目次
✅ 要点まとめ(30秒でわかる)
- 休眠顧客とは、過去に購入や問い合わせがあったものの、一定期間反応もない顧客層のこと
- 一般に新規獲得は既存顧客の維持より約5倍のコストがかかると言われる(1:5の法則)。休眠層の掘り起こしは費用効率が高い
- 掘り起こしの成否は「誰に送るか」で決まる。未開封/開封したが未反応/購入後に離反の3層で打ち手を分ける
- LINEは開封率がメールより高く行動データが残るため、「関心はあるが動いていない層」を特定しやすい
- 本記事では休眠顧客の定義、対象の絞り込み方、LINEでの5ステップ、例文、失敗しない注意点までを解説します
広告費が上がり続けるなかで、新規獲得だけに予算を寄せている企業は少なくありません。 一方で、すでにリストにいる顧客のうち「過去に買ったが最近は動いていない層」は、多くの場合そのまま放置されています。
この層は、自社を知っていて、一度は購入まで至った人たちです。ゼロから認知を作る必要がないぶん、掘り起こしの費用効率は新規獲得より高くなります。
本記事では休眠顧客の定義を整理したうえで、LINEを使った再アプローチの具体的な手順と、実務でつまずきやすい注意点を解説します。
休眠顧客とは?「離反顧客」との違い
休眠顧客とは、過去に購入や問い合わせなどの接点があったものの、一定期間にわたって購入も反応もない顧客層を指します。関係が完全に切れたわけではなく、連絡手段は残っている状態です。連絡先が使えない、あるいは明確に解約・退会した顧客は「離反顧客」として区別します。
つまり休眠顧客は、まだ届けられる相手です。ここが掘り起こしが成立する前提になります。
休眠と離反はどう違う?
判断の分かれ目は「まだ連絡が届くか」です。
|
休眠顧客 |
離反顧客 |
|
|---|---|---|
|
状態 |
反応がないが連絡は届く |
解約・退会・ブロック済み |
|
LINEでの状態 |
友だちのまま、未開封または未反応 |
ブロック、または友だち解除 |
|
打ち手 |
掘り起こし配信、パーソナライズ |
再獲得広告、新規と同じ扱い |
|
費用効率 |
高い |
新規獲得と同等 |
ブロックされてしまうと、休眠から離反へ移ります。掘り起こしの施策は、同時にブロックを増やさない設計であることが必須です。ブロック率を抑える具体策は「LINE公式アカウントのブロック率を下げる方法」で解説しています。
自社の休眠期間はどう決める?
商材の購入サイクルの2〜3倍を目安にします。
「何日反応がなければ休眠か」に一律の正解はありません。消耗品なら購入サイクルは1〜2か月、家具や家電なら数年です。日用品で90日反応がなければ休眠ですが、耐久財なら90日は正常な検討期間にすぎません。
自社の平均購入間隔を出し、その2〜3倍を超えた層から順に休眠として扱う。この決め方が実務的です。購入間隔をもとにした顧客の分類にはRFM分析が使えます。
休眠顧客の掘り起こしはなぜ重要?
新規獲得よりコストが低く、既存リストのなかで最も改善余地が大きい層だからです。マーケティングでは一般に、新規顧客の獲得は既存顧客の維持に比べて約5倍のコストがかかると言われます(1:5の法則)。また離反率を5%改善すると利益が25%以上改善するという「5:25の法則」も広く知られています。
これらは経験則であり、業種によって数字は変わります。ただ「すでに接点のある相手に送るほうが安い」という方向性は、どの業種でも共通です。
もうひとつの理由が、リストが増えるほど休眠層も増えることです。
友だち数が1万人を超えたLINE公式アカウントで、直近3か月に反応があったのが2,000人だとすれば、残り8,000人が掘り起こしの対象になります。この8,000人に一斉配信を打つと通数コストがかかるうえ、関心のない配信はブロックを招きます。誰に送るかを絞ることが、コストとブロック率の両方を左右します。
配信の絞り込み方は「LINEのセグメント配信のやり方」にまとめています。
掘り起こしの効果はどう見積もる?
対象人数 × 想定復帰率 × 客単価で概算します。
社内で予算を通すとき、「掘り起こしでいくら戻るのか」を先に置いておくと議論が進みます。計算は単純です。
見込み売上 = 掘り起こし対象人数 × 復帰率 × 客単価
友だち1万人のうち休眠層が8,000人、客単価5,000円のケースで試算します。
|
復帰率 |
復帰人数 |
見込み売上 |
配信コスト(1通3円想定) |
|---|---|---|---|
|
1% |
80人 |
400,000円 |
24,000円 |
|
3% |
240人 |
1,200,000円 |
24,000円 |
|
5% |
400人 |
2,000,000円 |
24,000円 |
配信コストは対象人数で決まるため、復帰率が上がっても変わりません。つまり掘り起こしは、復帰率が上がるほど費用効率が跳ね上がる構造です。
ここで重要なのは、初回の復帰率を高く見込まないこと。1回目の配信は基準値を取るためのものと考え、2回目以降で条件とメッセージを絞り込んでいきます。復帰率が1%から3%に上がれば、同じコストで売上は3倍になります。
掘り起こしの対象はどう決める?休眠顧客の3分類
休眠顧客は一括りにせず、「未開封」「開封したが未反応」「購入後に離反」の3層に分けます。層ごとに止まっている理由が違うため、同じメッセージを送っても効きません。特に「開封したが未反応」の層は関心が残っているため、最も費用効率が高い掘り起こし対象**になります。
|
分類 |
状態 |
止まっている理由 |
有効な打ち手 |
|---|---|---|---|
|
未開封 |
配信を開いてもいない |
通知に埋もれている/興味が薄い |
配信時間の変更、件名の見直し、頻度を落とす |
|
開封したが未反応 |
開いたが購入・クリックなし |
価格・仕様への疑問、比較検討中 |
質問に答える導線、限定オファー、チャット相談 |
|
購入後に離反 |
過去に購入、その後動きなし |
使い切った/忘れている/不満 |
購入サイクルに合わせた再購入案内、後継商品の提案 |
3層のうち中央の「開封したが未反応」が最も見落とされます。開封しているので興味はある。しかし購入に至っていない。この層に必要なのは値引きではなく、止まっている理由を解消することです。
顧客の状態を層で捉えるには、事前のタグ付けが前提になります。実装方法は「LINEのタグ付け・タグ管理のやり方」で解説しています。
LINEが休眠顧客の掘り起こしに向いている理由は?
開封率がメールより高く、開封やクリックといった行動データが友だち単位で残るためです。「関心はあるが動いていない層」を特定できることが、他チャネルとの最大の違いになります。
LINEの国内月間利用者数は1億人を突破しています(出典:LINEヤフー株式会社)。連絡手段として生活に組み込まれているため、休眠状態の顧客にも届きやすい環境です。
チャネルごとの特性を整理すると、次のようになります。
|
LINE |
メールマガジン |
DM(郵送) |
|
|---|---|---|---|
|
到達 |
通知が端末に出る |
受信箱に埋もれやすい |
物理的に届く |
|
開封の把握 |
友だち単位で可能 |
可能(画像読込前提) |
不可 |
|
クリックの把握 |
友だち単位で可能 |
可能 |
不可(QR等で代替) |
|
1通あたりコスト |
通数課金 |
低い |
高い |
|
休眠層への適性 |
行動で絞り込める |
一括配信になりがち |
コストが合いにくい |
開封率の実測値と改善方法は「LINEの開封率を上げる方法」で扱っています。
※ 本記事では業界平均の開封率は掲載していません。集計条件によって数値が大きく変わるため、自社アカウントの実測値を基準にすることを推奨します。
既読リターゲティングとは?開封したのに反応しない層を狙う
既読リターゲティングとは、配信を開封したが購入やクリックに至らなかった顧客を抽出し、次の配信内容を変えて再アプローチする手法です。開封という行動が残るLINEだからこそ成立する考え方で、前章の3分類のうち「開封したが未反応」の層を狙い撃ちします。

Web広告のリターゲティングが「サイトを見たが買わなかった人」を追うのに対し、既読リターゲティングは「メッセージを読んだが動かなかった人」を追います。
なぜこの層が有効なのか。開封したという事実が、次の2つを意味するからです。
- 配信をブロックしていない(受け取る意思がある)
- 件名やプレビューに反応した(テーマへの関心がある)
つまり関心の入口までは来ている状態です。あとは「なぜ止まったのか」を解消できれば動く可能性があります。
一方で未開封層に同じ内容を送り続けると、通数コストだけがかかり、ブロック率が上がります。既読と未開封を分けて扱うことが、掘り起こしの効率を決めます。
休眠層の絞り込みとパーソナライズ配信の設計は、無料のAI×顧客コミュニケーションのeBookでも整理しています。
LINEで休眠顧客を掘り起こす5ステップ
セグメント抽出、既読と未読の出し分け、パーソナライズ配信、効果測定、次回への反映の5段階で進めます。順序が重要で、特にステップ1の抽出を飛ばして全員配信をすると、通数コストとブロック率の両方が悪化します。

【図2|掘り起こし5ステップのフロー図】
ステップ1|休眠・未反応セグメントを抽出する
最終購入日と最終反応日の2軸で絞り込みます。
まず自社の休眠期間(購入サイクルの2〜3倍)を決め、その条件でリストを分けます。そのうえで前章の3分類を適用します。
- 最終購入日から90日以上(商材に応じて調整)
- 直近3回の配信で購入・クリックなし
- ブロックしていない
この3条件で抽出した層が、掘り起こしの母集団になります。タグが整っていないと抽出ができないため、タグ設計が先に必要です。
ステップ2|既読・未読で出し分ける
同じセグメントでも、開封しているかで送る内容を変えます。

|
開封したが未反応 |
未開封 |
|
|---|---|---|
|
送る内容 |
疑問の解消、比較材料、限定オファー |
件名を変えた再送、配信時間の変更 |
|
目的 |
検討を進めてもらう |
まず開いてもらう |
|
頻度 |
通常どおり |
落とす(ブロック回避) |
未開封層に同じ内容を繰り返し送るのは避けてください。開かれない理由が内容ではなくタイミングや頻度にある可能性が高いためです。
ステップ3|パーソナライズして配信する
過去の購入商品やタグに応じて、内容を差し替えます。
「久しぶりです、20%OFFです」という一斉配信は、休眠層にはほとんど効きません。値引きに反応する層だけを集め、利益率を下げるだけに終わりがちです。
有効なのは、その顧客の文脈に触れることです。
- 過去に購入した商品の消耗タイミングに合わせた案内
- 購入した商品の後継モデル・関連商品の紹介
- 閲覧したが購入しなかった商品の在庫・価格の更新情報
- 開封したが未反応の層には、よくある疑問への回答
配信の設計思想は「一斉送信とセグメント配信の使い分け」も参考になります。
ステップ4|効果を測定する
開封率だけでなく、購入率とブロック率を必ず並べて見ます。

掘り起こし配信の評価指標は次の4つです。
|
指標 |
見る理由 |
|---|---|
|
開封率 |
件名と配信時間が合っているか |
|
クリック率 |
内容が関心とずれていないか |
|
購入率(復帰率) |
実際に戻ってきたか |
|
ブロック率 |
休眠を離反に変えていないか |
開封率が上がってもブロック率が同時に上がっていれば、その配信は失敗です。休眠層を離反層に変えてしまっているためです。
ステップ5|次のキャンペーンに活かす
戻った顧客と戻らなかった顧客の違いを、次の抽出条件に反映します。
1回の配信で全員が戻ることはありません。重要なのは「どの層が、どの内容で戻ったか」を記録し、次回の抽出条件とメッセージに反映することです。
たとえば「購入から120日以上経過した層は、消耗タイミングの案内で戻りやすい」という傾向が見えたら、その条件を自動抽出のルールにします。戻った顧客をその後どう維持するかは「リピーターを増やす方法」で扱っています。
掘り起こしメッセージはどう書く?例文と構成
「久しぶり」から入らず、相手の文脈から入るのが基本です。件名で開封され、冒頭3行で「自分向けだ」と伝わり、行動の選択肢が1つに絞られている構成にします。値引きは最後の手段として扱ってください。
構成の型
4つの要素を順番に置きます。
- 文脈の提示(前回購入した商品/閲覧した商品に触れる)
- 今伝える理由(在庫が戻った、後継が出た、消耗の時期)
- 行動の選択肢を1つに絞る(詳細を見る/質問する のどちらか)
- 返信のハードルを下げる(チャットで質問できると明記)
例文|開封したが未反応の層へ
○○様、以前ご覧いただいた△△について、サイズ展開が追加されました。 前回「サイズが合うか分からない」というご質問を多くいただいた商品です。 実寸のご確認や、他サイズとの比較はこちらからご質問いただけます。 ▶ サイズについて質問する ▶ 商品ページを見る
値引きに触れず、止まっていた理由(サイズの不安)を解消する構成にしています。
例文|購入後に離反した層へ
○○様、前回ご購入いただいた△△から約3か月が経ちました。 使用ペースによっては、ちょうど残りが少なくなる時期です。 定期便に切り替えると買い忘れがなくなり、1回あたりの価格も下がります。 ▶ 定期便の詳細を見る
購入サイクルを起点にしているため、「売り込み」ではなく「タイミングの案内」として読まれます。
避けたい書き方
- 「お久しぶりです」から始める(相手にとって再開の理由になっていない)
- 割引率を件名の主役にする(値引き反応層だけが集まる)
- 選択肢を3つ以上並べる(どれも選ばれない)
- 「今すぐ」「本日限り」を多用する(休眠層には響かず、ブロック要因になる)
掘り起こしで失敗しないための注意点は?
配信頻度を上げすぎない、値引き一本槍にしない、戻らない層を追いかけすぎない、の3点です。掘り起こしは「休眠を離反に変えないこと」が同時に求められる施策なので、攻めと守りのバランスが必要になります。
配信頻度は上げすぎない
休眠層への配信は、通常セグメントより頻度を落とします。
反応がないからといって配信を増やすと、ブロック率が上がります。休眠層は「関心が薄れている」状態なので、接触回数ではなく内容の適合度で勝負する領域です。
値引き一本槍にしない
割引で戻った顧客は、次も割引でしか動かなくなります。
短期の売上は立ちますが、粗利率とLTVを下げます。値引きは「他の打ち手が効かなかった層への最後の手段」として位置づけるのが安全です。LTVへの影響まで見て判断してください。
「戻らない顧客」を追いかけない
3回程度アプローチして反応がなければ、頻度を大きく下げます。
すべての休眠顧客が戻るわけではありません。反応しない層に配信を続けると、通数コストとブロックリスクだけが積み上がります。追いかけるのをやめる基準を先に決めておくことが、掘り起こしの設計に含まれます。
LINE公式アカウント単体の限界と、その解決策
LINE公式アカウントの標準機能でも、属性やオーディエンスによる絞り込み配信は可能です。ただし「開封したが未反応」という行動ベースの抽出や、購入サイクルに合わせた自動配信は標準機能の範囲を超えます。掘り起こしを継続的に回すには、行動データと購買データを扱えるツールが必要になります。
標準機能でできること・できないこと
|
LINE公式アカウント標準 |
行動データを扱えるツール |
|
|---|---|---|
|
属性での絞り込み |
○(推定値) |
○ |
|
過去の配信反応で絞り込み |
一部 |
○(開封・クリック単位) |
|
購入履歴での絞り込み |
× |
○ |
|
購入サイクルに応じた自動配信 |
× |
○ |
|
掘り起こし結果の蓄積と再利用 |
× |
○ |
【図4|標準機能と行動データを扱えるツールの機能比較図】
MAACで既読リターゲティングを自動化する
クレッシェンドラボのMAACは、LINE公式アカウントを軸にしたマーケティング自動化ツールです。日本国内で800社以上に導入されています(出典:MAAC 製品ページ)。
掘り起こしの文脈で効くのは、次の3点です。
- 開封・クリック単位のセグメント抽出(ステップ2の出し分けを自動化)
- EC・基幹システムとの双方向連携(購入サイクルを起点にした配信)
- タグの自動付与(ステップ1の前提になるタグ設計を運用に乗せる)
導入事例では、フィッツコーポレーションがタグが付与されたアクティブな友だちの割合97%を達成しています。購入者層37.5%、未購入者層62.5%という内訳まで可視化されており、層ごとの打ち分けが可能な状態になっています(出典:フィッツコーポレーション 導入事例)。
タグ保有率が高いほど、掘り起こしの抽出精度は上がります。逆にタグがない状態では、そもそも休眠層を切り出せません。
ほかの業種の事例は導入事例の一覧にまとめています。
休眠層の抽出から配信、効果測定までを自動化したい方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
休眠顧客とは、過去に接点があったものの一定期間反応がない顧客層のことです。連絡手段が残っているという点で離反顧客とは区別され、ここが掘り起こしが成立する前提になります。
掘り起こしの成否は「誰に送るか」で決まります。休眠層を「未開封」「開封したが未反応」「購入後に離反」の3つに分け、層ごとに打ち手を変えてください。とくに中央の「開封したが未反応」は関心が残っているため費用効率が高く、それでいて最も見落とされやすい層です。
LINEは開封やクリックが友だち単位で残るため、この行動ベースの絞り込みに向いています。既読リターゲティング、つまり「読んだが動かなかった人」を狙う設計は、LINEだからこそ成立する手法といえます。
一方で注意点もあります。反応がないからと配信頻度を上げればブロック率が上がり、休眠が離反に変わります。値引きに頼れば粗利率とLTVが下がる。追いかけるのをやめる基準まで含めて設計してください。
抽出から配信、効果測定までを継続的に回すには、行動データと購買データを扱えるツールが必要になります。体系的に整理したい方は無料のAI×顧客コミュニケーションのeBookをご覧ください。導入のご相談はお問い合わせフォームから承っています。
よくある質問
休眠顧客とは何ですか?
休眠顧客とは、過去に購入や問い合わせなどの接点があったものの、一定期間にわたって購入も反応もない顧客層です。解約・退会した「離反顧客」と異なり、連絡手段が残っているため再アプローチが可能な状態を指します。
何日反応がなければ休眠顧客ですか?
一律の基準はありません。自社の平均購入間隔を出し、その2〜3倍を超えた層から順に休眠として扱うのが実務的です。消耗品なら90日程度、耐久財なら1年以上が目安になります。
休眠顧客の掘り起こしはなぜ新規獲得より効率がよいのですか?
すでに自社を知っており、一度は購入まで至っているためです。一般に新規獲得は既存顧客の維持に比べて約5倍のコストがかかると言われます(1:5の法則)。認知形成の工程が不要なぶん、掘り起こしのほうが費用効率が高くなります。
既読リターゲティングとは何ですか?
配信を開封したが購入やクリックに至らなかった顧客を抽出し、内容を変えて再アプローチする手法です。開封という行動データが残るLINEだからこそ成立する考え方で、「関心はあるが動いていない層」を狙い撃ちできます。
掘り起こし配信でブロックされないためにはどうすればよいですか?
休眠層への配信頻度は通常セグメントより落としてください。反応がないからと配信を増やすとブロック率が上がり、休眠顧客が離反顧客に変わります。開封率とブロック率を必ず並べて評価し、3回程度アプローチして反応がなければ頻度を大きく下げる基準を設けるのが安全です。
掘り起こしメッセージは値引きを入れたほうがよいですか?
値引きは最後の手段として扱ってください。割引で戻った顧客は次も割引でしか動かなくなり、粗利率とLTVを下げます。まずは過去の購入商品の消耗タイミングや、止まっていた疑問の解消といった文脈からアプローチすることを推奨します。
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出典
クレッシェンド・ラボ 編集部
LINEマーケティング、CRM、AIを活用した顧客コミュニケーションをテーマに、現場で使える実践ノウハウと最新トレンドを発信しています。日本・アジア800社以上の支援実績と、MAAC・CAACをはじめとする自社プロダクトで培った知見をもとに、LINE公式アカウントの運用やセグメント配信、顧客データ活用、AIカスタマーサービスまで、成果につながる情報をお届けします。
