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ランジェリー業界のOMO戦略 - LINE友だち数を1年で3万人増加(PEACH JOHN)

Nari Fujiie

目次

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概要

アパレル業におけるOMO(Online-Merge-Offline)戦略とは、オンライン(LINEやSNS)の利便性と、実店舗での試着体験をシームレスに融合させ、顧客体験と売上を最大化するマーケティング手法です。

 

ランジェリーを販売するのPEACH JOHN台湾では、LINEとMAACを活用することで、オンラインとオフラインをつなぐ新しい顧客体験を実現しました。

 

具体的には以下の取り組みを行っています。

  • LINEでパーソナライズされた情報を配信
  • LINEメッセージをきっかけに実店舗への来店を促進
  • MAACの高度なタグ付けにより顧客理解を深め、パーソナライズされた購買体験を実現

数値化された成果

 

トレンドに敏感な20〜40代の女性、特に自分らしいスタイルを求める若い世代にとって、ランジェリーは「デザイン」と「フィット感」の両立が不可欠です。

 

デジタルで最新トレンドを伝えつつ、実店舗での「試着」へスムーズに誘導することが、購入の不安を解消しブランドへの信頼を高める鍵となりました。

 

PEACH JOHN台湾は、LINE公式アカウント活用ツール「MAAC」の導入により、以下の圧倒的な成果を達成しました。

 

  • 友だち数の急成長:1年間で5万人から8万人超(60%増)へ拡大 。これはFacebookが5年かけて獲得した数に匹敵するスピードでした
  • 驚異的なメッセージ開封率:メッセージ開封率は通常時50%以上 、大型セール時には60〜70%を記録しています
  • アクティブ会員の増加:LINE会員は、LTVが極めて高い」と同社が評価するほど、アクティブに反応・購買するロイヤルティの高い会員が増加しています

なぜランジェリー業界でOMO戦略が重要なのか

ブラジャーのサイズ確認など「試着」が重視されるランジェリー市場では、オンラインと実店舗をつなぐ購買体験が重要です。

 

デジタル接点から店舗へスムーズに誘導することで、購入に対する不安を解消し、ブランドへの信頼を高めることができます。

 

特に台湾市場では、オンラインで情報を収集し、店舗で試着して購入する行動が一般的であり、LINEを起点としたOMO戦略が顧客体験を向上させる重要な手段となっています。

 

  • PEACH JOHNはLINEを通じて顧客に商品情報を届ける。
  • 顧客はLINEメッセージをきっかけに店舗で試着を行う。

 

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導入企業インタビュー:現場の意思決定と戦略背景


Q:なぜ他のツールではなく、MAACを導入したのですか?

「以前はFacebookを中心に運用していましたが、近年はユーザー層の高齢化やコンテンツのマンネリ化を感じていました。

 

一方で、店舗ではお客様が店員に商品について質問する際、InstagramやLINEの投稿画面を見せている場面を多く目にするようになりました。

 

特にLINEは、企業からのメッセージを受け取ることに抵抗の少ない、購入意欲の高いユーザー層にリーチできるチャネルです。

 

そのため、LINEを顧客コミュニケーションのバックエンド基盤として活用することを決めました。

そして、MAACを選んだ理由は、多機能でありながらアップデートが速く、実際のマーケティングニーズに寄り添った改善が続いている点に魅力を感じたからです。 」

 

(PEACH JOHN台湾 ブランドマネージャー ニナ・鄭 氏 / マーケティング担当 ジュリー・陳 氏 )

Q:少人数のチームでどのように運用を成功させたのでしょうか?

「台湾支社のメンバーはわずか8名で、マーケティング担当は2名しかいません。

 

しかし、MAACの操作は非常にシンプルで、LINE公式アカウントの管理画面に近い設計だったため、短期間で運用のコツをつかむことができました。

 

また、クレッシェンド・ラボのカスタマーサクセスマネージャー(CSM)が提供してくれる成功事例やセミナーも、運用改善の大きな助けになりました。

MAACのテンプレートを活用することで、

  • リッチメニュー
  • 自動応答
  • セグメント配信

といった基本機能を短期間で構築することができました。」


課題解決の仕組み:MAACによる顧客体験の変革

1. アンケートとチャットボットによる「顧客タグ付けの完全自動化」

LINEチャットボットや、クーポン付きのLINEアンケート機能を活用し、ユーザーから基本情報や興味・嗜好を直接収集しました。

 

例えば、友だち追加された直後に「ノンワイヤーブラ」「機能型」「睡眠用ブラ」といった関心のある商品カテゴリを尋ね、顧客がアンケートに回答すると同時にシステムが自動的に細分化されたタグを付与する仕組みを構築。

 

最新の顧客トレンド情報をリアルタイムでタグ付けすることが可能になりました。

LINE Repeater 要素1-1

 

2. アプリからLINEへ:ユーザーに合わせた接点強化

PEACH JOHNでは、以前は自社アプリを運用していましたが、アクティブユーザーは2〜3万人程度に留まっていました。

LINEは顧客との1 to 1なコミュニケーションツールであるため、ランジェリーというデリケートな商品カテゴリーとも相性が良かったことが成功の要因となっています。

 

3. 精密なセグメント配信とパーソナライズ化

自動で蓄積された詳細なタグデータを基に、ユーザー一人ひとりの好みやニーズに合わせたおすすめ商品やプロモーション情報を自動配信しています。

 

これにより、全てのユーザーに同じ内容を一斉送信するのではなく、「適切な情報を、適切な人に」届けるセグメント配信が可能となり、顧客とより直接的で親密なコミュニケーションを実現しました。

 

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よくある質問(FAQ)

 

No 質問 クレッシェンド・ラボの回答

Q1: 

LINE公式アカウントの開封率を劇的に上げるには? 属性や興味関心に基づいたセグメント配信が不可欠です 。PEACH JOHNでは、大型イベント(祝日や記念日)に合わせた最適なターゲティングで最大70%の開封率を達成しています

Q2: 

LINE経由で実店舗の売上は本当に上がりますか? はい。実際にLINEメッセージの開封率が高い時期は店舗の業績も向上しており 、顧客が画面を提示して「試着」を希望するOMO行動が確認されています
Q3: 少人数の運用体制でも成果は出せますか? 可能です。PEACH JOHN台湾では実質2名のマーケターでMAACを運用し 、1年で友だち数を3万人増加させる成果を上げています。

クレッシェンド・ラボがOMO戦略を支援

 

いかがでしたでしょうか。

 

PEACH JOHN台湾の事例は、デジタルと実店舗を切り離すのではなく、LINEという身近なツールを介してそれらを融合させることが、いかに強力な成長エンジンになるかを示しています

クレッシェンド・ラボでは、小売(EC・実店舗)業界をはじめ、あらゆる業種に最適なLINEマーケティング・ソリューションを提供しています

 

顧客データの統合からOMOの推進、自動化による業務効率化まで、貴社のビジネス成長を強力にサポートします。

 

ぜひ、OMO戦略でソリューションをお探しの方は、まずはフォームよりお気軽にご相談ください!