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LINEクーポンとは?作り方・使い方から利用率を上げるコツまで徹底解説

クレッシェンド・ラボ 編集部

LINE公式アカウントにおけるクーポンの設定・配信方法
目次

LINEクーポンとは?

LINEクーポンとは、LINE公式アカウントの「クーポン機能」を使って友だちに配布できるデジタルクーポンのことです。割引率や特典内容、有効期限、抽選の有無などを管理画面から設定し、メッセージやリッチメニュー経由で配布します。紙のクーポンと違い、配布状況や使用状況をデータで把握できるのが特徴です。

店頭でスタッフに画面を提示して使うタイプのほか、ECサイトで使える割引コード型、LINEポイント付与型など、目的に応じて形式を選べます。まずは仕組み全体を押さえたい方は、あわせてLINEクーポンの基本もご覧ください。

【スクリーンショット:LINEクーポンの表示イメージ】

LINEクーポンの表示例▲ LINEクーポンの表示イメージ

LINEクーポンの主なメリット(強み)

LINEクーポンの強みは、大きく3つあります。いずれも「届く・作れる・測れる」という運用のしやすさに直結しています。

高い開封率と即時配布

LINEはメールに比べて圧倒的に開封されやすいチャネルです。配信したクーポンがその場で相手の手元に届くため、タイムセールや来店促進など、スピードが求められる施策と相性が良いのが特徴です。開封のされやすさについてはLINEの開封率も参考になります。

多彩なクーポン形式

割引率だけでなく、「〇〇円引き」「1点無料」「送料無料」など、目的に合わせて複数の形式を作成できます。キャンペーンの内容に応じて柔軟に設計できるため、施策の幅が広がります。

効果をデータで測定できる

誰に配布し、何枚使われたかを数値で確認できます。配布数と利用数から利用率を算出し、次の施策に反映するといったPDCAを回しやすい点は、紙のクーポンにはない大きな利点です。

LINEクーポンの作り方・使い方は?

LINEクーポンの作り方はシンプルで、LINE公式アカウントの管理画面から3ステップで作成・配信できます。「①管理画面でクーポンを作成 → ②基本情報を設定して保存 → ③配信面を選んで届ける」という流れで、特別な開発や外部ツールは不要です。ここでは実際の画面に沿って手順を解説します。

ステップ1:管理画面にログインして作成画面へ

まずLINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)へログインします。ホーム画面の左メニューから「ツール > クーポン」を選び、「作成」をクリックすると、クーポンの作成画面が開きます。

【スクリーンショット①:ホーム画面から「ツール > クーポン」を選択】

LINEクーポン作成画面▲ ホーム画面の左メニューから「ツール > クーポン」を選択します(①)

【スクリーンショット②:「作成」ボタンからクーポン作成画面へ】

クーポン詳細設定画面▲ 「作成」を選ぶと、クーポンの作成画面に進みます

ステップ2:クーポンの基本情報を設定

作成画面では、画面右のプレビューで実際の見え方を確認しながら設定を進められます。設定する主な項目は次のとおりです。

  • クーポン名:特典の内容が一目で伝わる、分かりやすい名称にします。
  • 有効期間:獲得日の翌日からカウントし、最終日の23:59まで有効という公式仕様です。
  • 写真:メッセージ配信時に表示されるため、特典がイメージしやすい画像を設定します。
  • 利用ガイド:利用方法・条件・注意事項を記載し、スムーズに使ってもらえるようにします。
  • 抽選機能:抽選確率(1〜99%)や当選者数を細かく設定できます。
  • LINEサービスへの掲載:掲載すると友だち以外の目にも触れ、新規獲得につながります(認証済/プレミアムアカウントのみ)。
  • 使用可能回数:「1回のみ」または「上限なし」から選びます。
  • クーポンコード:コード(16字以内の英数字)またはバーコード画像(JPG/PNG・3MB以下)を表示できます。
  • クーポンタイプ:割引・無料・プレゼント・キャッシュバックなどから選択します。

【スクリーンショット③:クーポン作成画面(右側にプレビュー)】

顧客のクーポン利用画面▲ 画面右のプレビューで表示を確認しながら設定できます

【スクリーンショット④:クーポンコード・クーポンタイプなどの設定項目】

LINEクーポン利用促進▲ クーポンコード(コード/バーコード)やクーポンタイプを設定します

注意点として、クーポンは一度「保存」すると編集・削除ができない仕様です(下書き保存なら編集可)。必ずプレビューで確認してから保存しましょう。

ステップ3:作成したクーポンを配信する

保存したクーポンは、目的に合わせて複数の面から配信できます。友だちがどの導線で接触するかを踏まえ、複数を組み合わせるのがおすすめです。

  • あいさつメッセージ:友だち追加直後に届けられ、関心が高いうちに来店・購入を促せます。
  • リッチメニュー:トーク画面下部に常設でき、いつでもクーポンにアクセスしてもらえます。
  • 応答メッセージ:特定キーワードへの返信としてクーポンを表示できます。
  • リッチメッセージ:画像付きの一斉配信で、視覚的に特典を訴求できます。
  • アンケート・ゲームの特典:楽しみながら取得してもらい、顧客データも収集できます。

利用する側(顧客)の使い方も直感的です。届いたクーポンをタップして取得し、店頭では画面を提示、ECでは表示されたコードを入力するだけで適用されます。どの配信面が効果的かは反応を比較しながら改善していくのが、成果につながる運用のコツです。

LINEクーポンの利用率を上げるには?

LINEクーポンの利用率を上げる鍵は、「全員に同じものを配らない」ことです。友だち全体への一斉配信ではなく、購買履歴や興味関心でセグメントを分け、相手にとって価値のある特典を、使われやすいタイミングで届けることで利用率は大きく変わります。

利用率を高めるために、特に効果が出やすいポイントを挙げます。

  • セグメントを絞る:初回客・リピーター・休眠客で特典を変える。セグメント配信で「自分向け」だと感じてもらうことが利用率向上の近道です。
  • 配信タイミングを合わせる:給料日後や週末前、来店しやすい時間帯など、行動が起きやすい瞬間に届けます。
  • 限定感と期限を設計する:「今週末まで」「LINE友だち限定」といった条件で、使うきっかけを後押しします。

配布して終わりにせず、利用率という数値で振り返り、次の配信に反映する運用が定着すると、クーポンは「配るほど関係が深まる施策」へと変わっていきます。

LINEクーポンのデメリット・課題は?

LINEクーポンのデメリットは、使い方を誤ると「割引依存」に陥りやすい点です。値引きを前提にした配布を続けると、クーポンがないと買わない顧客が増え、利益率とブランド価値の両方が下がっていきます。手軽に配れるからこそ、設計を誤ると逆効果になります。

現場で起きやすい課題は次のようなものです。

  • 割引の常態化:定価で買う理由が薄れ、収益性が悪化する。
  • 配っても使われない:ターゲットや内容が合わず、取得後に放置される。
  • 効果が見えづらい:配布と成果の因果が測れず、改善につながらない。

これらを避けるには、クーポンを「値引き」ではなく「体験や関係づくりのきっかけ」として位置づけることが重要です。割引に頼らずに再来店を促す考え方は、リピーターを増やす施策もあわせて検討すると効果的です。

MAACで実現するLINEクーポンの拡張

LINE公式アカウントの標準機能でも十分にクーポンは運用できますが、より高度なパーソナライズや第三者クーポンとの連携を行うなら、マーケティングプラットフォームの活用が有効です。クレッシェンドラボが提供するMAACは、LINEクーポンの表現と運用を大きく拡張します。

多彩なクーポン形式の作成

コード型、URL型、LINEポイント、店舗バウチャー、ゲーム型、ブランドクーポン、会員ポイントなど、複数のクーポン形式を目的に応じて作成できます。単なる割引にとどまらず、体験価値を伴う特典を設計できます。

【スクリーンショット:MAACで作成できる多彩なクーポン形式】

LINEクーポン管理画面▲ MAACで作成できる多彩なクーポン形式

第三者発行クーポンとの連携

外部のギフトカードやコンビニ引換券など、第三者が発行するクーポンとも連携できます。自社特典と外部特典を組み合わせることで、キャンペーンの魅力を高められます。

多彩な施策への即応性

クーポン作成から配信までを最短1分で完了できるため、市場やキャンペーンの変化にすばやく対応できます。思いついた施策をすぐ形にできるスピードが強みです。

【スクリーンショット:キャンペーン施策への即応イメージ】

LINEクーポンのメリット▲ 施策の変化にすばやく対応できるワークフロー

リアルタイムの効果測定

配布・取得・使用の状況をリアルタイムで把握し、利用率をもとにその場で改善できます。オムニチャネルでの顧客行動と組み合わせれば、より精度の高いPDCAが可能になります。

LINEクーポン活用シーンの具体例

実際の成果をイメージしやすいよう、事例を紹介します。多慶屋では、国際的な旅行博覧会で配布したバーコード型クーポンを活用し、3日間のイベント期間で約3,000件のクーポンスキャンを獲得しました。

【スクリーンショット:多慶屋の事例】

クーポン作成開始画面▲ 多慶屋のLINEクーポン活用事例

また、リッチメニューにルーレットゲームを常設し、遊びながらクーポンを獲得できる仕組みも体験価値型の好例です。オフラインのイベント来場者をLINE上の接点につなげ、その後の関係構築にもつなげています。詳しい取り組みは多慶屋の導入事例で紹介しています。

【スクリーンショット:リッチメニューに常設したルーレットゲーム】

LINE公式アカウント設定▲ 多慶屋のリッチメニューに常設されたルーレットゲーム

今後のLINEクーポン活用はどう変わる?

今後のLINEクーポンは、「割引の手段」から「体験価値を届ける起点」へと役割が変わっていきます。AIによる一人ひとりへのパーソナライズと、オンライン・オフラインを横断するオムニチャネル連携が進むことで、クーポンは顧客理解を深めるデータの入り口になります。

割引率の勝負から抜け出し、「誰に、何を、いつ届けるか」で差をつける時代です。AIを活用したコミュニケーション設計の考え方は、無料eBookAI時代のビジネスコミュニケーションで体系的に解説しています。

まとめ

LINEクーポンは、開封率の高いLINE上で、狙った相手に特典を届けられる強力なツールです。作り方はシンプルですが、成果を左右するのは「セグメント配信」「配信タイミング」「体験価値の設計」という運用の質です。

割引依存に陥らず、クーポンを関係づくりの起点として使えば、利用率とリピートの両方を伸ばせます。より高度な活用を検討する際は、AI時代のビジネスコミュニケーション(無料eBook)もぜひお役立てください。

自社のLINEクーポン施策をどう設計すべきか具体的に相談したい方は、お気軽にお問い合わせください

よくある質問(FAQ)

LINEクーポンは無料で作れますか?

はい。LINE公式アカウントのクーポン機能を使えば、基本的な作成・配布は無料で行えます。ただし、メッセージ配信数がプランの無料枠を超えると配信費用が発生します。大量配信を行う場合は料金プランを確認しておくと安心です。

LINEクーポンの利用率を上げるにはどうすればいいですか?

友だち全員への一斉配信ではなく、購買履歴や興味に応じてセグメントを分け、相手に合った特典を最適なタイミングで配ることが有効です。有効期限や「友だち限定」といった限定感を設計すると、さらに利用率が高まります。

LINEクーポンとショップカードの違いは何ですか?

LINEクーポンは特典(割引や引換)を単発で配布する仕組みで、ショップカードは来店ごとにポイントを貯めてもらう継続的な仕組みです。単発の来店促進はクーポン、再来店の習慣化はショップカードと、目的で使い分けると効果的です。

LINEクーポンはどうやって配信しますか?

管理画面でクーポンを作成した後、メッセージ配信・リッチメニュー・あいさつメッセージ・自動応答などから配布経路を選びます。友だちがどの導線で接触するかを踏まえて、複数の経路を組み合わせるのがおすすめです。

LINEクーポンのデメリットはありますか?

最大のデメリットは、割引を前提にした配布を続けると「割引依存」を招き、利益率とブランド価値が下がる点です。クーポンを値引きではなく体験価値や関係づくりのきっかけとして設計することで、このリスクを避けられます。