LINE公式アカウントのブロック率を下げるには?平均の目安と原因・4つの防止策
クレッシェンド・ラボ 編集部
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LINE公式アカウントを運用する中で、「友だち集めに苦労したのに、メッセージを配信するたびにブロックされてしまう」と悩む担当者は少なくありません。せっかく獲得した見込み顧客との接点が失われるのは、企業にとって大きな損失です。
本記事では、自社アカウントのブロック率が平均に対して適正かどうかを確認する目安から、今日からすぐに実践できる具体的な4つの防止策までを詳しく解説します。この記事を読むことで、ブロックされる根本的な原因を理解し、効果的に友だちを維持・育成する運用ノウハウが手に入ります。
LINE公式アカウントの「ブロック」とは?ブロック率が重要な理由
ブロックとは、「特定の相手からのLINEの通話やメッセージを受け取らないようにする」ことです。ブロックされると、LINE公式アカウントからの情報がユーザーに届かなくなり、クーポンやお得な割引情報を見てもらえなくなります。その結果、LINE公式アカウントの運用効果そのものに影響を及ぼします。
LINE公式アカウントは友だち追加が簡単にできる反面、ユーザー自身が「通知が不要になった」と感じたタイミングで、いつでもブロックできます。だからこそ、どれだけ友だちを増やしても、ブロック率が高ければ実際に情報が届く相手は目減りしてしまうのです。
ブロック率は、LINE公式アカウントの運用が成功しているかどうかを把握する重要な指標です。ブロック率が高いということは、ユーザーとのコミュニケーションに問題が生じているサインと考えられます。配信の成果を測るうえでは、LINE公式アカウントの開封率とあわせてブロック率を継続的にモニタリングすることをおすすめします。
LINE公式アカウントのブロック率の平均は?(種類別の目安)
LINE公式アカウントの平均的なブロック率は20〜30%と言われています。ただしブロック率の平均はアカウントの種類や集め方によって大きく異なり、特にLINEスタンプキャンペーンを実施したことのあるブランドでは約70%と高いブロック率を示します。
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区分 |
ブロック率の目安
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LINE公式アカウント全体の平均 |
20〜30% |
|
LINEスタンプキャンペーンを実施したブランド |
約70% |
自社のブロック率がこの平均(20〜30%)より高い場合は、友だちの集め方や配信内容に改善の余地があると考えられます。まずは自社の数値を平均と照らし合わせ、現状が適正かどうかを確認しましょう。アカウントの種類別のより詳しい目安は、以下の図を参考にしてください。
図2:LINE公式アカウントの種類による平均ブロック率の目安。スタンプキャンペーン系は特に高くなります。
LINE公式アカウントがブロックされる主な3つの理由
ブロック率を下げるには、まず「なぜブロックされるのか」を理解することが欠かせません。LINE公式アカウントがブロックされる主な理由は、次の3つに整理できます。
① 登録した店舗やサービスを利用する機会がない
友だち限定クーポンやプレゼントを受け取るために友だち登録したものの、アカウント自体には興味がなくブロックに至るケースです。具体的には、以下のような状況が考えられます。
- インセンティブ目的での登録が多い:特典(スタンプ等)を受け取った直後や目的を果たした後に、通知を不要と感じてブロックされる傾向があります。
- ターゲット層のミスマッチ:ユーザーの年齢層や興味関心と配信内容が合致していない場合、継続的な関係構築が難しくなります。
- 店舗やサービスの利用機会がない:生活圏に店舗がないなど、実質的な利用見込みがない場合、友だち登録を維持する理由がなくなります。
前述のとおり、LINEスタンプキャンペーンを実施したことのあるブランドは70%と高いブロック率を示します。そのため、ターゲットオーディエンスの設定自体を根本から見直すことが必要になる場合もあります。
② 配信数が多い・配信のタイミングが悪い
LINEはメッセージを送ると相手に通知が届き、LINEアプリを開いてメッセージを確認する流れが一般的です。配信頻度が高いと頻繁に通知が届き、メッセージを確認する手間が増えるため、どんなに有益な内容でも煩わしく感じるユーザーが多くなります。
また、通知が会議中や夜中に送られてくると不信感につながり、迷惑にもなります。配信数が多く、さらに配信のタイミングが悪いと、そのままブロックされる可能性が高くなります。
③ 配信内容に魅力を感じない・興味がない
「自分の住まいとは異なる地域の情報が届く」「自分の年齢層とは異なる商品内容が届く」など、ユーザーにとって興味のないメッセージが続くと、配信自体を煩わしく感じ、アカウントへの興味も薄れてしまいます。配信内容とユーザーの関心のズレは、ブロックの大きな引き金です。
図3:ブロックの主因は「内容のミスマッチ」「配信過多・タイミング」「利用機会のなさ」。原因に対応した施策が友だち維持につながります。
LINE公式アカウントのブロック率を下げるには?4つの防止策
ブロック率を下げるには、「自分に関係がある」「受け取ってよかった」とユーザーに感じてもらうことが基本です。ここでは、今日から実践できる4つの防止策を紹介します。いずれも、前章で挙げたブロックの原因に直接対応した施策です。
① セグメント配信で配信先の友だちを絞る
「自分に関係がない」と思われる情報は、なるべく配信しないことが重要です。LINE公式アカウントには絞り込み配信という機能があり、あらかじめ属性(性別、地域、年代など)を絞り込んで、該当する友だちのみにメッセージを配信できます。配信内容のミスマッチを防ぐ、もっとも基本的で効果的な対策です。設定方法や活用の考え方は、LINEのセグメント配信(絞り込み配信)の解説記事で詳しく紹介しています。
図4:セグメント配信の考え方。「誰に・いつ・何を」を最適化することで、不要な配信によるブロックを減らせます。
LINE公式アカウントの基本機能に加えて、より高度なセグメント配信を行いたい場合は、AIコミュニケーションクラウド「MAAC」の活用もおすすめです。MAACなら、以下のような条件でのセグメント配信が可能です。
- 買上金額
- 店舗来訪回数
- 会員紐付け状態
② 配信数・配信時間の最適化を図る
メッセージの配信頻度が極端に高いと、ユーザーに煩わしいと思われブロックされやすくなります。一方で、配信頻度が低すぎてもユーザーとの距離が離れてしまうため、週に2回を目安に配信してみましょう。実際の配信の考え方は、メッセージの一斉送信の解説記事もあわせてご覧ください。
また、配信のタイミングは業界によって異なり、ユーザーの生活習慣も人それぞれです。「何曜日の何時がベスト」と一律に判断するのは難しいのが実情です。そんなときは、クレッシェンドラボのAIコミュニケーションクラウド「MAAC」のスマート送信機能を活用するのが効果的です。
MAACは、全チャネルを統合した豊富なデータ(AI Data Vault)を持ち、ユーザーのエンゲージメントデータを可視化できます。単にAIが時間を予測するだけでなく、リアルな対話に基づく洞察(データ駆動型AI)を活用することで、一人ひとりのユーザーが最も開封しやすい最適なタイミングでの配信を実現し、精度の高いパーソナライズを可能にします。
③ クーポンや割引情報など、魅力的な内容を配信する
ユーザーが求めているクーポンやお得な情報がメッセージとして届くと、「有益な情報」として認められ、これからもメッセージを受け取りたいと思ってもらえます。その結果、ブロックされる可能性は低くなります。配信のたびに「受け取ってよかった」と感じてもらえる内容設計を心がけましょう。
④ 通知オフの機能をあらかじめ伝えておく
メッセージを受け取ること自体や配信内容に問題がなくても、鳴りやまない通知音が気になる方は少なくありません。
通知については、あいさつメッセージの段階で、通知オフの機能をあらかじめ丁寧に説明しておくことで、ブロックそのものを回避できる可能性が高くなります。ブロックではなく通知オフという選択肢を提示するだけで、友だち関係を維持できるのです。
ブロック率が高いとき、まず何を見直すべき?
自社のブロック率が平均(20〜30%)を大きく上回っている場合は、配信テクニックの前に「友だちの集め方」と「ターゲット設定」を見直すことが先決です。スタンプやプレゼント目当ての登録が多いと、特典取得後のブロックが避けられないため、そもそも自社の商品・サービスに関心のある層を集める設計に立ち返る必要があります。
そのうえで、配信面ではセグメント配信で配信対象を絞り、配信数と時間を最適化し、ユーザーにとって魅力的な内容を届ける、という順で改善していくのが効果的です。ブロック率は一度の施策で劇的に下がるものではなく、原因の特定と改善の積み重ねで着実に下げていく指標だと捉えましょう。
MAACでブロック率を下げる:データ駆動型AIによるパーソナライズ配信
ブロック率を下げる4つの防止策は、いずれも「一人ひとりに、ちょうどよい内容を、ちょうどよいタイミングで届ける」という考え方に集約されます。これを人手だけで実現するのは容易ではありません。そこで役立つのが、MAACのようなAIとデータを統合したマーケティングツールです。
MAACは、高度なセグメント配信とスマート送信機能によって、配信内容のミスマッチと配信タイミングの悪さという、ブロックの主要因を同時に抑えます。実際の活用イメージは、多慶屋のLINE活用事例も参考になります。AIとオムニチャネルを軸にした配信最適化の考え方は、AI時代のビジネスコミュニケーションに関するeBookでも詳しく解説しています。
図5:MAACとLINE Official Account Manager(標準の管理画面)の違い。高度なセグメント配信や配信最適化はMAACが得意とする領域です。
なお、LINEの標準機能でどこまでできるかを整理したい場合は、LINE Official Account Manager(管理画面)の使い方もあわせてご確認ください。
まとめ:原因に合わせた4つの施策でブロック率を下げる
この記事では、LINE公式アカウントのブロック率の平均目安と、ブロックされる原因、そしてブロック率を下げるための具体的な方法を紹介しました。
平均ブロック率は20〜30%(スタンプキャンペーン系は約70%)が目安です。友だち追加してくれたユーザーからブロックされないためには、セグメント配信の活用・配信数と配信時間の最適化・魅力的な情報の配信・通知オフの案内を徹底することが、ブロック率の低下につながります。まずは自社のブロック率を平均と照らし合わせ、原因に合った施策から着手してみてください。
より詳しい製品情報や配信最適化の進め方を知りたい方は、AI活用のeBookや各種お役立ち資料をご覧ください。自社のLINE運用にあわせた具体的な改善策を相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。
グローバル企業が使うLINE公式アカウント活用ツール「MAAC」
MAACは、LINEを主軸としたグローバル最大級のセールス/マーケティングプラットフォームです。LINEテクノロジーパートナーにも認定されており、全世界700社以上の導入実績を誇ります。年間約30億通以上のLINEメッセージがMAAC上で配信されています。
AI・データ・マルチチャネルを統合した統一管理のデータ基盤を活用し、企業の売上が伸び続ける仕組みづくりを支援します。オンラインとオフラインを横断した顧客行動の把握と、データ駆動型AIによるパーソナライズ配信により、マーケティングから営業、サービスまでを循環させる価値(One Unified AI Growth Loop)を提供します。最終的には自社サイトや店舗への誘導、継続的な購買を促し、ビジネスの持続的な成長に貢献します。
MAACを含む製品情報のダウンロードは、こちらの資料ページから。クレッシェンドラボのサービス全体像もあわせてご覧いただけます。

図6:LINE公式アカウントの運用改善は、クレッシェンドラボにご相談ください。
よくある質問(FAQ)
LINE公式アカウントのブロック率の平均は何%ですか?
LINE公式アカウントの平均的なブロック率は20〜30%が目安です。ただしアカウントの種類や集め方によって差があり、特にLINEスタンプキャンペーンを実施したことのあるブランドでは約70%に達する場合もあります。自社の数値がこの平均より高い場合は、集め方や配信内容の見直しが必要です。
LINE公式アカウントがブロックされる主な原因は何ですか?
主な原因は3つあります。1つ目は登録した店舗やサービスを利用する機会がないこと、2つ目は配信数が多い・配信のタイミングが悪いこと、3つ目は配信内容に魅力を感じない・興味がないことです。特にインセンティブ目的の登録が多いと、特典取得後にブロックされやすくなります。
LINE公式アカウントのブロック率を下げるにはどうすればいいですか?
4つの防止策が効果的です。セグメント配信で配信先を絞る、配信数と配信時間を最適化する、クーポンなど魅力的な内容を配信する、通知オフの機能をあらかじめ伝える、の4つです。いずれもブロックの原因に直接対応した施策で、友だちを維持しながらブロック率を下げられます。
LINE公式アカウントの配信頻度はどのくらいが目安ですか?
週に2回を目安にするのがおすすめです。配信頻度が極端に高いと煩わしいと感じられブロックされやすくなり、逆に低すぎるとユーザーとの距離が離れてしまいます。配信のタイミングは業界やユーザーによって異なるため、MAACのスマート送信機能のように、開封されやすいタイミングを自動で最適化する仕組みの活用も効果的です。
ブロックされるとメッセージはどうなりますか?
ブロックされると、LINE公式アカウントからの通話やメッセージがユーザーに届かなくなります。クーポンやお得な割引情報を見てもらえなくなるため、LINE公式アカウントの運用効果そのものが低下します。だからこそ、ブロック率を平均(20〜30%)以下に保つ運用が重要です。
クレッシェンド・ラボ 編集部
LINEマーケティング、CRM、AIを活用した顧客コミュニケーションをテーマに、現場で使える実践ノウハウと最新トレンドを発信しています。日本・アジア800社以上の支援実績と、MAAC・CAACをはじめとする自社プロダクトで培った知見をもとに、LINE公式アカウントの運用やセグメント配信、顧客データ活用、AIカスタマーサービスまで、成果につながる情報をお届けします。