション機能)
  • ビジネスでの活用方法

を、網羅的に解説します。この記事を参考に、今日からLINE公式アカウントを活用してみましょう!


【目次】



LINE公式アカウントとは?

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LINE公式アカウントは、日本全国で広く使われる「LINE」上で、企業や店舗が顧客に直接メッセージやクーポンを配信するためのビジネス用アカウントです。

2019年に「LINE@」などが統一され、無料で簡単に開設できるため、幅広い業種で活用されています。

LINE公式アカウントを利用するメリット

LINE公式アカウントを利用するメリットとして、以下の点が挙げられます。

  1. 幅広い年齢層のリーチ力
  2. 高い開封率
  3. 使いやすいコミュニケーション機能
  4. 柔軟な導入コスト

1.幅広い年齢層のリーチ力

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引用:LINE Business Guide

国内ユーザーは9,600万人を超え、老若男女にアプローチできるLINEは、日本で圧倒的な利用率を誇るコミュニケーションプラットフォームです。

2.高い開封率

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引用:LINEヤフーfor Business|メッセージ配信の特徴や種類、効果的なメッセージとは

LINEメッセージは約80%のユーザーがその日のうちに開封するため、他のメルマガやSNSに比べて即時性・開封率が高く、ユーザーに確実に情報を届けやすいのが特徴です。

3.使いやすいコミュニケーション機能

LINE公式アカウントを通じてスタンプやクーポン、アンケート機能なども活用でき、販促やマーケティング活動を1つのプラットフォームで完結させることが可能です。

4.柔軟な導入コスト

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引用:LINE Business Guide

無料の基本機能が充実しており、予算に応じた有料プランも利用できるため、企業規模にかかわらず導入しやすく、効果的な運用が可能です。

LINE公式アカウントの2つの種類(認証済アカウント・未認証アカウント)

LINE公式アカウントには、未認証アカウント認証済アカウントの2種類があり、さらに認証済アカウントの中でもLINEヤフー社が選抜した優良なプレミアムアカウントがあります。

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1.未認証アカウント

公式アカウント開設時に自動的に付与され、審査が不要で基本機能を利用可能です。

2.認証済アカウント

LINEの審査を通過したアカウントであり、信頼性が高く、顧客からの信頼も得やすい点が特徴です。また、認証済アカウントには特別なバッジが付与され、多機能なツールや認証アカウント限定の機能が提供されるため、マーケティングの幅が広がります。

(詳しい機能についてはこちらから)

3.プレミアムアカウント

認証済アカウントのうち、さらにLINEヤフー社が独自に審査・選定しているもので、一般の運用者が申請・取得することはできません。したがって、LINE公式アカウントを運用する際には、基本的に「認証済アカウント」または「未認証アカウント」のいずれかを選択することになります。

LINE公式アカウントの料金プラン、アカウントの作り方

LINE公式アカウントの料金プランアカウントの作り方について、以下で解説します。

料金プラン

LINE公式アカウントには、以下の3つの料金プランがあります。

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引用:LINE公式アカウント、料金プラン改定のお知らせ

プラン選びの際は、アカウントの友だち数や月間配信数に応じて検討するのがポイントです。最初は無料のコミュニケーションプランから始めて、利用状況に応じてライトプランスタンダードプランへの変更を検討すると良いでしょう。

また、最適なプランを簡単に見つけられる「通算費用シミュレーター」も活用すると便利です。

料金を計算してみる>>

アカウントの作り方

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引用:LINE公式アカウントをはじめよう

LINE公式アカウントの登録は非常に簡単で、LINEの公式サイトから以下の手順に従って、数分の手続きで完了します。

  1. LINEの公式サイトを開く
  2. LINEビジネスIDを登録する
  3. 必要な情報を入力する
  4. 管理画面にアクセスし、アカウントの設定に進む

LINE公式アカウントで利用できる機能とは?

LINE公式アカウントには、どのプランでも利用可能な基本機能と、別途サービスの申込や連携をおこなうことで利用できるオプション機能があります。

  1. メッセージ配信:友だち追加したユーザーに対して、テキスト、画像、動画、クーポンなど多様な形式のメッセージを送信できます。
  2. ステップ配信:ユーザーの行動や登録日からの経過日数に応じて、自動的にメッセージを配信する機能です。
  3. チャット:ユーザーと1対1でリアルタイムにコミュニケーションが取れます。
  4. リッチメニュー:トーク画面下部に画像付きのメニューを表示し、ユーザーを特定のページや機能に誘導できます。
  5. クーポン・抽選:ユーザーに対してクーポンの配布や抽選イベントを実施できます。
  6. ショップカード:デジタルスタンプカードを提供し、リピーターの増加を促進します。
  7. 自動応答メッセージ:ユーザーからの特定のキーワードに対して、自動的に設定したメッセージを返信します。
  8. LINE VOOMへの投稿:タイムライン上に情報を投稿し、フォロワーに最新情報を届けます。
  9. LINEコール:ユーザーと音声通話やビデオ通話が可能です。
  10. レポート機能:メッセージの開封率やクリック率など、配信結果を分析できます。
  1. LINE Messaging API:独自のチャットボットやシステムと連携し、より高度な自動応答やユーザー管理が可能です。
  2. 友だち追加広告:広告を通じて新規の友だち追加を促進できます。
  3. LINEで予約:ユーザーがLINE上で直接予約を行える機能です。
  4. プレミアムID:希望する文字列でIDを設定でき、ユーザーが検索しやすくなります。

以下、基本機能とオプション機能それぞれについて詳細に解説します。

LINE公式アカウントの基本機能

以下、LINE公式アカウントの基本機能について、個々に解説します。

  1. メッセージ配信
  2. ステップ配信
  3. チャット
  4. リッチメニュー
  5. クーポン・抽選
  6. ショップカード
  7. 自動応答メッセージ
  8. LINE VOOMへの投稿
  9. LINEコール
  10. レポート機能

1.メッセージ配信

LINE友だちに対して様々なメッセージを配信できる機能です。配信できる内容は以下のようなものがあります。

  • テキスト
  • スタンプ
  • リッチメッセージ
  • リッチビデオメッセージ
  • 動画
  • ボイスメッセージ
  • カードタイプメッセージ

リッチメッセージでは、画像とテキストが合わさったコンテンツが作成でき、リッチビデオメッセージでは、配信した動画が自動再生され、再生後に任意のアクションを促すことができます。

また、テキストのみ配信するのではなく、スタンプや画像など、様々な種類のメッセージを組み合わせることで、「飽きさせない」工夫をしていくことが大切です。

2.ステップ配信

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引用:LINEキャンパス|ステップ配信

ステップ配信は、ユーザーの特定の行動をトリガーとして、設定したタイミングで自動的にメッセージを順次配信する機能です。

例えば、

  • 友だち追加後2日目に商品案内
  • 5日目にクーポン
  • 7日目にアンケートを送信

など、あらかじめスケジュールを設定しておくことで、ユーザーの関心が高いタイミングに合わせた情報提供が可能です。この仕組みを活用することで、効果的に集客やコンバージョンを促進できます。

3.チャット

友だちと一対一で会話をすることができる機能です。個別チャットの内容は他の人には見えないため、友だちからの相談や問い合わせを受け付けることができます。また、テキストだけでなく画像を送ることも可能です。

4.リッチメニュー

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LINE公式アカウントのトーク画面を開いた際、画面最下部に表示されるメニューです。クーポンやショップカードなどの機能以外にも、予約ページやECサイトにアクセスする使い方ができます。

参考記事:LINEリッチメニューとは?設定方法や運用のコツを徹底解説!

5.クーポン・抽選

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友だちに対して店舗やECサイトで利用できるクーポンを作成・配信する機能です。定期的にクーポンを配信することで来客を促すだけでなく、友だち追加時にクーポンが配信されるように設定しておくことで、新たな友だち獲得にも繋がります。

また、抽選機能でゲーム要素を加え、エンゲージメントを高めることも可能です。

参考記事:LINE公式アカウントの「クーポン」配信設定や活用方法を紹介

6.ショップカード

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ショップカードはLINE上で管理できるポイントカードで、友だち追加の促進や再来店を促すための仕組みです。特典と交換可能なポイント制度を提供することで、リピーターの獲得に繋げることができます。

7.自動応答メッセージ

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引用元:LINEキャンパス|応答メッセージ

友だちからのメッセージを受け取った際、自動でメッセージを送信する機能です。自動応答には、一律応答キーワード応答の2種類があります。

  1. 一律応答:友だちからのすべてのメッセージに対して、自動でメッセージを返信
  2. キーワード応答:友だちが送信したメッセージが、事前に設定した「キーワード」と合致する場合にメッセージを送信

参考記事:LINEで自動返信する方法とは?設定方法や活用事例を紹介

8.LINE VOOMへの投稿

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引用元:LINEヤフー for Business|【公式】LINE公式アカウントでできること|主な機能や活用メリットを解説

LINE VOOMは、LINE公式アカウントから写真やショート動画などのコンテンツをフォロワーに向けて投稿できる機能です。

ユーザーが「フォロー」すると、そのアカウントの投稿がLINE VOOM上に表示され、さらに「いいね」や「コメント」、シェアも可能です。

これにより、公式アカウントのフォロワーだけでなく、その投稿が拡散されることで、より多くのユーザーにリーチできる可能性があります。新商品やサービスの告知に役立ち、視覚的な訴求で多くの人に情報を届けることができます。

9.LINEコール

LINEコールは、ユーザーがLINE公式アカウントに対して音声通話やビデオ通話を行える機能で、通話料金は企業・ユーザーともに無料で利用できます。

この機能により、急な問い合わせや詳細な案内が必要な場合にも対応可能で、固定電話の代替手段としても役立ちます。

ただし、LINEコールはユーザーからの発信のみ対応しており、企業側からユーザーに発信することはできません。

10.レポート機能

LINE公式アカウントのレポート機能では、友だちの追加数やメッセージのクリック数など、各種統計情報を管理画面で確認できます。

メッセージ配信やクーポン配布後のデータを分析することで、効果的なマーケティング戦略の立案や施策の改善に役立ちます。

  • Web版管理画面

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  • 管理アプリ

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引用:LINEヤフー for Business|分析 - ダッシュボード

参考記事:LINE公式アカウントの管理画面の使い方!ログイン方法も解説

LINE公式アカウントのオプション機能

以下、LINE公式アカウントのオプション機能について、個々に解説します。

  1. LINE Messaging API
  2. 友だち追加広告
  3. LINEで予約
  4. プレミアムID

1.LINE Messaging API

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引用元:LINE Developers|Messaging APIの概要

LINE Messaging APIは、LINE公式アカウントを通じてユーザーとの双方向コミュニケーションを実現するオプション機能です。このAPIを利用することで、対話型ボットの開発や特定のユーザー層に向けたリッチメニューの表示、自動応答など、より高度なカスタマイズが可能になります。

スタンプや画像、動画での応答や選択肢の提示など、柔軟なコミュニケーションが実現でき、ユーザーのメッセージに応じたリンク表示も可能です。これにより、問い合わせ対応の効率化や業務の生産性向上が期待されますが、設定には自社でのシステム構築が必要です。

参考記事:LINE APIでできることとは?基本機能や使い方をご紹介!

2.友だち追加広告

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引用元:LINEヤフー for Business|友だち追加広告 LINE広告(友だち追加)

友だち追加広告は、LINE公式アカウントの友だち数を効率的に増やすためのオプション機能で、LINEアプリ内に広告を掲載して友だち追加を促進します。

管理画面からターゲット設定や予算を決めるだけで広告出稿が可能で、エリアや性別、年齢、興味関心といった条件でターゲティングできます。追加された友だちの数に応じて課金されるため、コスト管理もしやすく、キャンペーンなどと組み合わせて利用することで集客効果を高めることができます。

参考記事:LINE公式アカウントで集客する方法は?コツや活用事例も紹介

3.LINEで予約

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引用元:LINE for Business|LINEで予約(飲食店対象)

LINEで予約は、LINE公式アカウントからユーザーが直接来店予約を行える便利なオプション機能です。ユーザーはLINE内で予約を完結でき、他サイトへの移動が不要なため、スムーズに予約が行えます

この機能を利用するには、LINE公式アカウントと予約システムの連携が必要です。飲食店をはじめとする各種業界向けの予約連携サービスが提供されており、予約管理やリマインド配信、顧客層に応じたセグメント配信などの機能も活用できます。

4.プレミアムID

LINE公式アカウントのIDについては、特に専用IDを申請しない場合、「@lqv6317h」のように英数字から構成されたランダムなIDが付与されます。

一方、年会費1,320円を支払うことで、専用IDを申請することができ、「@crescendolab」のように顧客にとってわかりやすいものに変更したり、公式のLINEアカウントとして認識してもらえたりするため、顧客からの信頼にもつながります。(月額でのお支払いやIOS経由での支払いも可。支払い方法によって価格が異なります、詳細はこちらから)

LINE公式アカウントの運用のコツと注意点

以下では、LINE公式アカウントを運用する際の注意点を3点ご紹介します。

ブロックされる可能性がある

LINE公式アカウントはたくさんの人にリーチできる反面、ブロックされやすいというデメリットがあります。ブロックされる理由は様々ですが、例えば、メッセージの配信数が多かったり、友だちにとって不必要なコンテンツばかり配信していることなどが主なものとして挙げられます。友だちからのブロックを回避するには、「いつ」「誰に」「どんな内容を」送るのかを意識しながらコンテンツ配信していくことが重要です。

LINE公式アカウント運用時には、以下のような施策でブロックされにくい工夫をしましょう。

  • 「セグメント配信」を使ってユーザーが必要な情報に絞った配信をする
  • 「クーポン」や「ショップカード」機能を活用し、お得な情報を定期的に配信する

より多くの友だち獲得が必要

LINEマーケティングの効果を高めるには、より多くの友だちを獲得する必要があります。この記事を読まれている方の中には、来店者数が少なく友だちを集めるのに手こずっている方や、新規の友だちを増やしたいと思われている方もいるのではないでしょうか。

LINE公式アカウントでより多くの友だちを獲得するには、以下のような施策を取り入れることがおすすめです。

  • 友だちを紹介することで特典がもらえる「友だち紹介キャンペーン」を実施する
  • 友だち登録をすると参加できる「抽選ゲーム」を設置する

登録者数が増えると費用が高くなる

LINE公式アカウントは無料で開設できますが、友だち数が増えれば増えるほどコストがかかります。例えば、フリープランでは月200通までしかメッセージ配信ができないため、それ以上の配信をしたい場合、有料プランの「ライトプラン」または「スタンダードプラン」への変更が必要です。

LINE公式アカウント運用のコストを抑えるには、以下のような施策がおすすめです。

  • 「セグメント配信」や「タグ付け」でターゲットを絞り、属性に合った内容を配信する
  • 通数としてとしてカウントされない「LINE チャット機能」(友だちと一対一のやり取りができる機能)を活用する
  • 従量課金対象外の「自動応答メッセージ」機能で配信コストだけでなく人的コストも削減する

業種別LINE公式アカウントの活用方法

ここまで、LINE公式アカウントの基本機能や活用のポイントについてお伝えしてきましたが、ビジネスモデルに応じた活用方法を取り入れることで、さらに効果を引き出すことが可能です。

以下に、店舗型ビジネスとECビジネスを例に、それぞれのモデルに適したLINE公式アカウントの活用法をご紹介します。

店舗型ビジネスでの活用方法

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1.「飲食店」
LINE公式アカウントで配信するメッセージの開封率やクーポン利用率を簡単に把握でき、費用対効果を視覚化できます。また、曜日や天候に応じたクーポン配布など、店舗の状況に合わせた柔軟な施策で集客を強化することが可能です。

2.「美容院・エステサロン」
LINEの自動応答やチャット機能が効果を発揮します。施術中で手が空かない場合でも、自動応答メッセージで対応を伝え、後ほどチャットで返信ができ、問い合わせ対応の効率が上がります。また、よくある質問に事前に自動応答で答えることで、顧客と店舗双方の利便性が向上します。

3.「不動産仲介会社」
LINEを活用することで、電話やメールに比べて時間や場所の制約を減らし、開封率も高められるため、顧客とのスムーズなコミュニケーションが可能です。
さらに、LINEコールのビデオ通話機能を使えば、オンラインで内見ができ、遠方の顧客や忙しい顧客にも対応可能です。これにより、顧客の利便性が向上し、他社との差別化も図れます。

ECビジネスでの活用方法

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1.「多品種ECサイト」
LINEメッセージを利用することで、メルマガに比べて高い開封率が期待でき、約8割のユーザーがその日のうちにメッセージを確認するとされています。
また、セール情報を開封したユーザーにラベルを付け、セール終了前にリマインドを送るなど、ターゲットに応じたアプローチが可能です。これにより、売上向上が見込めます。

2.「サブスクリプションサービス・定期購入ECサイト」
購入前のユーザーには商品の魅力や理解を深める情報を提供し、購入後のユーザーにはフォローアップを行うことで、長期的な利用を促します。サイト訪問者にはLINE友だち追加を促し、友だち登録後にはステップ配信で、商品の詳細情報や限定クーポンを段階的に提供することが可能です。
また、リッチメニューに会員ページへのリンクやFAQ、商品の使い方などの情報をまとめることで、ユーザーの利便性も向上します。

LINE公式アカウントの活用事例

LINE公式アカウントを活用して集客・販促を効率化した企業の事例を紹介します。

客単価や売り上げアップに貢献!澤井珈琲に聞く、ECモールにおけるLINE公式アカウント活用

鳥取県に本社を構える株式会社澤井珈琲は、1982年創業のコーヒーと紅茶の専門店です。鳥取県や島根県を中心に東京都内にも直営店を運営し、EC事業にも注力しています。

開封率が低下していたメルマガに変わる販促ツールとして、2018年にLINE公式アカウントを導入しました。

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LINE公式アカウント導入後の集客効果は以下の通りです。

  • メルマガと比較して開封率が3.3倍クリック率が1.7倍に向上
  • 客単価が400〜500円増加
  • 2021年11月から2022年7月にかけて売上が2.3倍に伸長
  • 若年層のユーザー獲得

参照:客単価や売り上げアップに貢献!澤井珈琲に聞く、ECモールにおけるLINE公式アカウント活用|LINEヤフー for Business

メルマガ比較でCV8倍! LINEでナーチャリングを加速させる第一生命のアカウント活用術

第一生命保険株式会社は、創業以来対面営業を軸に生命保険事業を展開してきましたが、コロナ禍で対面営業が減少しました。

そこで、データドリブンなマーケティングにシフトし、潜在顧客とのコミュニケーションを強化、そして保険への関心度を高めるために、2022年にLINE公式アカウントを導入しました。

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LINE公式アカウント導入後の集客効果は以下の通りです。

  • 500万人以上の友だち(2024年2月時点)
  • CV率が8倍開封率が2倍に向上
  • アンケート結果を基にした配信でオウンドメディアの記事閲覧率も23%を達成

参照:メルマガ比較でCV8倍! LINEでナーチャリングを加速させる第一生命のアカウント活用術|LINEヤフー for Business

LINE公式アカウントを活用して売り上げアップ!ユーザーへの購入促進方法

韓国発のセルフジェルネイルブランド「ohora(オホーラ)」は、2021年3月に日本市場に進出しました。

売上増加と、きめ細やかなコミュニケーションを目的にLINE公式アカウントを導入しました。

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LINE公式アカウント導入後の集客効果は以下の通りです。

  • 公式ECサイトへの誘導数が全体の月平均35〜40%を占めるように
  • ROASが1.2倍向上
  • LINE経由の購入率が他のSNSと比べ1.5倍高い数値を記録

参照:LINE公式アカウントを活用して売り上げアップ!ユーザーへの購入促進方法|LINEヤフー for Business

まとめ

この記事では、LINE公式アカウントの各種機能と業種別の活用方法についてご紹介しました。LINE公式アカウントは、飲食店やサロン、ECサイト、不動産業などのビジネスで効果的な顧客コミュニケーションを実現し、集客や売上の向上を支援するツールです。無料で始められるため、まずは基本機能から試し、ビジネスのニーズに応じてオプション機能も活用してみてはいかがでしょうか?

さらに、LINEマーケティングの効率化や詳細な顧客管理を希望される場合、LINE公式アカウントのサポートツールを併用することで、より戦略的な運用が可能です。LINE活用を通じて、顧客満足度向上と業績アップにつなげてください。

その際には、当社クレッシェンド・ラボが開発したLINE公式アカウントのサポートツール「MAAC」の導入も併せてご検討ください。

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LINE公式アカウントを効果的に利用するために、以下のような多彩な機能を揃えています:

  • 購買行動や会員情報、インタラクションなどのデータを基にしたセグメント配信
  • ノーコードでの抽選ゲーム・友だち獲得キャンペーンの設置クーポンの発行

FAQ

LINE公式アカウントにログインするには?

PCから操作する場合は、「LINE Business ID のログイン画面」より作成したLINE公式アカウントへログインします。

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この時、LINEアカウントで作成した場合は「LINEアカウントでログイン」、メールアドレスで作成した場合は「ビジネスアカウントでログイン」を選びます。複数人で管理する際はメールアドレスでの作成がおすすめです。

スマホから操作する場合は、アプリ版 (iPhoneAndroid)から利用が可能です。

LINE公式アカウントは個人でも活用できる?

LINE公式アカウントは法人だけでなく、個人事業主や一般の個人でも利用可能です。特に個人での利用には、次のメリットがあります:

  • 固定費ゼロ:フリープランで基本機能が無料で利用でき、気軽に始められる。
  • 高い開封率:LINEメッセージはメルマガよりも開封率が高く、効果的に情報を届けられる。
  • リピーター獲得:メッセージの自動返信やステップ配信機能で、手間を抑えながらフォロワーとの継続的な関係を構築できる。

LINE公式アカウントは、多くのユーザーにアプローチできるため、個人の活動やサービスの告知、集客にも適しています。まずはフリープランからスタートし、運用を通じて認知度の向上やユーザーとの効果的なコミュニケーションを図りましょう。

LINEのホーム画面を見たらバレる?

LINEのホーム画面を見てもバレることはありません

LINEのホーム画面を閲覧しても、その事実が相手に通知されることはありません。具体的には、以下の操作を行っても足跡や履歴は残りません。

  • アイコン画像や背景画像をタップして拡大表示:相手のアイコン画像や背景画像をタップしても、足跡はつかない仕様になっています。
  • プロフィールBGMの再生:友だちが設定しているプロフィールBGMを再生しても、その履歴は相手に残りません。
  • プロフィールの星マークでお気に入り登録:プロフィールの星マークを押して友だちをお気に入りに登録しても、相手には通知されません。

LINE公式アカウントにアルバム機能はある?

LINE公式アカウントにはアルバム機能はありませんが、画像共有は可能です。

画像をメッセージで直接送信するほか、画像タップでWebページに遷移させる設定もでき、商品紹介やキャンペーンページへの誘導に役立ちます。複数のユーザーへの画像共有も工夫次第で効率化でき、アルバム機能のように活用できます。

Kan Morita

Intern, Content Marketing, Japan