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LINE公式アカウントのアンケート実施方法!満足度調査を無料で簡単に

Kohyoh Hayashi

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LINE公式アカウントのアンケートとは、トーク画面で友だちの興味・関心を調査できるリサーチ機能のことです。この機能を活用することで、市場調査や顧客満足度調査を無料で簡単に行うことができ、顧客理解や商品開発に利用することができます。本記事では、LINEアンケートの設定方法や活用事例を詳しくご紹介します。

LINE公式アカウント開設前の方にはこちらの記事がおすすめです: LINE公式アカウントを始める前に知っておきたい!ポイント5つ

目次:

LINE公式アカウントアンケートとは

企業やブランド、団体などが運営するLINE公式アカウントを通じて、ユーザーに対してアンケートを実施する「リサーチ機能」のことです。この機能を使うことで、ユーザーからのフィードバックや意見を簡単に収集することができます。

リサーチ機能のメリットとは?

LINE公式アカウントのリサーチ機能には、以下のようなメリットがあります。

  • 簡単に設定・配信ができる
  • 自動集計ができる
  • 高い回答率
  • インセンティブを設けることで、プロモーションを行える
  • 商品開発やマーケティング戦略に活かせる

簡単に設定・配信ができる

LINEのアンケートは公式アカウントの管理画面から簡単に作成・配信することができます。LINE公式アカウントに契約済みでLINE Official Account Manager(Web版)の閲覧が出来る環境・状態であれば、だれでも追加料金なしで利用することが可能です。質問の種類や形式も多様で、選択肢形式や自由回答形式などが用意されています。詳しい設定方法は後ほど説明します。

自動集計ができる

ユーザーが回答すると、そのデータは自動的に集計され、運営者はリアルタイムで結果を確認することができます。ただしリサーチ結果はExcel形式でダウンロードが出来ますが、回答数が20件未満の場合は結果が見れず、ダウンロード不可なので注意が必要です。

高い回答率

LINEのユーザー数は国内で約9,600万人(2023年9月末時点)に達しており、若年層、シニア層問わず各年代にユーザーがいます。多くの人が日常的に利用しているため、他の方法よりも高い回答率が期待できます。また、プッシュ通知やリマインダーを使って、回答を促すことも可能です。さらに、アンケートの回答はLINEアプリ内で完結するため、特別なアプリのインストールや外部サイトへのアクセスが不要です。導入が簡単である点に加えて、顧客目線でも簡単に回答できる点が、高い回答率を支えています。image (5)-1

インセンティブを設けることで、プロモーションを行える

LINEのリサーチ機能では、アンケートに回答したユーザーに対して、クーポンやポイントを提供するなどのインセンティブを設けることもできます。インセンティブが提供されることで回答に参加する可能性が高まり、普段は声を拾いにくいユーザー層からのフィードバックを得ることができ、より多様な意見を収集できます。つまり、アンケートの活用は、市場調査や顧客満足度調査だけでなく、プロモーションとしても効果を発揮します。

商品開発やマーケティング戦略に活かせる

リサーチ機能を使って、顧客のニーズや期待を直接聞くことで、新商品やサービスの開発に反映させることができます。そのため、競合分析や市場トレンドを把握する上でも非常に効果的です。新商品を開発する前にはアンケートでアイデアを募ったり、リリース前には試作品についてのフィードバックを集めることで、製品の改善点を明確にしたり、またリリース後には顧客満足度を調査したりなど、アンケートを活用するタイミングも様々であるのが特徴です。つまり、LINEのリサーチ機能はマーケティングのどのフェーズにおいても活用できます。

リサーチ機能とLINEリサーチの違い

LINEにはLINE公式アカウントのリサーチ機能とは別に、「LINEリサーチ」というサービスも存在しています。

アンケートが無料で簡単に実施できるリサーチ機能に対して、LINEリサーチの方がより詳細なアンケートが可能です。スクリーンショット 2024-08-23 17.37.10LINE公式アカウントのリサーチ機能は、自社アカウントの友だちに向けてアンケートを実施するための機能であるのに対して、LINEリサーチはLINEユーザーから幅広い意見やデータを収集することを目的とした有料サービスとなっています。そのため、ある企業やブランドに興味を持つユーザーの意見や反応を集めたいのであればリサーチ機能、本格的な市場調査を行いたいのであれば、LINEリサーチをオススメします。また、LINE公式アカウントのリサーチ機能は外部補助ツールを組み合わせて、より効果的にマーケティングを行うこともできます。後ほど、LINE公式アカウントだけでできないことを紹介し、外部補助ツールを用いた活用方法も詳しく紹介します。

アンケートの作成方法

1. LINE Official Account Managerにログイン

まず、LINE Official Account Managerにアクセスして、公式アカウントにログインします。

2. リサーチ機能にアクセス

ログイン後、左側のメニューから「リサーチ」を選択します。スクリーンショット 2024-08-20 17.35.46

3. 新しいリサーチの作成

リサーチの画面で「リサーチを作成」をクリックします。これにより、アンケート作成画面が表示されます。スクリーンショット 2024-08-20 17.35.53

4. アンケートの概要設定

リサーチ作成画面では、以下の設定を行います。

  • リサーチ名:アンケートのタイトルを設定します。
  • 回答期間:アンケートの回答期間を設定します。
  • メイン画像:トークルームに表示される表紙画像を設定します。なお、使用可能な画像は以下のように決まっています。
     ・形式:JPG、JPEG、PNG
     ・ファイル容量:10MB以下
     ・画像サイズ:520px×340px、780px×510px
  • 説明文:アンケートの趣旨や参加者に向けたメッセージを記載します。

公開範囲:リサーチに回答できるユーザーを、「友だちのみ」「すべてのLINEユーザー」のどちらかを選択します。スクリーンショット 2024-08-20 17.53.39

5. 紹介ページの設定

次に、紹介ページの設定をします。

紹介ページは、アンケートを回答する前に表示されるページのことです。必要に応じて、お問合せ先を設定したり、ユーザーの同意を得ることができます。ユーザーの同意は規約文をそのまま入力するか、Webサイトのリンクからユーザーに確認してもらう2つの方法があります。

なお、紹介ページの必須項目はありません。スクリーンショット 2024-08-22 11.07.07-1

6. サンクスページの設定

次に、アンケートに答えてくれたユーザーにクーポンなどのお礼を渡す場合のサンクスページの設定をします。

回答者へのお礼はクーポンなどを事前に作成しておく必要があります。アンケート設定中にクーポンを作成する場合は、下書き保存を忘れずに実施しましょう。また、お礼のメッセージはアンケート回答後に表示されます。「ご回答ありがとうございました。クーポンをお受け取りください。」などのメッセージとともに、クーポンをプレゼントできます。

サンクスページの内容は、アンケートに答えるモチベーションにつながる部分なので、工夫が必要です。スクリーンショット 2024-08-22 11.17.56

7. 質問の作成

次に、アンケートに含める質問を作成します。

  • 質問文: 質問の内容を記入します。
  • 回答形式: 複数選択(チェックボックス)、単一選択(ラジオボタン)、テキスト入力、数値入力など、質問に適した回答形式を選択します。

複数の質問を追加したい場合は、「質問を追加」をクリックして、同様に質問を追加していきます。

8. プレビューで確認

質問が全て設定されたら、右下のプレビューで配信内容を確認できます。必要に応じて修正を加えることができます

9. リサーチの公開

すべての設定が完了したら、「公開する」をクリックしてアンケートを公開します。公開後、LINEの友だちにアンケートを送信することができます。

リサーチ機能の効果的な使い方

ここでは、LINE公式アカウントリサーチ機能をより効果的に使う2つの方法を紹介します。

  • ターゲットセグメント別アンケートの実施
  • 友だちのニーズを捉えてブロックを抑制

ターゲットセグメント別アンケートの実施

LINEでは、「友だち期間」「性別」「年齢」「エリア」などでセグメント配信が可能です。セグメントごとに別のアンケートを配信すれば、属性ごとのリサーチ結果を取得することもできます。

たとえば、若年層向けにはトレンド商品に関する質問を行い、高齢層にはサービスの使い勝手について尋ねることもできます。

ただし集計機能は単にカウントするのみで、回答データの活用には補助ツールが必要不可欠だと言えます。

友だちのニーズを捉えてブロックを抑制

アンケートで友だちの気になることを収集できれば、ユーザーにとってどんな情報が必要なのかがわかります。回答結果を基に配信メッセージの内容を考えれば、友だちの需要にあった情報を提供でき、コンバージョン率アップに繋がります。ユーザーの興味関心に沿った配信をすることは全体の配信数を抑え、アンケート回答のCTR向上にも役立ちます。

逆に、友だちにとって不要な情報をむやみやたらに配信してしまうと、ブロックに繋がってしまいます。必要な情報を必要な人に配信することで、ブロックを抑制することができます。

リサーチ機能とオートメーションツールを組み合わせると何ができる?

ここまで、 LINE公式アカウントのアンケートでできることについて説明してきました。では、LINE公式アカウント単体で使用する場合と、外部補助ツールを活用する場合でどのような違いがあるのでしょうか。まずはLINE公式アカウントだけではできないことを確認し、外部補助ツールを用いた活用の仕方を紹介します。スクリーンショット 2024-08-23 17.38.34LINE公式アカウントのリサーチ機能では、「友だち期間」「性別」「年齢」「エリア」などでのセグメント配信は可能ですが、アンケート結果に応じたセグメント配信はできません。また、LINE公式アカウントは個人の情報を取得しない方針をとっているので、リサーチの回答数や回答結果を取得できても、各友だちがどのような回答をしたのかを個別で取得することはできません。さらに、未認証アカウントでは自由記述形式の質問も作ることができません。240913_blog_LINEアンケート_page-0001一方、弊社のLINE拡張機能ツール「MAAC」を使えば、友だち1人1人の情報収集・管理ができ、友だちごとに最適な情報発信が可能になります。

MAACのアンケート機能には、自動応答機能を使ったクリックだけで完結する簡易な方法と、SurveyCakeというフォームを連携させて実施する方法の2つがあります。どちらにも共通して、取得した回答データをユーザーのプロフィールに自動で上書き保存でき、LINE公式アカウントの課題である回答の分析・活用を補助します。

たとえば、友だち追加時にアンケートを送付して、ユーザーの年齢・性別・関心事などを収集し、それらの基本情報を活用して、セグメント配信をすることもできます。他にも、カーディーラーで「今お乗りの車種は何ですか?」「乗り換えの時期はお決まりですか?」のようなアンケートで、現在の車種から家族構成を推測し、ファミリーカーの人にはSUV系の車をセグメント配信で積極的に案内したり、直近3ヶ月以内に買い替えを検討している人には、試乗案内やセールス担当から直接連絡させることで販売につなげることもできます。

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また、アンケートのお礼として配布するクーポンも、MAACを使えば簡単に作成ができます。割引クーポン、特典クーポン、ゲームクーポンなど豊富な種類のクーポンをノーコードで簡単に発行できるのが特徴です。加えて、リッチメニューからいつでもクーポンを確認できるマイクーポン機能が備わっているため、友だちはリッチメニューからいつでも利用可能なクーポンにアクセスでき、利便性の高い公式アカウントとしてブロック率を下げることができます。

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MAACを活用するお客様事例

アンケートで性別を特定しユーザーに合わせたマーケティング

L.A.発のデニムブランドであるYANUK。YANUKの商品にはメンズとウィメンズの両方があり、それぞれに伝えたい内容があるにも関わらず、これまでは全ユーザーに同じ内容の発信しかできていませんでした。しかし、LINE補助ツールMAACを活用することで、関係のある人にだけ必要な情報を表示できるようになりました。これにより、パーソナライズ化された精密なマーケティングができるようになり、最終的に満足のいく収益に転換できました。

MAACはアンケートのような費用のかからない機能でも、内容や使いやすさを最大限に高めることができます。

参考:「リッチメニューでも活用の仕方次第で購買までいける!」 YANUK 牧様に聞くMAAC活用のコツimage (4)-2

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。本記事では、LINE公式アカウントのアンケートのメリットから、LINEリサーチとの違い、設定方法、効果的な活用の仕方などを解説してきました。

LINEの公式アカウントのリサーチ機能の特徴を振り返りましょう。

メリット

  • 簡単に設定・配信ができる
  • 自動集計ができる
  • 高い回答率
  • インセンティブを設けることで、プロモーションを行える
  • 商品開発やマーケティング戦略に活かせる

デメリット

  • 未認証アカウントは自由記述形式の質問が作ることができない
  • アンケートの回答内容と個人情報の紐づけはできない
  • アンケートの回答結果に応じたセグメント配信はできない

LINE公式アカウントのアンケートは、市場調査や顧客満足度調査を無料で簡単に行うことができ、ビジネスの場面で活用できるメリットが備わっています。一方で、いくつか不足している機能については、補助ツールを活用することで、より効果的にアンケートを実施・活用できます。補助ツールを用いた活用事例も参考に、自社のアンケート施策に役立ててください。

 

よくある質問

Q. リサーチ機能で得られたデータは、どのようにして分析され、利用されますか?
A. リサーチ機能で収集されたデータは、通常、データ分析ツールを使用して集計・分析されます。得られたデータは、アンケート結果のサマリーレポート、ユーザー行動パターンの分析、そしてマーケティング戦略の最適化などに利用されます。また、企業やサービス提供者はこのデータを基に、ユーザーのニーズやトレンドを把握し、製品開発やサービス改善の意思決定を行います。

Q.  LINE公式アカウントのリサーチ機能を使用する際、アンケート作成時のカスタマイズオプションにはどのようなものがありますか?
A. リサーチ機能では、質問形式のカスタマイズや、画像や選択肢の追加が可能です。たとえば、選択式の質問、自由記述式の質問、または複数選択可能な質問を設定できます。また、アンケートのデザインやテーマカラー、フォントなどもブランドに合わせてカスタマイズできます。さらに、質問の順序や分岐条件を設定して、回答者の特定の回答に基づいた次の質問を表示するようにすることも可能です。

Q. リサーチ機能を使って収集したデータは、どの程度の精度でターゲット層にアプローチできますか?
A. リサーチ機能を使用して、特定のユーザー層に対して高精度なアプローチが可能です。LINE公式アカウントでは、ユーザー属性(年齢、性別、地域など)に基づいたターゲティングができるため、アンケートを送りたい特定のターゲット層に対して効果的にリサーチを実施できます。さらに、リサーチ機能はLINEユーザーの大規模な基盤を活用できるため、幅広い層へのアプローチも可能です。ただし、ターゲット層へのアプローチの精度は、設定された条件や利用者の反応率に依存します。

LINE公式アカウントのアンケートはクレッシェンド・ラボにお任せください!

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LINE公式アカウント向けの総合マーケティングツール「MAAC」およびカスタマーサポートツール「CAAC」を開発、販売するクレッシェンド・ラボは、現在約600の企業にサービスを提供しており、年間約50億通のメッセージ配信をサポートしています。

クレッシェンド・ラボでは、LINEの公式アカウントアンケートの実施からオートメーションツールを活用したLINE公式アカウントの運用まで徹底的にサポートします。

オンライン/オフラインを横断した行動追跡による顧客理解と、AIにより提供されるLINE上での効果的なメッセージ配信により、LINE上での企業とユーザーの持続性のある関係性の実現を支援し、最終的には自社サイトや店舗への誘導、または購入等を促し、ビジネスの成長に貢献します。

MAACを開発するクレッシェンド・ラボについて:https://www.cresclab.com/jp

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