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マーケティング |

パーソナライゼーションとは?出し分けの4段階とLINEでの実装

Nari Fujiie

✅ この記事の要点

  • パーソナライゼーションとは、顧客の属性や行動に合わせて、届ける情報やタイミングを変えることです
  • 最初から一人ひとりに違う配信をする必要はありません。地域や関心など、手元のデータで分けられるところから始められます
  • LINE公式アカウントでも、属性やメッセージへの反応で配信対象を絞れます。ただし属性は推定情報で、配信人数にも条件があります
  • 購買履歴やWebの閲覧履歴まで使う場合は、顧客情報をつなぐ仕組みを先に整える必要があります
  • 成果につながるのは、細かく分けることよりも、分けた相手に合った情報を届け、効果を確かめることです

「全員に同じメッセージを送っているが反応が伸びない」「購入済みのお客様にも新規購入の案内が届いてしまう」。こうした配信の悩みを見直すときに役立つのがパーソナライゼーションです。

たとえば、初めて買った人には使い方を案内し、続けて買っている人には関連商品を紹介する。同じ商品に関心があっても、検討中か購入後かで必要な情報は変わります。

この記事では、基本の考え方から必要なデータ、LINE公式アカウントでの実践方法までを解説します。顧客の分け方そのものや一人ひとりとの関係づくりは別の記事で扱うので、ここでは「何を、どこまで変えるかを決める」ところまでです。

パーソナライゼーションとは?何を変えることを指す?

パーソナライゼーションとは、顧客の属性や関心、行動に合わせて、届ける情報や体験を変えることです。ECサイトのおすすめ商品、閲覧内容に合わせたWebページの表示、購入後のフォローメールもこれにあたります。

配信の施策として考えるときは、変えられるものを次の4つに分けると整理できます。

  • 配信対象:誰に届けるか。たとえば、店舗の近くに住む人にだけイベントを案内する
  • 内容:何を届けるか。たとえば、関心のある商品カテゴリーに合わせて紹介するものを変える
  • タイミング:いつ届けるか。たとえば、購入の直後に使い方を案内する
  • チャネル:どこで届けるか。たとえば、顧客の希望に合わせてLINEとメールを使い分ける

4つを同時に変える必要はありません。どれを変えるかを決めることが設計にあたります。「購入済みの人を、新規購入キャンペーンの対象から外す」という配信対象の見直しだけでも立派な一歩です。

必要な人に必要な情報が届く状態をつくる。これがパーソナライゼーションの基本です。

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「パーソナライズ」「カスタマイゼーション」とは何が違う?

「パーソナライズ」と「パーソナライゼーション」は、実務ではほぼ同じ意味で使われます。

一方の「カスタマイゼーション」は、顧客自身が自分の好みに合わせて設定することを指します。企業が閲覧履歴をもとにおすすめを表示するのがパーソナライゼーション、顧客が受け取りたい情報のカテゴリーを自分で選ぶのがカスタマイゼーションです。

両方を取り入れる場合は、顧客が自分で選んだ設定のほうを優先してください。推定した属性で上書きすると、せっかくの設定が意味を失います。

One to Oneマーケティングやセグメンテーションとは何が違う?

近い言葉がいくつかあります。関連していますが、見ているところが違います。

用語 意味 具体例
パーソナライゼーション 顧客に合わせて情報や体験を変えること 関心や購入状況に応じて案内を変える
セグメンテーション 共通の特徴を持つ顧客をグループに分けること 初回購入者とリピーターに分ける
One to Oneマーケティング 一人ひとりを理解し、続く関係を築く考え方 購入履歴や反応を踏まえてやり取りを重ねる
レコメンド 商品やコンテンツをおすすめする仕組み 閲覧・購入した商品に関連する商品を紹介する

初回購入者とリピーターに分けるのがセグメンテーション、グループごとに案内を変えるのがパーソナライゼーションです。購入後も反応を見ながら関係を育てる取り組みが、One to Oneマーケティングにつながります。

実務では、まずグループ単位で配信を変え、データと運用体制が整ったところから個人単位へ広げるほうが進めやすくなります。

顧客の分け方そのものは顧客セグメンテーションの記事に、続く関係づくりの進め方はOne to Oneマーケティングの記事にまとめています。

どこから始めればいい?4つの段階で考える

最初から全員に違うメッセージを用意する必要はありません。手元のデータと運用体制に合わせて、少しずつ広げていきます。

段階 配信のしかた 主に使うデータ 具体例
一斉配信 全員に同じ情報を届ける 配信先の情報 全体向けのセール告知
属性に応じた配信 地域や年代などで対象を分ける 属性情報 店舗の商圏に合わせたイベント案内
行動に応じた配信 クリックや閲覧などで対象を分ける 行動履歴 商品リンクをクリックした人への追加案内
個人の状況に応じた配信 購入商品や購入時期に合わせる 購買履歴、顧客IDなど 買い替え時期を目安にした案内

必ずこの順に進める必要はありません。購買データと配信先がすでにつながっているなら、購入後のフォローから始められます。

ただし当社の見解として、いきなり一番下の段階を目標に置くことはおすすめしません。購入商品や購入時期を配信条件にするには、購入者とLINEの友だちが同じ人だと確認できる状態が前提になり、設計と運用が一気に複雑になるためです。属性から行動へ一段上がるだけでも、配信対象はかなり絞れます。

顧客を分ける前に決めることは?

細かく分けても、そのあとの配信が変わらなければ、管理の手間が増えるだけです。分けたグループごとに「何を変えて届けるのか」を説明できる状態にしてから、配信条件を設定してください。

  • 初回購入者には、商品の使い方やよくある質問を案内する
  • リピーターには、関連商品や会員向けの特典を紹介する
  • イベントに申し込んだ人には、追加の募集案内を送らず、当日の案内を届ける

このように、対象と内容をセットで決めます。言い換えると、打ち手が変わらない分け方は、やらないほうがよい分け方です。

どんなデータが必要?

必要なデータは、やりたいことによって変わります。全部を集めてから始めず、目的から逆算してください。

実施したいこと 主に必要なデータ
地域に合わせて店舗情報を届ける 居住地域、利用店舗
関心のある商品情報を届ける アンケートの回答、クリック・閲覧履歴
購入後のフォローを行う 購入商品、購入日
買い替えや再購入を案内する 購入履歴、購入間隔
購入済みの人を販促の対象から外す 購入状況
LINE・EC・店舗の情報をつなぐ 顧客IDなど、同じ人だと確認するための情報

LINEのメッセージへの反応だけを使うなら、LINE内のデータで始められます。一方、ECの購入履歴をLINEの配信に使うには、購入者とLINEの友だちを紐づける仕組みが別に必要です。顧客IDが要るのは、LINEの外にあるデータを使うときだけです。

もうひとつ。同じ「年代」でも、本人が答えた年代と、システムが推定した年代は別物です。取得方法が違えば使える場面も変わるので、分けて管理してください。

自社で集めるデータの考え方はファーストパーティデータの記事に、複数のシステムに散らばった顧客情報をまとめる話はCDPの記事にまとめています。

LINE公式アカウントではどこまでできる?

LINE公式アカウントでは、配信先として「オーディエンス」「過去の配信」「属性(フィルター)」を指定できます(LINEヤフー for Business の公式マニュアル、2026年10月1日更新、2026年10月21日確認)。基本的な出し分けは標準機能から始められますが、条件とデータの性質に注意が必要です。

LINEヤフー for Business「絞り込み配信について」

属性で絞るとき、何に注意する?

年代や地域で案内する相手を絞る方法です。特定の地域で開くイベントを、その地域の人にだけ案内する、といった使い方ができます。

注意したいのは、ここで使える属性が推定による「みなし属性」である点です。公式マニュアルには「年齢や性別など、属性で指定できるユーザー情報はLINEの利用動向から推定したみなし属性に基づいています。」「そのため、実際の属性と異なる場合があります。」と書かれています。さらに「ユーザー属性は毎日推定・更新されます」「属性情報は概ね3日前の属性情報を元に絞込みます」ともあります。

年齢や居住地を正確に確認したい施策では、申込フォームや会員情報など別の方法で確認してください。間違えると失礼にあたる案内では特に重要です。

メッセージへの反応で絞るには?

メッセージ内のリンクをクリックした人など、特定の行動をした人をまとめた配信対象が「オーディエンス」です。商品紹介のリンクをクリックした人に、その商品の詳しい情報を届ける、といった使い方ができます。

属性に加えて行動も見ることで、「どんな人か」だけでなく「何に関心を示したか」を配信に反映できます。

配信人数や期間に条件はある?

あります。ここを知らないと、作ったのに配信できないという事態になります。

まず人数です。属性で絞り込むにはターゲットリーチ数が100人以上必要で、さらに選択後の推計対象ユーザーが50人以上必要です。オーディエンスを配信に使うにはサイズが50以上、複数を掛け合わせる場合は掛け合わせた結果が50人以上で、かつ各オーディエンスに含まれる有効な友だちが50人必要です。条件を重ねすぎると、対象人数が足りず配信できません。

次に期間です。ここは2つの期間が別物なので、混同しないでください(オーディエンスの公式マニュアル、2025年9月1日更新)。

主な種類 作成時にさかのぼれる期間 作成後に使える期間
メッセージクリック/メッセージインプレッション 配信から60日以内のメッセージから選ぶ 作成から180日
リッチメニュークリック/インプレッション 変動期間は10〜180日。固定期間は2年前から昨日までの範囲で最長366日 作成から180日
友だち追加経路 90日以内(開始日は2020年3月15日以降) 作成から180日
ウェブトラフィック コンバージョンの対象期間を1〜180日で設定 180日のルールの対象外
チャットタグ タグが付いているユーザーが対象 180日のルールの対象外。タグを削除するとオーディエンスも消える
ユーザーIDアップロード TXT・CSVでアップロード 作成から180日

このほかに「予約」と、ビジネスマネージャー経由で共有するものがあります。

実際に使える行動の窓は、180日ではなく60日のほうです。メッセージ系は「配信から60日以内のメッセージがリストで表示されます」とされ、それより前の配信は元データに選べません。作成後のオーディエンスは「新規作成から180日間有効」で、「有効期限がきれてから1か月後に自動で削除されます」。つまり、作り置きではなく運用で回すものだと考えてください。

実際の設定手順はLINEのセグメント配信の記事で紹介しています。設定時は管理画面の表示と公式マニュアルで最新の条件をご確認ください。

成果につなげるにはどう進める?

配信条件を設定して終わりではありません。目的を決め、小さく試し、結果を見て直す。この順番です。

1. 改善したい課題を1つ決める

「何を改善するために分けるのか」を先に決めます。初回購入後の再購入を増やしたいのか、商品ページへの訪問を増やしたいのかで、対象も内容も変わります。クリック率、購入率、再購入率など、目的に合った指標もここで決めておきます。

2. 対象者と配信内容をセットで決める

「商品Aを買った人に、使い方を案内する」のように、対象と届ける情報を一緒に整理します。購入直後に再購入をうながす案内が届くような、顧客の状況と合わない配信がないかも確認してください。

3. 少ないパターンで試す

最初は初回購入者とリピーターなど、違いが分かりやすい少数のグループから始めます。配信内容の作成から結果の確認まで、無理なく続けられる本数に収めることが大事です。

4. 比べて効果を確かめる

配信後の数字を見るだけでは、分けたことで成果が変わったのか判断しにくいことがあります。対象人数に余裕があれば、条件の近い顧客を無作為に分け、通常の配信と分けた配信を比べてください。全員に出し分けてしまうと、比べる相手がいなくなります。

見るのは購入や問い合わせだけではありません。ブロック率と配信コストも並べて確認します。成果と顧客の負担の両方を見ることで、続けられる配信に近づきます。

顧客データを使うとき、何に気をつける?

顧客データを使うときは、どの情報を何のために使うのかを整理しておく必要があります。特にWebサイトの閲覧情報を外部のツールへ送ったり、会員情報と紐づけたりする場合は、取得するデータ・送信先・利用目的の3つを確認してください。

Webサイトにタグを置いて情報を外部に送る構成は、電気通信事業法の外部送信規律に関わることがあります。総務省のページでは、対象の例として「SNS」「検索サービス」「ニュースサイト等各種情報のオンライン提供」が、対象外の例として「自社商品等のオンライン販売」「企業等のホームページ運営・個人ブログ」が挙げられています(総務省「外部送信規律」、2026年10月21日確認)。

ただしこれは「主に、次のような電気通信役務を…提供する際に」という書き出しの例示です。「自社ECだから対象外」と読める整理にはなっていません。Cookieを使っていなければ対象外、でもありません。総務省のFAQには「Cookieを利用していなかったとしても規律対象となります」と書かれています(外部送信規律FAQ、2026年10月21日確認)。

他社にデータを渡す構成では、別の確認も要ります。個人情報保護委員会は「個人関連情報」の提供時に「当該第三者が…本人が識別される個人データとして取得することを認める旨の当該本人の同意が得られていること」をあらかじめ確認しなければならない、と説明しています(個人情報保護委員会 FAQ、2026年10月21日確認)。ただしこれは相手先で個人データとして取得されることが想定される場合の話です。メールアドレスのように、こちらで既に個人データとして扱っているものを渡すなら、論点は第三者提供のほうに移ります。

当社の見解として、記事の読者が押さえるのはここまでです。自社の事業とタグの構成がどちらに当たるかは、マーケティング担当だけで判断せず、システム担当と法務担当にもご確認ください。この記事の記載は判断の代わりにはなりません。

もうひとつ。閲覧履歴や購入履歴をメッセージに細かく書きすぎると、顧客に不安を与えることがあります。法令を満たしていても、受け取って自然かどうかは別の問題です。

MAAC・DAACはどこを担う?

標準機能で始めたあと、購買履歴や複数チャネルのデータも使いたくなります。当社では配信を実行するMAACと、分析を担うDAACを提供しています。

Japanese DAAC × MAAC launch banner

MAAC(マーク) 製品ページには「LINE公式アカウントを軸に成果に変えるAI搭載マーケティングオートメーション」「セグメント・シナリオ配信で一人ひとりの売上とLTVを高めます。」と記載されています(MAAC 製品ページ、2026年10月21日確認)。先ほどの段階に当てはめると、属性の段階では本人が答えた情報やタグを条件にでき、行動の段階では「タグ作成・自動付与」「流入経路識別」「サイト行動データ取得(GA4/SDK連携)」が機能として挙げられています。

DAAC(ダーク) 製品ページには「顧客データと広告データを統合し、意思決定まで実行するAIツール」という見出しがあり、「発見したインサイトは、リアルタイムでMAACやCAACでの施策(配信・接客)に直結。」と記載されています(DAAC 製品ページ、2026年10月21日確認)。どの顧客に次の一手を打つかを決める側です。分析の進め方はAIデータ分析の記事にまとめています。

一番下の段階、つまり購入商品や購入時期を配信条件にするところは、標準機能だけでは届きません。購入者とLINEの友だちを紐づけたうえで、個別の設計が必要になります。製品ページには「パラメータ差し込み配信」「他システム起点配信処理」が挙げられていますが、どこまで自動化できるかは扱うデータと連携先によって変わります。

開示の状況も書いておきます。MAAC基本プランの料金は「月額 80,000円〜」と記載されていますが、税抜か税込かの明記はなく、アドオンの料金も記載されていません。DAACの製品ページには料金の記載がありません(MAAC基本プランの機能一覧には「AI対話型データ分析(DAAC:10クエリ分)」が含まれています)。製品ページの導入実績や成果の数値には算定条件・集計期間・母数のいずれも記載がないため、本記事では根拠として使っていません。

他社ツールとの対応範囲の違いは比較ページにまとめています。なお、ツールを入れれば自動的に精度が上がるわけではありません。何で分けて、分けた相手に何を送るかを決めるのは運用側の仕事です。

まとめ

  • パーソナライゼーションは、顧客に合わせて配信対象・内容・タイミング・チャネルを変えること。4つすべてを変える必要はありません
  • 最初から高度な仕組みは要りません。「購入済みの人には別の案内を届ける」「関心を示した人に詳しい情報を届ける」といった身近な改善から始められます
  • 細かく分けることより、分けた相手に何を変えて届けるかを決めることが先です
  • LINEの属性は推定による「みなし属性」で、公式マニュアルに「実際の属性と異なる場合があります」と明記されています。正確さが要る施策には使わないでください
  • 配信には人数の条件があります。属性はターゲットリーチ100人以上かつ推計対象50人以上、オーディエンスはサイズ50以上です
  • オーディエンスはさかのぼれる期間と作成後に使える期間が別物です。メッセージ系で実際に使える窓は180日ではなく60日のほうです
  • Webの閲覧情報を外部に送る構成は、外部送信規律に関わることがあります。総務省の記載は「主に」で始まる例示なので、自社ECなら必ず対象外という整理にはなっていません。法務にご確認ください
  • 効果は、分けた配信と分けなかった配信を比べて確かめます

まずは改善したい課題を1つ選び、手元のデータでできる配信から試してみてください。LINEの配信を見直したい方、購買データや行動データを使った施策を始めたい方は、お問い合わせフォームからご相談ください。

Japanese LINE marketing CTA banner

よくある質問

パーソナライゼーションとパーソナライズに違いはありますか?

実務では、ほぼ同じ意味で使われます。「パーソナライゼーション」は顧客に合わせて最適化する考え方や取り組みを、「パーソナライズ」は最適化する行為を指します。当社の公開ページでは、主に「パーソナライズ」と表記しています。

パーソナライゼーションとOne to Oneマーケティングはどう違いますか?

パーソナライゼーションは、顧客の属性や行動に合わせて、届ける情報やタイミングなどを変えることです。共通の特徴を持つグループごとに配信を変える場合も含まれます。

One to Oneマーケティングは、顧客一人ひとりへの理解を深め、継続的な関係を築く考え方です。実務では、まずグループ単位で配信を変え、データや運用体制が整った段階で、個人単位の対応へ広げると進めやすくなります。

何から始めればよいですか?

まずは改善したい課題を1つ決め、手元のデータでできることから始めましょう。たとえば、購入履歴を把握できている場合は、「購入済みの顧客を初回購入キャンペーンの対象から外す」といった配信対象の見直しが考えられます。

新しいデータを集める前に、既存の情報を活用できないか確認してみてください。

LINEの属性情報で、年代や性別を絞り込んでも問題ありませんか?

LINEの属性情報は、利用動向から推定された「みなし属性」であり、実際の属性と異なる場合があります。

おおまかな傾向に合わせた配信には活用できますが、正確な年代や性別の確認が必要な案内には、申込フォームや会員情報など、本人が回答・登録した情報を使いましょう。

配信対象を設定したのに配信できません。なぜですか?

絞り込み配信に必要な人数の条件を満たしていない可能性があります。次の条件を確認してください。

  • 属性で絞り込む場合: ターゲットリーチ数が100人以上あり、絞り込み後の推計対象ユーザーが50人以上いること。
  • オーディエンスを使う場合: オーディエンスサイズが50以上あること。
  • 複数のオーディエンスを掛け合わせる場合: 掛け合わせた結果が50人以上で、各オーディエンスにも有効な友だちが50人以上いること。

人数が足りない場合は、絞り込み条件を減らして対象を広げてみてください。

また、メッセージクリック・メッセージインプレッションのオーディエンスは、配信から60日以内のメッセージをもとに作成します。過去の配信を選べない場合は、配信日も確認しましょう。

ECの購入履歴をLINEの配信に使えますか?

活用するには、ECの購入者情報とLINEの友だち情報を紐づけ、同じ顧客として識別できる状態にする必要があります。

LINE内の情報だけを使う配信に比べ、データ連携などの準備が必要です。まずは「誰に、何を届けたいか」を決め、その実現に必要なデータと連携方法を整理しましょう。

Webの閲覧情報を配信に使う場合、どのような確認が必要ですか?

閲覧情報の取得・送信方法によっては、電気通信事業法の外部送信規律や、個人情報保護法への対応が必要になる場合があります。

外部送信規律の対象になるかどうかは、提供するサービスや情報の送信方法によって異なります。「自社のECサイトだから」「Cookieを使っていないから」という理由だけで判断せず、設置しているタグや送信先、送信する情報を確認してください。

また、他社にデータを提供する場合は、データの内容や提供先での取り扱いによって、個人情報保護法第27条の第三者提供や、第31条の個人関連情報に関する確認が必要です。導入前に、法務担当者などへ相談しましょう。