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LINE公式アカウントの「クーポン」配信設定や活用方法を紹介

LINE公式アカウント • 2024/04/16 16:55:52 • Written by: Nae Saito

LINE公式アカウントの「クーポン」は、友だち限定でお得な割引や特典を配信することのできる機能です。

この記事ではLINEクーポンを活用するメリットや、設定方法、LINE公式アカウント運営時に知っておきたいLINEクーポンの効果的な配信方法の基本を、初心者にもわかりやすく紹介します。

下記のような疑問やお悩みを持つ方にオススメ!

  • LINEクーポンの作り方がわからない
  • LINEクーポンの効果的な配信方法について知りたい
  • LINEクーポンを活用してLINE公式アカウントを効率よく運営したい



LINE公式アカウントの「クーポン」機能とは?

LINE公式アカウントの「クーポン」機能は、企業やブランドが顧客に対して特典や割引を提供するためのツールです。この機能を使用することで、顧客はLINEアプリ内でクーポンを受け取ることができます。わざわざ紙媒体のクーポンを持ち歩かずに済むため、気軽に利用することができます。また、LINE上でクーポンの配信や管理を行いながら、顧客の行動喚起をしたり顧客データを分析したりと、企業にとってもメリットが大きいのがポイントです。

LINE公式アカウントの活用の仕方やその他の機能については下記の記事をご参照ください。

LINE公式アカウントでクーポンを配信するメリット

LINE公式アカウントでクーポンを配信するメリットは大きく分けて3つあります。

商品購入や来店の動機づけ

LINEクーポンを提供することで、顧客が商品を購入したり、店舗を訪れる動機が高まります。

LINEユーザーの過半数が、企業・店舗のLINE公式アカウントと友だちになって実施した行動として、「LINEクーポン目当てに、サービスや店舗を利用する」ことを理由としてあげており、調査結果から多くの顧客がLINEクーポンをきっかけに来店・購入するということがわかります。

アンケート

(参照:クーポンの活用方法|集客・販促に役立つ使い方

つまり、魅力的なクーポンを定期的に配信し、顧客の興味を継続的に引き寄せることで、来店のきっかけや商品購入の機会を増加する後押しとなります。

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友だち追加の促進

LINEクーポンを受け取るためには、LINE公式アカウントを友だち追加する必要があります。

実店舗での商品会計時に声かけを行ったり、ECサイト上に友だち追加を促すボタンを設置したりするなど、商品購入を検討しているターゲット層に適切なタイミングでお得なクーポン情報をお届けすることが可能です。

このようにLINEクーポンを配信することは、商品購入を促すだけでなく、まだ友だち追加していない顧客にリーチし、さまざまな情報を配信するきっかけとなります。

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顧客データの収集・分析

LINEクーポンではさまざまな顧客データの収集と分析が可能です。

クーポンの獲得経路や獲得ユーザー数、使用ユーザー数、使用回数を確認することができ、どのクーポンが商品購入や来店の動機づけとして有効なのかを比較分析することが可能です。

データ集計においては紙のクーポンと比べても非常に簡単でデータもすぐに確認できるため、クーポンの最適化や次のクーポン配信へと役立てるなどマーケティング戦略の改善に役立ちます。

LINE公式アカウントでクーポンを作成する方法

次にLINEクーポンの作成方法を、LINE Official Account Managerの画面と合わせて順にご紹介していきます。

LINE公式アカウントでクーポンを作成する際には、以下の手順に従って設定を行います。

1.LINE Official Account Managerにログイン

2.LINEクーポンの内容を設定

下記の設定が必要な項目を順番に選択していきます。

クーポン名

有効期間

写真

利用ガイド

抽選機能

LINEサービスへの掲載

使用可能回数

クーポンコード

クーポンタイプ

3. 保存


1:まずLINE Official Account Managerへログインし、各種設定を行なっていきます。LINE Official Account Managerの操作方法についてはこちらの記事をご参照ください。

LINE Official account managerのホーム画面

まずはホーム画面よりツール>>クーポンを選択し、【作成】を選択します。

LINE Official account managerのホーム画面

2:配信するクーポンの内容を設定していきます。

画面右に表示されるプレビューを見ることで、実際にどのように表示されるのかを確認することができます。適宜確認しながらクーポンの設定を行いましょう。

 

設定時に必要な項目:

クーポン名、有効期間、写真、利用ガイド、抽選機能、LINEサービスへの掲載、使用可能回数、クーポンコード、クーポンタイプ

LINE Official account managerのクーポン作成画面

①クーポン名の設定:

クーポンの名称を魅力的にかつ分かりやすく設定します。特典の内容が理解しやすいものを設定しましょう。

②有効期間の設定

クーポンの利用期間を設定します。配信後に設定を変更することも可能ですが、配信期間を短縮することは、顧客とのトラブルに発展しやすいため、期間変更の際は一言添えておくことが推奨されます。

③写真の添付

クーポンに関連する画像を添付します。この画像は、あいさつメッセージや応答メッセージなど、メッセージを用いたクーポン配信の際に画面に表示されるため、クーポンの特典がイメージしやすい画像を設定しましょう。

*2023年9月のアップデートより画像テンプレートの利用が可能となっています。

④利用ガイドの作成

クーポンの利用方法や利用条件、注意事項などを記載した利用ガイドを作成します。顧客がスムーズにクーポンを利用できるようにするために重要な項目のひとつです。

coupon2LINE Official account managerのクーポン作成画面

⑤抽選機能の設定

クーポンの抽選機能の有無や詳細を設定します。抽選確率は1~99%、当選者数は10万人未満までの1人単位と細かい数字を設定できるため、必要に応じて配信状況を確認しながら適宜設定の調整が求められます。

⑥LINEサービスへの掲載

クーポンをLINEサービスに掲載するかどうかを選択します。LINEサービスに掲載することで、まだ企業のLINE公式アカウントを友だち追加していない人の目に止まる機会が増えるため、新規友だちの集客が見込めます。

*LINEサービスへの掲載は、プレミアムアカウントもしくは、認証済みアカウントのみが可能であるため、まだ申請していない場合は手順に従って手続きが必要です。

⑦使用可能回数の設定

クーポンの使用可能回数を「1回のみ」もしくは「上限なし」から選択します。

⑧クーポンコードの設定

クーポンを利用する際に「クーポンコード」(16字以内の英数字)もしくは「バーコード」を表示させることが可能です。

クーポンコードを利用することで、電話やオンラインでの購入時にもLINEクーポンを活用することができます。顧客がスムーズに利用できるよう利用ガイドにてクーポン利用の流れを明確に提示しておきましょう。

また画像を設定し、バーコードを表示させることも可能です。必要に応じて設定し店舗でのデータ管理に活用しましょう。

⑨クーポンタイプの選択

クーポンの種類(割引、無料、プレゼント、キャッシュバック、その他)を選択します。

LINEオートメーションツールによる機能拡張でLINEポイントやゲーム引換券等の賞品も選択が可能になります。

⑩クーポンの内容を保存

LINEクーポンを配信するためには対象のクーポンを事前に作成しておく必要があります。

クーポンを事前に保存しておき、顧客にあった内容のクーポンを最適なタイミングで配信しましょ

LINE公式アカウントでクーポンを配信する方法

事前に作成しておいたLINEクーポンを効果的に配信するためにはさまざまな方法を使用することができます。次にその具体的な方法についてご紹介します。

あいさつメッセージ

あいさつメッセージは、友だち登録の際に自動で送信されるメッセージのことです。

文章や写真、クーポンを含むさまざまな要素のメッセージを5つまで設定することができるため、今後配信予定のお得な情報の紹介とともにクーポンを配信することができます。

特に、友だち追加後すぐにクーポンを配信することで、顧客の商品に対する関心度が高いうちにお得な情報を届けることができるため、来店や商品の購入を促すことができます。初回限定の割引率が高いクーポンを設定することも有効です。

リッチメニュー

リッチメニューはLINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるメニューを指します。

リッチメニューはトーク画面上に常に表示されているため、LINEクーポンなどの商品購入の際に役立つ情報を設定しておくことで、顧客の商品購入の動機を高めたり、店舗を来店するきっかけを誘発したりする方法として有効です。

リッチメニューの設定でLINEクーポンを展開させる方法として、「クーポンを直接設置する方法」と「特定のキーワードを設定し応答メッセージに対応させる方法」の2種類があります。用途に応じて設置方法を使い分けましょう。

直接クーポンを設置する場合:LIFF画面にLINEクーポンが直接表示される。ワンタップですぐにクーポン利用画面が表示されるのが利点。

応答メッセージに対応するテキストを設置する場合:テキストに対応してLINEクーポンのリッチメッセージが表示される。トーク履歴に残るため、顧客にとって後から見返しやすい。

リッチメニューのその他の詳しい使い方や具体的な設定についてはこちらの記事をご参照ください。

LINEリッチメニューとは?設定方法や運用のコツを徹底解説!

応答メッセージ

応答メッセージは、特定のキーワードに対して事前に返信内容を設定することができる機能です。

対応するキーワードを設定しておくことで、トーク画面上で簡単にクーポンを表示させることができるため、クーポン配信に活用することがおすすめです。

リッチメニューと合わせて活用することで、顧客の打ち間違いによる未配信防止やデータの集計・分析が可能です。

リッチメッセージ

リッチメッセージは、テキストと画像を組み合わせて配信することで視覚的に訴求することのできる機能です。

新しいクーポンについて友だちに一斉配信をしたいときなど、特典の内容がイメージしやすい画像を使用することで顧客のクーポン利用機会を増加させることができます。

アンケート回答やゲームの特典

アンケートやゲームの参加者に対して、クーポンを特典として配信することは顧客にとっても企業にとってもお得なクーポン配信方法です。

楽しみながらクーポンを手に入れられる仕組みを提供することで、顧客にとっては楽しみながら特典を手に入れることができ、企業にとっては顧客満足度を高めながら多くの顧客に参加してもらうことで効率よく顧客データを収集することができます。

また収集した顧客データを分析することで、より効果的なクーポンの作成と配信が可能となります。

まとめ

ここまでLINE公式アカウントでクーポンを配信するメリットに着目し、具体的な作成方法や配信方法をご紹介してきました。

LINEクーポンの配信内容や配信方法を工夫することで、さらに効果的な集客をしていきましょう。

  • 活用しやすいLINEクーポン配信方法

    あいさつメッセージ、応答メッセージ、リッチメニュー

    友だち登録時や顧客が自らLINEクーポンを求めてLINE公式アカウントを開いた時に、利用されやすい機能であるため、クーポンの内容を顧客にわかりやすく伝えることが重要。

    リッチメッセージ、アンケート回答やゲームの特典

    クーポン配信をきっかけに、商品購入を決定していない顧客に対してのアプローチが可能なため、クーポンの内容を魅力的に伝えることが重要。

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LINEオートメーションツールMAACを活用することで、コンテンツをさらに充実させることが可能。また魅力的なコンテンツを最適なタイミングで配信することができるため、さらに訴求力の高い配信を行うことを可能にします。

  • バラエティに富んだ種類の賞品の提供

    LINEポイント、ゲーム引換券や特典画像など、LINE公式アカウント上で設定できるクーポンタイプ(割引、無料、プレゼント、キャッシュバック)に限らず幅広い種類の賞品を提供することが可能なため、さまざまな方法で顧客を惹きつけることができます。

  • AI技術を活用し顧客に合ったタイミングで配信

    LINE上の行動に基づいてそれぞれの顧客に合わせたタイミングで自動配信したり、特定の条件を元に配信したりすることが可能です。あいさつメッセージや応答メッセージなどと合わせて配信することで、最適なタイミングでの顧客接点を増やしクーポンの魅力を伝えることができます。

    MAACについてさらに詳しい情報はこちらからご覧ください。

 

Nae Saito

Content Marketing Intern @台湾