LINEアンケートの作り方・集計方法|公式アカウントのリサーチ機能で無料実施【2026年最新】
クレッシェンド・ラボ 編集部
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「LINE公式アカウントでアンケートを取りたいけれど、作り方や集計方法がわからない」「そもそも無料でできるの?」という方は多いはずです。LINE公式アカウントには標準でリサーチ機能が備わっており、友だちに向けたアンケート(LINEアンケート)を無料で実施できます。
国内で1億人以上(2026年時点)が利用するLINEは、メールやWebフォームよりも高い回答率が期待できるアンケートチャネルです。この記事では、LINEアンケートの作り方・集計方法から、匿名性の仕組み、自由記述のコツ、ラインリサーチとの違い、そして回答データをマーケティングに活かす方法までをまとめて解説します。
LINEアンケート(LINE公式アカウントのリサーチ機能)とは?
LINEアンケートとは、LINE公式アカウントの標準機能である「リサーチ機能」を使い、友だち登録済みのユーザーに向けてアンケートを実施する仕組みです。追加料金なしで利用でき、質問の作成から回答の自動集計までを管理画面上で完結できます。
アンケートは、友だちに配信したり、リッチメニューやトーク画面から回答ページへ誘導したりして実施します。回答は自動で集計されるため、Excelでの手集計は不要です。ただし後述のとおり、回答数が20件未満の場合は結果の閲覧・ダウンロードができない点には注意が必要です。
LINEアンケートでできること・メリットは?
LINEアンケートの主なメリットは、「無料・簡単・高回答率」の3点です。専門知識がなくても管理画面から設定でき、回答は自動集計。普段使い慣れたLINE上で答えられるため、メールやWebフォームより高い回答率が期待できます。
簡単に設定・配信ができる
質問の作成や配信は、すべてLINE公式アカウントの管理画面から行えます。テンプレートに沿って入力するだけで、専門知識がなくてもアンケートを公開できます。
自動集計ができる
集まった回答はリアルタイムで自動集計され、グラフや数値で確認できます。手作業での集計が不要なため、結果の分析にすぐ着手できます。
誰が回答したか特定できる?(匿名性の仕組み)
LINE公式アカウントのリサーチ機能では、回答は匿名で集計され、「誰が」回答したかを個別に特定することはできません。プライバシーに配慮した設計のため、ユーザーは安心して回答でき、これが高い回答率につながります。反対に、回答内容を個々の友だちに紐づけて活用したい場合は、MAACなどの拡張ツールが必要になります。
高い回答率が期待できる
LINEは多くのユーザーが毎日開くアプリです。普段の連絡と同じ画面上でアンケートに答えられるため、メールやWebフォームに比べて高い回答率が期待できます。
インセンティブでプロモーションにも活用できる
回答者にクーポンなどの特典を付与すれば、アンケートを回収施策やプロモーションとしても活用できます。特典は回答完了後に表示されるサンクスページで案内できます。クーポンの設計はLINEクーポンの配信設定や活用方法もあわせて参考にしてください。
商品開発やマーケティング戦略に活かせる
顧客のニーズや満足度を直接ヒアリングできるため、商品開発の方向性を検討したり、マーケティング施策の改善に役立てたりできます。
リサーチ機能と「LINEリサーチ」の違い
「ラインリサーチ」と検索する方が混同しやすいのが、LINE公式アカウントのリサーチ機能と、市場調査サービスのLINEリサーチの違いです。両者は目的も費用も異なります。
- リサーチ機能(LINE公式アカウント):自社の友だちに向けて実施する無料のアンケート機能。既存顧客の声を集めるのに適しています。
- LINEリサーチ:LINEユーザーの調査パネルを対象にした有料の本格的な市場調査サービス。まだ接点のない層も含めた市場調査に向いています。
つまり、「自社の友だちの声を無料で集めたい」ならリサーチ機能、「市場全体を有料でしっかり調べたい」ならLINEリサーチ、という使い分けになります。本記事で解説するのは前者のリサーチ機能です。

図2:リサーチ機能とLINEリサーチ、および単体運用と外部ツール連携でできることの比較。
LINE公式アカウントの満足度調査(NPS®)とは?
満足度調査(NPS®)は、2026年のアップデートで拡充されたアンケート形式で、顧客がブランドをどれだけ推奨したいかを数値で測る指標です。LINE公式アカウントでは、LINE Official Account Manager(Web版)でのみ作成でき、90日間隔で定期的に実施できます。
定期的にNPSを計測することで、顧客満足度の変化を継続的に把握できます。とくにリピート促進やロイヤル顧客の育成を重視する企業にとって、施策の効果測定に役立つ機能です。まずはLINE公式アカウントの管理画面の使い方を確認し、Web版から設定してみましょう。
LINEアンケートの作り方は?【3ステップで解説】
LINEアンケートは、次の3ステップで作成・公開できます。「準備と基本設定」→「ページと質問の作成」→「公開と集計」の流れです。管理画面にログインすれば、いずれも数分で設定できます。
STEP1:作成前の準備と基本設定
LINE Official Account Managerにログインし、メニューから「リサーチ」を選択します。

図3:管理画面のメニューから「リサーチ」を開く。
リサーチ画面が開いたら、「リサーチを作成」をクリックして新規作成を始めます。

図4:「リサーチを作成」をクリックして新規アンケートを開始する。
STEP2:紹介ページ・質問・サンクスページの作成
まず概要(リサーチ名、回答期間、メイン画像、説明文、公開範囲)を設定します。メイン画像はJPG/JPEG/PNG形式・10MB以下で用意しましょう。

図5:リサーチ名・回答期間・メイン画像・説明文・公開範囲を設定する。
次に、回答前に表示される紹介ページを設定します。アンケートの目的や所要時間を伝えると、回答率が上がります。

図6:回答前に表示される紹介ページを設定する。
最後に、回答完了後のサンクスページを設定します。ここでお礼のメッセージやクーポンなどの特典を案内できます。

図7:回答者へのお礼や特典を案内するサンクスページを設定する。
STEP3:公開と集計
プレビューで表示を確認したら、アンケートを公開します。回答は自動で集計され、管理画面から結果を確認できます。ここで注意したいのが、回答数が20件未満の場合は結果の閲覧・ダウンロードができない点です。友だちが少ない段階では、配信やリッチメニューで回答を集める導線を用意しましょう。
自由記述式のLINEアンケートは作れる?
自由記述(フリーテキスト)の質問は、認証済みアカウントであれば作成できます。ただし未認証アカウントでは自由記述形式が使えないため、選択式で代替する必要があります。より高度な自由記述アンケートを行いたい場合は、外部フォームツールとの連携が有効です。
「LINEアンケートで自由記述の回答を集めたい」というニーズは多いものの、標準機能では回答を個人に紐づけたり、内容に応じて出し分けたりはできません。こうした高度な設計をしたい場合は、後述のMAAC×SurveyCake連携を活用すると、自由記述を含む柔軟なアンケートを設計できます。
LINEアンケートの効果的な使い方
アンケートは「取って終わり」ではなく、集めた声を次の施策につなげることが重要です。ここでは、回答率を高め、成果につなげる2つの使い方を紹介します。
ターゲットセグメント別にアンケートを実施する
友だち登録からの期間・性別・年齢・エリアなどでセグメントを分け、対象に合わせたアンケートを配信すると、回答の精度が高まります。属性ごとにニーズを把握できれば、その後の配信も最適化できます。具体的な分け方はLINEのセグメント配信の方法を参考にしてください。より体系的に学びたい方向けに、LINEセグメンテーション攻略ガイドも無料で公開しています。
友だちのニーズを捉えてブロックを抑制する
アンケートで友だちの興味関心を把握すれば、不要な配信を減らし、関心の高い情報だけを届けられます。結果として、ブロック率の抑制につながります。配信頻度や内容の見直しはLINE公式アカウントのブロック率を下げる方法もあわせてご覧ください。
LINE公式アカウント単体では何ができない?ツール連携で解決
無料で便利なリサーチ機能ですが、LINE公式アカウント単体には次の3つの制約があります。①回答結果と個人情報を紐づけられない、②回答に応じたセグメント配信ができない、③未認証アカウントでは自由記述が使えないという点です。

図8:LINE公式アカウント単体では、回答の個人紐づけやセグメント配信ができない。
これらの制約は、リサーチ機能を「アンケートを取るだけ」で終わらせてしまう原因になります。回答データを一人ひとりのプロフィールとして蓄積し、次の配信や接客に活かすには、拡張ツールとの連携が必要です。

図9:外部ツールと連携することで、回答データの蓄積・活用まで一気通貫で行える。
MAACでLINEアンケートを最大化する
MAACは、クレッシェンドラボが提供するLINE公式アカウントの拡張ツールです。リサーチ機能の制約を補い、友だち一人ひとりの情報を収集・管理して、アンケートの回答データを自動でユーザープロフィールに保存できます。
これにより、「アンケートで得た情報をもとに、その人に合った配信をする」というOne to Oneのコミュニケーションが可能になります。回答者へのインセンティブも、クーポン機能(割引・特典・ゲーム型)やマイクーポン機能を使ってリッチメニュー上に表示できます。

図10:マイクーポン機能で、回答者への特典をリッチメニューから配布できる。
さらに、外部フォームツールのSurveyCakeと連携すれば、自由記述を含む高度なアンケートを実施しつつ、その回答をLINEの友だち情報と紐づけて活用できます。

図11:MAAC×SurveyCake連携で、自由記述アンケートの回答も個人単位で活用できる。

図12:MAACはLINEアンケートの回答を「集めて終わり」にせず、次の売上につなげる。
MAAC活用事例:YANUK(アンケートで性別を特定しパーソナライズ)
L.A.発のデニムブランドYANUKは、メンズ・ウィメンズ両ラインを展開しながら、全ユーザーに同じ内容を配信していました。そこでMAACを使い、アンケートで性別を特定。回答結果をもとにユーザーに合わせたパーソナライズ配信を行い、売上向上につなげています。

図13:YANUKはアンケートで得た性別データをもとに、パーソナライズ配信を実現した。
くわしい活用のコツは、YANUK 牧様に聞くMAAC活用のコツでも紹介しています。
まとめ
LINEアンケートは、LINE公式アカウントのリサーチ機能を使えば、無料で作成・自動集計まで完結できます。満足度調査(NPS)や匿名アンケートにも対応し、高い回答率が期待できるのが強みです。
一方で、回答データを個人に紐づけて活用したり、自由記述を柔軟に設計したりするには、MAACのような拡張ツールが有効です。まずは無料のリサーチ機能でアンケートを始め、集めた声を売上につなげたい段階になったら連携を検討しましょう。AI時代の顧客コミュニケーションを体系的に学びたい方は、AI×顧客コミュニケーション戦略のeBookもご活用ください。
LINEアンケートの設計や、回答データを活かしたマーケティングについて詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
LINEアンケートは無料で作れますか?
はい。LINE公式アカウントの標準機能である「リサーチ機能」を使えば、追加料金なしでアンケートを作成・集計できます。友だちに向けたアンケートであれば、無料で実施可能です。
LINEアンケートの回答は匿名ですか?誰が答えたか分かりますか?
リサーチ機能では回答は匿名で集計され、誰が回答したかを個別に特定することはできません。回答内容を個々の友だちに紐づけて活用したい場合は、MAACなどの拡張ツールが必要です。
リサーチ機能とLINEリサーチは何が違いますか?
リサーチ機能は自社の友だちに向けた無料のアンケート機能で、LINEリサーチはLINEの調査パネルを対象にした有料の市場調査サービスです。既存顧客の声を集めるならリサーチ機能、市場全体を調べるならLINEリサーチが適しています。
LINEアンケートで自由記述の回答は集められますか?
認証済みアカウントであれば自由記述の質問を作成できますが、未認証アカウントでは利用できません。回答を個人に紐づけたり高度に設計したりしたい場合は、MAAC×SurveyCakeの連携が有効です。
アンケートの集計結果はいつ見られますか?
回答は自動で集計されますが、回答数が20件未満の場合は結果の閲覧・ダウンロードができません。友だちが少ない段階では、配信やリッチメニューで回答を集める導線を用意しましょう。
クレッシェンド・ラボ 編集部
LINEマーケティング、CRM、AIを活用した顧客コミュニケーションをテーマに、現場で使える実践ノウハウと最新トレンドを発信しています。日本・アジア800社以上の支援実績と、MAAC・CAACをはじめとする自社プロダクトで培った知見をもとに、LINE公式アカウントの運用やセグメント配信、顧客データ活用、AIカスタマーサービスまで、成果につながる情報をお届けします。