Crescendo Lab Blog
LINE公式アカウント |

LINE公式アカウント活用法!配信コストを抑えるコツ7+選【料金プラン付き】

Ryan Yamsuan

LINE公式アカウント運用時にコストを抑えながら効果的な配信を行う方法

記事をシェアする

関連タグ

    LINE公式アカウントを運用する上で、メッセージ配信コストを抑えることは大きな課題のひとつです。

    特に友だち数が多く、送信対象が数百万人を超えるLINE公式アカウントは、一回のメッセージ配信で莫大な費用がかかります。

    例えば、100万人の友だちを有するLINE公式アカウントが1回メッセージを送ると、配信費用は200万円かかります。

    1回あたり200万円です。

    LINE公式アカウントを運用してマーケティング効果を出すためには、少なくとも週2回程度メッセージを送信するのが好ましいとされています。100万人の友だちを有するLINE公式アカウントが週2回×4週=月8回メッセージを送る場合、配信費用は1100万円以上かかってしまいます。

    LINE公式アカウント運用して利益が出ても、メッセージングコストがこんなにかかってしまっては費用対効果が合わなくなってしまいます。配信コストを抑えて上手に活用する方法はないのでしょうか?

    この記事では、LINE公式アカウントの配信コストを抑えるコツについてご紹介していきたいと思います!

    LINE公式アカウントの料金プランの仕組み

    LINE公式アカウントは、「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つのプランがあり、プランごとに「無料メッセージ通数」と「追加メッセージ料金」が決まっています。

    LINE料金プラン

    「どのプランが良いのかよく分からない…」という方は、LINE公式サイトに掲載されている「LINE公式アカウント通数費用シミュレーター」を利用すると、適切なプランと費用が簡単に出てきます。

    LINE配信コストを計算できるメカニズム

    LINE公式アカウントの配信方法

    LINE公式アカウントの様々なメッセージ機能について大きく分けると以下の様になります。

    • チャット
    • 自動応答メッセージ
    • LINE VOOM(旧タイムライン)
    • メッセージ配信
    • ステップ配信

    配信としてカウントされるメッセージとカウントされないメッセージがあり、「メッセージ配信」と「ステップ配信」については、従量課金の対象になります。

    それぞれの特性を理解し、配信数を上手く調整することで、無駄な費用をかけずにLINE公式アカウントを活用することができます。

    配信コストを抑える7つのコツ

    ① LINEチャット(旧1:1トーク)を活用する

    LINEチャットとは、友達になっているユーザー一人一人とトークのやり取りができる機能のことです。

    LINEチャットでのやり取りは、通数としてカウントされないため何回でもやり取りができます。

    ② 自動応答メッセージを活用する

    自動応答メッセージには、「応答メッセージ」と「AI応答メッセージ」の2種類あります。

    友達から送信されたメッセージに自動返信する機能のことで、どちらも従量課金対象外であるため、配信コストはかかりません。

    機械的な内容で対応できるメッセージは、自動応答機能を活用することで、配信コストだけでなく人的コストも削減できるため一石二鳥です。

    ③ リッチメニュー × 応答メッセージのコンビネーション技を活用する

    リッチメニューのアイコンにキーワードを設定し、さらにそのキーワードを「応答メッセージ」トリガーとして設定しておきます。

    ユーザーがリッチメニューのアイコンをタップすると、事前に応答メッセージで設定したメッセージがポップアップする仕組みです。

    ④ LINE VOOM(旧タイムライン)を活用する

    LINE VOOM(旧タイムライン)とは、ショートムービーなどが楽しめる動画機能のことです。

    動画だけでなく、テキストや写真、スタンプなどの投稿もできます。

    LINE VOOMでの投稿は、アカウントをフォローしているユーザーに通知がいかないことや無料で投稿ができるため、何回でも投稿しやすいというメリットがあります。

    複数の吹き出しを活用し配信する

    LINE公式アカウントのメッセージは、3つの吹き出しまでが1配信とカウントされます。

    3つの吹き出しまでが1配信とはどういう意味なのか、下記を参考にご覧ください。

    LINEで一通の定義とは

    文字やスタンプだけでなく、画像やクーポンなどの配信もできるため、ぜひ活用してみてください。

    ⑥ あいさつメッセージを活用する

    あいさつメッセージとは、アカウント登録直後に配信されるメッセージのことです。

    通常のメッセージは、3つの吹き出しまでが1配信とカウントされますが、あいさつメッセージは、5つの吹き出しまでが1配信としてカウントされるため、たくさんの情報を届けることができます。

    もちろん、あいさつメッセージも従量課金対象外のため配信コストはかかりません。

    アカウント登録直後は、ユーザーの興味を引いているため、お礼のメッセージや限定クーポンなどを配信することで、より効果的な活用ができます。

    絞り込み配信を活用する

    絞り込み配信とは、性別や年齢などの属性でターゲットを絞り込み、配信することです。

    絞り込み配信するための属性は5つあります。

    • 友だち期間
    • 性別
    • 年齢
    • OS
    • エリア

    上記の属性をそれぞれ組み合わせてフィルター設定もできます。

    配信内容に合ったユーザーをあらかじめ絞り込むことで、無駄な配信を減らすことだけでなく、ブロック率低下にも繋がります。

    ただし、属性がわかり、なおかつブロックされていないユーザーが100人以上いなければ、絞り込み配信を活用することはできません。

    低コストで効果的な配信をする方法

    ここまでお伝えした配信コストを抑える方法はLINE公式アカウントの基本機能を駆使した方法です。

    もっとシンプルで効果的なコストダウン方法を導入したい場合は、MAACをはじめとするLINE拡張ツールの使用をおすすめします。

    拡張ツールを導入すれば、取得したユーザーデータを活用し、LINE公式アカウントを効果的に運用することが可能です。例えばMAACを導入した場合、AIでLINEユーザーの行動データを分析することにより、以下の3つの方法で配信コストを大幅に抑えることができます。

    DPM機能

    DPM機能とは、AIでLINEユーザーの行動データを分析し、ユーザーが最も購入する商品をまとめてカルーセルテンプレートで表示できる機能のことです。

    スマート送信機能

    スマート送信機能とは、AIでLINEユーザーの行動データを分析し、それぞれのユーザーが最もLINEメッセージを開封しそうな時間帯を見つけ出し、その時間帯でメッセージを送信できる機能のことです。

    潜在購買者予測

    潜在購買者予測とは、AIでLINEユーザーの行動データを分析し、2週間以内に最も購買の可能性が高いLINEユーザーを選択してメッセージを送信できる機能のことです。

    「DPM機能」「スマート送信機能」「潜在購買者予測」の共通点は以下の通りです。

    • より少ない配信数で目的であるコンバージョンを達成できる
    • AIで工数を減らし、効果を高める

    メッセージの配信コストを抑えながらも高い効果が期待できます。

    まとめ

    いかがでしたか?

    この記事では、LINE公式アカウントの料金プランの仕組みを踏まえた「配信コストを抑えるコツ」についてご紹介しました。

    LINE公式アカウントの仕組みをしっかり理解し、「MAAC」を活用することで、効率よくより効果的なメッセージ配信を行うことができます。

    ぜひ、参考にしてみてください。

    MAACについて詳しく

    グローバル企業が使うLINE公式アカウント活用ツール「MAAC」

    LINE公式アカウントの機能拡張MAツール「MAAC」は全世界400社以上のクライアントに提供されています。

    年間約30億通以上のLINEメッセージがMAAC上で配信されます。

    オンライン/オフラインを横断した行動追跡による顧客理解と、AIにより提供されるLINE上での効果的なメッセージ配信により、LINE上での企業とユーザーの持続性のある関係性の実現を支援します。

    最終的には自社サイトや店舗への誘導、または購入等を促し、ビジネスの成長に貢献します。

    MAACを開発するクレッシェンド・ラボについて:https://www.cresclab.com/jp