LINE公式アカウントの友だちを増やす方法9選
クレッシェンド・ラボ 編集部
目次
関連タグ
- マーケティング /
- 小売EC /
- LINEマーケティング /
- CRM /
- コンバージョン /
- 【小売・EC業向け】LINEマーケティング資料
目次
LINE公式アカウントを開設したものの、「思ったように友だちが増えない」「そもそも何から手をつければいいのか分からない」という声は少なくありません。友だちの数は、その後のメッセージ配信やキャンペーンの成果を左右する土台になります。
ただし、やみくもに数だけを追うと、配信コストばかりが増えて成果につながらないという落とし穴もあります。この記事では、無料でできる集め方から友だち追加広告、インセンティブ設計まで、LINE公式アカウントの友だちを増やす方法を実践的に整理します。あわせて、良質な見込み顧客を獲得するための注意点も解説します。
LINE公式アカウントの友だちを増やす方法は?
LINE公式アカウントの友だちを増やす方法は、「無料でできる集め方」「友だち追加広告(CPF)」「インセンティブ設計」の3系統に整理できます。具体的には、店頭でのQRコード掲示、自社サイトやメルマガからの誘導、SNS連携、友だち追加広告、クーポンやゲームなどの特典提供の合計9つの手法があり、自社の顧客接点に合わせて組み合わせるのが基本です。
まずは全体像を押さえましょう。それぞれの手法は「コストがかからないか」「すぐに始められるか」「良質な友だちが集まりやすいか」で性格が異なります。以下では、無料でできる集め方から順に、実際の進め方を解説します。
無料でできる友だちの集め方(店頭・サイト・メルマガ・SNS)
広告費をかけずに友だちを増やす基本は、すでにある顧客接点を「友だち追加の入口」に変えることです。ここでは費用をほぼかけずに実践できる4つの集め方を紹介します。
①店頭で友だち追加を促す
実店舗がある場合、来店客は最も友だち追加につながりやすい層です。会計トレーに友だち追加用のQRコードを貼る、レジ横やテーブルにポスター・POPを掲示する、スタッフから直接声をかける、といった方法が効果的です。
「友だち追加で割引クーポンをプレゼント」のように、その場で得られるメリットを添えると追加率が高まり、リピーターの確保にもつながります。
②自社サイト・ランディングページから誘導する
自社サイトやランディングページには、「友だち追加ボタン」「QRコード」「友だち追加URL」を設置できます。問い合わせや資料請求の導線と並べて置くことで、興味を持ったユーザーをそのままLINEの友だちに変換できます。設置に費用はほとんどかかりません。
③メルマガ・既存の顧客リストから誘導する
すでに保有しているメルマガ読者やメール会員に対して、LINE公式アカウントへの登録を案内するのも有効です。メールよりも開封・反応が期待できるLINEへ主要な連絡チャネルを移していくことで、その後のコミュニケーション効率が上がります。
④SNSから誘導する
X(旧Twitter)やInstagramなど、すでに運用しているSNSのプロフィールや投稿に友だち追加リンクを設置します。SNSで自社に興味を持ったフォロワーをLINEの友だちへ誘導することで、より深い一対一のコミュニケーションにつなげられます。
これらの入口を整えるには、まず管理画面での基本設定を済ませておくとスムーズです。開設と初期設定の手順はLINE公式アカウントの作り方で詳しく解説しています。
友だち追加広告(CPF)とは?費用はどう決まる?
友だち追加広告(CPF:Cost Per Friend)は、LINE内やLINE関連サービスの広告面から友だち追加を促す広告メニューで、原則として「友だちが1人増えるごとに費用が発生する」課金形態です。無料施策だけでは伸び悩むフェーズで、友だち獲得を一気に加速させたいときに使われます。
予算に応じて配信量をコントロールでき、無駄なく友だちを集めやすいのが特徴です。一方で、獲得した友だちの質は配信ターゲティングの精度に左右されます。広告で数を集めた後こそ、後述する「友だちの質」と「ブロック率」の管理が重要になります。
友だち追加を加速するインセンティブ設計(MAAC活用)
「登録するとお得」という動機を用意すると、友だち追加のハードルは大きく下がります。ここでは、LINE公式アカウントの機能を拡張するMAツール「MAAC」を活用したインセンティブ設計の代表例を紹介します。
①割引クーポンなどのインセンティブを贈る
友だち追加の特典として割引クーポンやLINEポイントを配布する方法です。「今すぐ使えるお得」があることで追加率が高まり、そのまま初回購入・来店へつなげやすくなります。クーポンの設計や配信の詳細はLINEクーポンの活用術を参考にしてください。
図3:友だち追加特典としてのクーポン配布。登録の動機づけと初回購買の後押しを同時に実現する。
②MGM(メンバー・ゲット・メンバー)で紹介を促す
MGMは、既存の友だちに知人を紹介してもらう仕組みです。紹介した側・された側の双方に特典を用意することで、既存友だちを起点に良質な見込み顧客を連鎖的に増やせます。広告に頼らず、信頼ベースで友だちを増やせるのが強みです。
③LINEで懸賞ゲームを実施する
ガチャポン、ルーレット、抽選など、MAACではゲーム機能を使った友だち獲得キャンペーンを実施できます。「参加したくなる仕掛け」で友だち追加と再訪を同時に促し、リッチメニューに常設すればリピート来訪のきっかけにもなります。
図4:多慶屋のLINE公式アカウントでリッチメニュー上に常設されているルーレットゲームの例。詳細は多慶屋の導入事例で紹介しています。
LINE公式アカウントの友だちが増えないときの対処法は?
友だちが増えないときは、「入口の数が足りない」「登録する動機が弱い」「集めた友だちがブロックで減っている」のいずれかが原因であることがほとんどです。まずは友だち追加の入口(店頭・サイト・SNS・広告)を洗い出し、それぞれに明確なインセンティブを添えられているかを点検しましょう。
入口とインセンティブを整えても伸びない場合は、獲得した友だちがブロックや解除で流出している可能性があります。配信内容がターゲットに合っているか、配信頻度が多すぎないかを見直すことが、実質的な友だち増加につながります。ブロックを防ぐ具体策はブロック率を下げる方法で解説しています。
友だちを増やすときに気をつけたい注意点は?
友だちを増やす際は、「無料配信数の上限」「ブロック率・解除率」「友だち数の非表示可否」の3点に注意が必要です。数を増やすこと自体が目的化すると、配信コストが膨らんだり成果が薄れたりするため、良質な見込み顧客を集める視点が欠かせません。
①フリープランでは、やみくもに増やすと効果が薄れることがある
LINE公式アカウントのフリープランでは、無料で配信できるメッセージ数が月200通までに制限されています。たとえば友だちが1,001人いても、無料枠では実質1,000人分の配信しかできず、超過分は追加コストや配信対象の絞り込みが必要になります。友だちを増やす前に、配信プランと運用体制も合わせて設計しておきましょう。
②ブロック率・友だち解除率が高い場合は集め方を見直す
ブロック率・解除率の一般的な目安は10〜30%程度とされ、30%を超える場合は集客方法や配信内容の見直しが必要です。友だちの「入口」と「配信内容」がずれていると、せっかく増やした友だちもすぐに離れてしまいます。
③友だちの数は非表示にできない
LINE公式アカウントでは、友だちの数を非表示に設定することができません。友だち数は誰からも見える状態になるため、キャンペーン設計や見せ方も踏まえて運用しましょう。
数より質:増やした友だちを売上につなげるには
友だちを増やすことはゴールではなく、スタート地点です。集めた友だちを売上につなげるには、属性や行動データに基づいてメッセージを出し分けるセグメント配信が効果的です。全員に同じ内容を送るのではなく、一人ひとりに合った情報を届けることで、ブロックを抑えながらコンバージョンを高められます。
MAACは、分散した顧客データを統合する「AI Data」を基盤に、マーケティング・営業・カスタマーサポートを横断するAIコミュニケーションクラウドとして、こうしたオムニチャネルな一対一のコミュニケーションを支援します。実際に世界800社以上で導入され、年間約30億通以上のメッセージ配信を支えています。LINEセグメンテーションガイドもあわせて活用してください。
増やした友だちを集客・売上へつなげる具体的な施策は、LINE集客で売上を伸ばす施策やセグメント配信の実践方法で詳しく解説しています。
まとめ
LINE公式アカウントの友だちを増やす方法は、無料でできる店頭・サイト・メルマガ・SNSからの誘導、友だち追加広告(CPF)、そしてクーポン・MGM・ゲームといったインセンティブ設計の組み合わせが基本です。大切なのは数ではなく、売上につながる良質な見込み顧客を集めること。増えないときは入口・動機・ブロック率を点検し、増やした後はセグメント配信で一人ひとりに最適な情報を届けましょう。
AIを活用した顧客コミュニケーションの全体像は、AI×顧客コミュニケーションのeBookで体系的に解説しています。LINEを軸にした顧客コミュニケーション基盤づくりは、クレッシェンドラボにご相談ください。詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
LINE公式アカウントの友だちを無料で増やす方法はありますか?
あります。店頭でのQRコード掲示やスタッフの声かけ、自社サイト・ランディングページへの友だち追加ボタン設置、メルマガや既存メール会員への案内、X・InstagramなどSNSからの誘導は、いずれもほぼ費用をかけずに実践できます。まずはこれらの無料の入口を整えることが基本です。
友だち追加広告(CPF)とは何ですか?
友だち追加広告(CPF:Cost Per Friend)は、友だちが1人増えるごとに費用が発生する課金形態の広告メニューです。予算に応じて配信量を調整でき、無料施策だけでは伸び悩むフェーズで友だち獲得を加速させたいときに活用されます。獲得後は友だちの質とブロック率の管理が重要です。
LINE公式アカウントの友だちが増えないのはなぜですか?
多くの場合、「友だち追加の入口が少ない」「登録する動機(インセンティブ)が弱い」「配信内容が合わずブロックで流出している」のいずれかが原因です。入口とインセンティブを増やし、配信内容と頻度を見直すことで、実質的な友だち増加につながります。
友だちは多ければ多いほど良いのですか?
必ずしもそうではありません。フリープランでは無料配信が月200通までに制限されるため、質を伴わない友だちが増えると配信コストが膨らみます。ブロック率・解除率(目安10〜30%)が高い場合は集め方を見直し、売上につながる良質な見込み顧客を集めることが重要です。
増やした友だちを売上につなげるにはどうすればいいですか?
属性や行動データに基づくセグメント配信で、一人ひとりに合った情報を届けることが効果的です。全員一律の配信ではなくパーソナライズすることで、ブロックを抑えながらコンバージョンを高められます。MAACのようなツールを使うと、顧客データを統合したオムニチャネルな一対一コミュニケーションを実現できます。
クレッシェンド・ラボ 編集部
LINEマーケティング、CRM、AIを活用した顧客コミュニケーションをテーマに、現場で使える実践ノウハウと最新トレンドを発信しています。日本・アジア800社以上の支援実績と、MAAC・CAACをはじめとする自社プロダクトで培った知見をもとに、LINE公式アカウントの運用やセグメント配信、顧客データ活用、AIカスタマーサービスまで、成果につながる情報をお届けします。