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LINE AIとは?できること・無料で使えるおすすめAIチャット&活用ツール10選【2026年最新】

クレッシェンド・ラボ 編集部

目次

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✅ 要点まとめ

LINE AIとは、LINE(ライン)上で使えるAI機能の総称です。大きく分けて、①LINEヤフー公式のAI機能(Agent i・AIトークサジェスト・AI Friends)、②友だち追加で使う個人向けAIチャット(AIチャットくん・AIりんな)、③オープンチャットのトーク要約、④LINE公式アカウントのAI自動応答(AIチャットボット(β))、⑤LINE公式アカウントとAIを連携するビジネス向け拡張ツール(MAAC・CAACなど)の5種類があります。多くは無料から試せます。

なお「LINE AIアシスタント」は2026年1月7日に提供を終了しています。他サイトに料金や使い方が残っていますが、現在は利用できません。本記事は2026年9月9日時点で提供状況を確認した内容です。

LINE AI(ライン AI)とは?

LINE AI(ライン AI)とは、LINEアプリやLINE公式アカウント上で利用できるAI機能の総称です。「LINEのAI」「ラインのAI機能」と呼ばれることもあります。
友だち追加するだけで使えるChatGPT系のAIチャット、オープンチャットのメッセージを自動でまとめる要約AI、そして企業がLINE経由の売上を伸ばすためのAI搭載マーケティングツールまで、用途は個人利用からビジネス活用まで幅広く存在します。

現在ビジネスシーンでは、LINE上の顧客データをAIで分析し、売上に直結させる手法が注目を集めています。単なるチャットツールの枠を超え、AIを活用して業務効率化やROI向上を実現する企業が増えているのです。そこで本記事では、個人向けとビジネス向けの両方に分けて、LINE上で使えるAIの便利機能を10個厳選して紹介します。

この記事は、次のような方におすすめです。

  • LINE上で使えるAI機能で日々の作業を効率化したい方(個人向け)
  • AIによるデータ統合でマーケティング・営業・カスタマーサポートを連携させ、LINE経由の売上を最大化したいマーケティング責任者の方(ビジネス向け)

「LINEヤフー公式のAI機能一覧」

LINEのAI機能は、2025年から2026年にかけて統合・再編が進みました。現在利用できる機能と、すでに提供を終了したサービスを分けて紹介します。古い料金プランや利用方法を掲載しているサイトもあるため、最新の提供状況を確認しておきましょう。

Agent i|LINEヤフーのAIエージェント

LINEヤフーは2026年4月20日、AIエージェントの新ブランド「Agent i」の提供を開始しました。Yahoo! JAPANの「AIアシスタント」とLINEの「LINE AI」を統合したサービスで、LINEとYahoo! JAPANのどちらからでもワンタップでアクセスできます。

買い物や旅行の計画など、特定の用途に対応する7つの領域特化型エージェントが用意されています。今後は、ユーザーとのやり取りを記憶する「メモリ機能」や、AIがタスクを実行する機能も順次拡充される予定です。

以前の「LINE AIアシスタント」に代わるサービスを探している方は、まずAgent iを確認するとよいでしょう。

LINE AIの概要と機能

公式サイトより引用)

LINE AIトークサジェスト|返信文をAIが提案

LINE AIトークサジェストは、受信したメッセージに対する返信文をAIが提案してくれる入力補助機能です。

返信内容に迷ったときや、文章をより丁寧で自然な表現に整えたいときに役立ちます。トーク画面に表示される「AI」マークから利用でき、普段のLINEでのコミュニケーションをサポートする機能として注目されています。

LINE AI Friends|AIキャラクターとの会話を楽しめる

LINE AI Friendsは、好みのAIキャラクターとチャットを楽しめる機能です。用意されたキャラクターを選べるほか、画像をアップロードし、声や性格などを設定してオリジナルキャラクターを作ることもできます。

おすすめAIチャットツール

会話の内容に応じて、キャラクターの感情やユーザーとの親密度が変化する点も特徴です。

利用時には、無料で付与される「パワー」またはLINEコインを消費し、会話1往復につき1つ使用します。パワーは初回登録時に20、毎日のチェックインで5ずつ付与されます。対象年齢は13歳以上です(2026年9月9日時点)。

「AIりんな」のように、LINE上でAIキャラクターとの雑談を楽しみたい方にとって、現在最も近い選択肢といえるでしょう。(公式サイトより引用)

LINE AIで何ができる?無料でどこまで使える?

LINE AIでできることは、大きく「質問応答・文章作成」「翻訳・要約」「返信文の提案」「画像の生成や編集」「トークの自動要約」「顧客データのAI分析・自動配信」の6つです。個人向けのAIチャットは無料枠(多くは1日10回程度)から使い始められ、無制限に使う場合は月額980円程度からが目安です(2026年9月9日時点)。ビジネス向けの拡張ツールは無料〜成果報酬型まで料金体系が分かれます。

「まず無料で試したい」個人利用の方は、この後の3つのAIチャットサービスとオープンチャットの要約機能を。「LINE公式アカウントの売上や対応を伸ばしたい」ビジネス利用の方は、すぐ下のリンクからジャンプして後半のAI拡張ツール6選を中心にご覧ください。LINEを軸にAIとオムニチャネルでの顧客コミュニケーションを設計したい方は、クレッシェンドラボのソリューションも参考になります。

【個人向け】友だち追加で使えるAIチャットサービス(2選)

ChatGPTのような生成AIを利用したチャットツールは数多くありますが、ここではそれらをLINE上で使えるようにしたAIチャットサービスを紹介します。ChatGPTのような生成AIを利用したチャットツールは数多くありますが、ここではそれらをLINE上で使えるようにしたAIチャットサービスを紹介します。今回ご紹介するのは、AIチャットくんとAIりんなの2つです。あわせて、2026年1月に提供を終了した「LINE AIアシスタント」の経緯も整理します。

LINE AIの概要

図1:友だち追加だけで使える個人向けLINE AIチャットサービス

おすすめのLINE AIチャットは?

実用的なLINE AIチャットを探すなら、GPT-4o系を使える「AIチャットくん」がおすすめです。以前はLINE AIアシスタントも利用できましたが、2026年1月にサービスを終了したため、現在実用的な代替ツールを探すならAIチャットくんが最適です。AIりんなが娯楽・雑談向けなのに対し、AIチャットくんは質問応答・要約・翻訳といった実務に強く、無料枠から試せます。以下でそれぞれの特徴と始め方・料金を順に見ていきます。

1. AIチャットくん

AIツールのメリット

図7:AIチャットくん(出典:AIチャットくん)

AIチャットくんは、LINE AIアシスタントと同様に、LINE上でChatGPTを利用できるLINE公式アカウントです。高速通信が可能なターボ版を採用しているため、従来のChatGPTに比べてよりスムーズな操作性が魅力です。LINE AIアシスタント以前から存在しており、2024年9月段階で登録者320万人を突破しています。

始め方:LINEホーム画面の検索窓で「AIチャットくん」と検索して友だち追加すると利用開始できます。スマートフォンからURLを開くか、QRコードを読み取って公式アカウントを友だち追加しても利用できます。

AIでできること LINE AI活用事例 おすすめAIツール一覧

図8:AIチャットくんの始め方(検索→友だち追加の手順)

AIチャット画面例

図9:AIチャットくん 友だち追加用QRコード

料金:無料版は10回まで、月額980円もしくは年額9,800円で無制限に利用できます。

AIツールの紹介

図10:AIチャットくんの料金(無料10回/月額980円・年額9,800円)

利用イメージ:簡単な質問・相談からビジネスのアイデア出し、文書の要約・翻訳まで、様々な活用ができます。さらに「AIの変更」をタップすると、用途に応じて6つのAIを選択できます。

AI導入のメリット

図11:用途に応じて選べる6つのAI(「AIの変更」から切り替え)

LINE連携AI機能 AIチャットの始め方 便利なAIツール

AIソリューション AIの未来予測 AI機能の解説

図12:AIチャットくんで選べる6モードの利用イメージ

2. AIりんな

無料AIの選び方

図13:AIりんな(出典:AIりんな)

AIりんなは、2015年にMicrosoftが開発した女子高生LINEチャットボットのキャラクターで、現在では歌手活動やAITuberなどへ活動の幅を広げています。2022年にLINEサービスの一部機能が終了しゲームなどはできなくなりましたが、雑談チャットボットは現在でも利用可能です。AIチャットくんやAgent iとは異なり、「娯楽としてのAI」としてとして整合性よりもユーザーからの共感を得ることを重視しています。

始め方:LINEホーム画面の検索窓で「AIりんな」と検索して友だち追加すると利用開始できます。スマートフォンからURLを開くか、QRコードを読み取って公式アカウントを友だち追加しても利用できます。

AIで業務効率化 LINE AI活用術 AIチャット比較

図14:AIりんなの始め方(検索→友だち追加)

料金:AIりんなは無料で利用できます。

利用イメージ:「娯楽としてのAI」として、独特の言葉遣いとフランクなやりとりを楽しめます。

2026年最新AI情報

図15:AIりんなとのチャット例(フランクな雑談)

LINEのトークをAIで要約するには?(メッセージ要約機能)

LINEのトークをAIで要約するには、オープンチャットの「メッセージ要約機能」を使います。2023年11月から、一部のオープンチャットを対象に、OpenAIの生成AIがトークルーム内のやり取りを自動で要約する機能が提供されています。見逃した会話を短時間で把握し、すぐに議論へ参加できるのがメリットです。

メッセージ要約機能とは?

メッセージ要約機能は、オープンチャット内で投稿されたメッセージをAIが自動的に簡潔にまとめる機能です。一定量のメッセージが送信されるとAIが要約を行い、見逃した会話を素早く把握できます。これにより、ユーザーは会話の流れを短時間で理解し、すぐに参加できます。

使い方:対象のオープンチャットに参加しているユーザーであれば誰でも利用可能です。「メッセージ要約」のボタンを押すだけでAIによる要約結果が表示されます。また、AIは一定量のメッセージが溜まると、あらかじめ設定しなくても決まった時間に自動的に要約を生成します。

AIの基本知識

図16:オープンチャットのメッセージ要約機能(出典:LINE オープンチャット公式)

なお、1対1の通話や商談など「音声」をAIで要約したいビジネス用途には、後述のCAAC Voice Summaryが対応します。詳しくはLINE通話をAIで録音・文字起こしする方法もご覧ください。

【提供終了】LINE AIアシスタント

LINEヤフーが提供していた「LINE AIアシスタント」は、2026年1月7日をもってサービスを終了しており、現在は利用できません。

AIチャットツールロゴ

生成AIとの会話をはじめ、情報検索、画像やファイルの解析、翻訳、要約などに対応していました。現在も検索結果には、当時の料金プランや友だち追加用QRコードを掲載したページが表示されることがありますが、いずれもサービス終了前の情報です。

LINEのAI機能を利用する場合は、現在提供されている「Agent i」「LINE AIトークサジェスト」「LINE AI Friends」の内容を確認しましょう。

 

LINE AIの機能

図:LINE AIアシスタントの始め方(ホーム「サービス」から友だち追加)

料金:無料版は10回まで、月額200円で無制限に利用できました。

AI活用イメージ

図:LINE AIアシスタントの料金(無料10回/月額200円で無制限)

利用イメージ:チャット上での質問・相談はもちろん、ネット検索、写真の編集、ファイルの翻訳・要約、画像の翻訳などを行えました。

最新AIチャット機能

図:LINE AIアシスタントの利用イメージ(検索・翻訳・要約・画像編集)

【ビジネス向け】AI分析で運用を最適化するLINE拡張ツール(4選)

LINE拡張ツールとは、LINE公式アカウント上での顧客管理、集客・販促、カスタマーサポートなどを効率化するためのツールです。例えば顧客の性別や年代でセグメント化し、ターゲットに合わせてメッセージを配信することで、開封率や購入率の向上を図れます。ここでは、AIによる分析機能を搭載する4つのツール(MAAC・L Board・Penglue・DMMチャットブーストCV)を紹介します。

LINE公式アカウント運用の全体像はLINE公式アカウント攻略のポイント、顧客データの管理はLINE CRMツールの記事もあわせてご覧ください。

3. MAAC

AI技術の進化

図17:MAAC(LINE起点のセールス・マーケティングプラットフォーム)

MAACは、弊社(株式会社クレッシェンド・ラボ)が提供する、AI、データ、マルチチャネルを活用して収益を最大化するアジア最大級のプラットフォームです。単なる配信ツールではなく、高度な「AIコミュニケーションクラウド」として、以下の強みを持ちます。

  • 1. AIによる配信最適化:分断された顧客データを「AIデータ金庫」に集約し、生きた資産(Living Assets)へと変換することで、メッセージ配信の自動化と最適化を実現します。
  • 2. GA4連携とKPI追跡:Google Analyticsとの連携により、流入経路や購入行動といったKPIを追跡し、CV改善に直結するデータを収集・分析します。
  • 3. オムニチャネル連携:取得データはOpen APIを介して他チャネルにも同期でき、WebサイトやEC、Eメールのマーケティングにも活用できる「マルチチャネルエコシステム」を構築可能です。さらにLINEリッチメニューのカスタマイズ機能を活かし、ゲームやクーポンを設定してブロック率を下げ、使いやすさを向上させられます。

LINE AIの可能性

図18:MAACの概要(顧客データを集約しAIで配信最適化)

AI機能について:MAACでは、AIを活用して配信効果の高い顧客に自動でメッセージを送れます。管理画面で「次の2週間で購入しそうな顧客」を指定するだけで潜在顧客を簡単に抽出でき、効果が期待できるターゲットへ効率よくアプローチできます。

また、AIが最適なタイミングで配信する機能も備えます。顧客ごとに開封率の高い時間帯を予測して配信する「スマート送信」や、閲覧履歴をもとに商品を提案する「商品レコメンド配信」により、運営の手間を減らしながら開封率と売上の向上を支援します。詳しくはMAAC公式ページ多慶屋の導入事例をご覧ください。

AIとコミュニケーション

図19:MAACのAI配信機能(購入見込み顧客の自動抽出)

AIで情報収集

図20:MAACの商品レコメンド配信(閲覧履歴からAIが提案)

4. L Board

AI開発の動向

図21:L Board(出典:L Board)

L Boardは、t-com office 合同会社が提供する、LINE公式アカウントの運用を最適化するプランニングサポートツールです。友だち数や配信数、セッション、トランザクションなどの運用データを一元管理し、Google Analyticsと連携して効率的に分析できます。これにより「どの施策が効果的か」を容易に検証し、PDCAサイクルをスムーズに回せます。

さらに競合分析機能も充実しており、競合の配信傾向やリッチメニューの使用状況を可視化してマーケティング戦略のヒントを得られます。同社のコンサルティングサービスでは毎月1時間のメンタリングを提供し、初めての利用者でも安心して運用を成功させるサポートが受けられます。

AI機能について:「類似配信レコメンド」機能では、自社配信と似た訴求をAIがレコメンドし、次回以降の参考にできます。

5. Penglue

AIを活用する人々

図22:Penglue(出典:Penglue)

Penglueは、株式会社アイトリガーが提供するLINE公式アカウントとチャットボットを活用したマーケティングツールです。AIがWebサイト上のユーザー離脱をリアルタイムで予測し、ポップアップバナーを表示してLINEへ誘導します。LINE上ではチャットボットが接客を行い、コンバージョンの促進を自動化します。

さらに離脱ユーザーへのプッシュ通知により継続的なアプローチが可能で、CVR向上が期待できます。完全成果報酬型で、リスクなく導入できる点も大きな魅力です。

AI機能について:サイトに見込み客が訪れるとユーザーのパターンを学習し、解析したパターンから離脱するタイミングを感知して、ポップアップバナーでLINEへ誘導します。離脱のタイミングとしては無操作、スクロールアップ、戻るボタンのクリックなどが挙げられ、130万以上の行動パラメータに対応しています。

6. DMMチャットブーストCV

AIチャット利用画面

図23:DMMチャットブーストCV(出典:DMMチャットブーストCV)

DMMチャットブーストCVは、株式会社DMM Boostが提供するLINE公式アカウントの自動化ツールで、CV改善に特化した完全成果報酬型のサービスです。初期費用や運用費用がかからず、CV獲得分のみの支払いのため、リスクなく導入できるのが大きなメリットです。

ユーザーがLP(ランディングページ)から離脱しようとした際にポップアップを表示してLINEへ誘導し、その後AIチャットボットがユーザーのニーズをヒアリングして最適な情報を提供することで購買や契約をサポートします。また、定期的なメッセージ配信によってユーザーの購買意欲を高め、中長期的なCV獲得を目指します。

AI機能について:LPでの離脱ポイントの予測に加えて、コンテンツ生成時のAI目線での意見を取り入れたリライトや、生成AIによるチャットボット機能のアップデートも開発が進んでいます。

【ビジネス向け】チャット対応を効率化するAI搭載ツール(4選)

次に、AIによるチャット補助機能を搭載するLINE拡張ツールを3つ(CAAC・KUZEN・チャネルトーク)ピックアップして紹介します。

7. CAAC(カーク)

LINE AIの利点

図24:CAAC(LINE公式アカウントのAIカスタマーサポートツール)

CAACは、弊社が提供するLINE公式アカウントのカスタマーサポートツールで、1対1のチャット業務を効率化するサービスです。ChatGPTを活用したメッセージ自動生成機能やテンプレート機能により、問い合わせ対応時間を大幅に短縮しつつ、コミュニケーション品質を向上させられます。

また、権限設定や自動割り振り機能でチーム運用の効率化も実現します。CAACはMAACとの連携により、CAACで得た顧客対応のデータ(音声サマリー等)をMAACのパーソナライズ配信のトリガーとして活用するなど、サービスとマーケティングをシームレスに循環させられます。すべての対話を収益につなげるエコシステムを構築し、顧客エンゲージメントの向上を実現します。

音声自動サマリー(CAAC Voice Summary):収集した通話音声に高精度なAI要約機能を組み合わせ、音声通話の内容を自動で構造化されたサマリーとして整理します。これにより、これまで活用が難しかった非構造化の音声データを、ビジネスがすぐに分析・活用できるデータ資産へと変換します。

AIで創造性を高める

図25:CAAC Voice Summary(通話音声をAIが構造化サマリー化)

主な活用シーン:

  • 営業チーム:自動車ディーラー、ラグジュアリーブランド、教育機関など高単価の業種で、1対1の専任担当者による音声相談や商談のすべての音声接客・フォローアップが自動で記録・保存されます。
  • カスタマーサポート担当者:通話中に手動でメモを取る必要がなくなり、管理業務の工数を大幅に削減。対応時間の短縮や業務効率の向上につながります。
  • 管理職・本部担当者:現場担当者と顧客の具体的なインタラクション状況を音声サマリーを通じて一元的に把握・分析。日報などの従来レポートに加え、よりデータに基づいた組織改善や意思決定が可能になります。

8. KUZEN

AIによる問題解決

図26:KUZEN(出典:KUZEN)

KUZENは、クウゼン株式会社が提供するLINEマーケティングツールおよびAIチャットボットです。LINEマーケティングツールでは、LINE公式アカウントの設計から運用改善・代行までトータルなサポートを受けられ、セグメント配信やCRM・外部ツールとの連携といった機能が特徴です。AIチャットボットでは、ノーコードでシナリオ作成ができ、社内の問い合わせやカスタマーサポートによる業務効率化、コンバージョンの改善が可能になります。

AI機能について:AIチャットボットでは、事前に作成したシナリオに沿って会話を進める「フロー型」、ユーザーからの質問に合わせてAIが回答する「1問1答型」、もしくはその2つを合わせた応答ができます。スピーディーなシナリオ作成に加え、有人チャットへの柔軟な切り替えやデータ分析による顧客ニーズの把握が可能な点も特徴です。

9. チャネルトーク

LINE AIの活用事例

チャネルトークは、株式会社Channel Corporationが提供するAI顧客コミュニケーションツールです。WebチャットやLINE公式アカウントなどから届く問い合わせを一元管理し、顧客情報や過去の対応履歴を確認しながら、チームで対応できます。

カスタマーサポートだけでなく、社内チャット、電話、CRMマーケティングなどの機能も備えており、問い合わせ対応から顧客管理、販促施策までをひとつのプラットフォームで運用できる点が特徴です。

 

AI機能について:AIエージェント「ALF」が、登録したドキュメントやWebサイト、蓄積された問い合わせデータなどをもとに、顧客からの質問へ自動で回答します。定型的な問い合わせをAIに任せることで、担当者は個別の判断や丁寧なコミュニケーションが必要な相談に集中できます。

AIで解決できない問い合わせは有人対応へ引き継げるため、AIによる自動対応とオペレーターによるサポートを組み合わせた運用も可能です。

さらに、2026年には、従来のALFを発展させた「AI CoS」を発表しています。蓄積された顧客データを分析し、マーケティング施策の提案やメッセージ配信、配信後の成果分析までをAIが支援する構想です。

主な活用シーン:

  • カスタマーサポート担当者:よくある質問への回答をAIで自動化し、問い合わせ対応の時間を短縮します。
  • ECサイト:商品選びや配送、返品などの質問に対応し、購入前後の顧客体験を支援します。
  • チーム運用当者:LINEやWebチャットなど、複数の窓口から届く問い合わせと対応履歴を一元管理します。
  • CRMマーケティング:顧客の閲覧履歴や問い合わせ内容などをもとに、ポップアップ、メール、SMSなどを配信します。

チャネルトークは、LINEに特化したツールというよりも、WebチャットやLINEなど複数の顧客接点をまとめ、問い合わせ対応からCRMマーケティングまで一元化したい企業に適したサービスです。公式サイトでは、LINE連携による問い合わせの一元管理も案内されています。

10. Mico Voice AI 

 LINE AIの未来と展望

 

Mico Engage AIは、株式会社Micoが提供するLINEマーケティングツールです。LINE公式アカウントの機能を拡張し、友だちの獲得から顧客データの収集・分析、セグメント配信、リピーター育成までを一貫して支援します。

アンケートやWebサイト上の行動、自社が保有する顧客データなどをLINEのユーザー情報と組み合わせ、顧客一人ひとりの属性や関心を可視化できます。そのデータをセグメント配信、レコメンド配信、リッチメニューの出し分けなどに活用し、顧客に合わせたコミュニケーションを実現します。

LINE通知メッセージやWebチャット、ポップアップに加え、スマートフォンをタッチするだけで友だち追加を促せる「Mico Touch」も提供しています。オンラインと実店舗の両方にLINEの接点を設けたい企業に適したツールです。

 

AI機能について:Mico Engage AIの「AIセグメンテーション」は、顧客の属性や行動データをAIで分析し、メッセージへの反応が期待できるユーザーを抽出する機能です。配信対象をAIで最適化することで、一斉配信に偏らない効率的なアプローチを支援します。

また、「AI自動シナリオ生成」により、LINEで配信するコミュニケーションシナリオの作成を効率化できます。成功事例をもとにしたテンプレートを利用できる「ジャーニー」機能も備えており、担当者の設計工数を抑えながら、顧客の行動や状態に合わせた継続的な配信が可能です。

ツールの提供だけでなく、LINE運用の戦略設計から施策の実行・改善まで、専任チームによる支援を受けられる点も特徴です。社内にLINE運用の知識やリソースが不足している企業でも、サポートを受けながら運用体制を構築できます。詳しくはMico Engage AI公式ページをご覧ください。

 

LINE公式アカウントとAIを連携するには?(AI応答メッセージ・AIチャットボット(β))

LINE公式アカウントでAIを使うなら、2026年時点では「AIチャットボット(β)」が中心になります。事前に登録したQ&Aをもとに、ユーザーの質問内容に応じて自動返信できる機能です。キーワード完全一致に依存しにくいため、言い回しが多様な問い合わせ(営業時間・予約・送料など)の一次対応に向いています。

かつての「AI応答メッセージ」(AIがチャット内容を判別して適切なメッセージを返信する機能)は2023年に終了しましたが、その代替として2026年現在は「AIチャットボット(β)」が提供されています。実運用にはチャットProオプションが必要ですが、まずはFAQ対応の補助として小さく導入するのがおすすめです(対象外業種の可能性あり)。

設定手順やキーワード応答との使い分けはLINEの自動返信(応答メッセージ)の設定方法、チャットボットの作り方・比較検討はLINEチャットボットの作り方の記事で詳しく解説しています。より高度なAIによる顧客対応・分析を求める場合は、前述のMAAC・CAACやCrescendo AIの活用も検討してみてください。

LINE AIツールの選び方(目的別のおすすめ)

LINE AIツールは「誰が・何のために使うか」で選ぶのが基本です。個人で調べ物や文章作成を効率化したいなら無料のAIチャット(LINE AIアシスタント・AIチャットくん)、雑談を楽しみたいならAIりんな、グループの会話を追いたいならオープンチャットの要約機能が向いています。

一方、企業がLINE経由の売上や顧客対応を伸ばしたい場合は、目的別に選びます。配信の自動化・最適化と顧客データのAI分析ならMAAC、1対1のチャット・通話対応の効率化ならCAAC、離脱防止のCV改善ならPenglueやDMMチャットブーストCV、といった具合です。AIとオムニチャネルで顧客コミュニケーション全体を設計する考え方は、AI活用の無料eBookにまとめています。

まとめ

LINE上で使えるAI機能について、個人向けのAIチャットや要約機能から、ビジネス向けのAI分析・チャット対応ツールまで幅広く紹介しました。個人利用はまず無料枠から、ビジネス利用は目的に合ったツールから小さく始めるのがおすすめです。

分断されたLINEデータを統合し、AIで売上を最大化する実践的な手法にご興味のある方は、ぜひクレッシェンドラボのAI活用資料ダウンロードください。個別のご相談は、お気軽にお問い合わせください

よくある質問(FAQ)

LINE AIとは何ですか?

LINE AIとは、LINEアプリやLINE公式アカウント上で使えるAI機能の総称です。友だち追加で使う個人向けAIチャット(LINE AIアシスタント・AIチャットくん・AIりんな)、オープンチャットのトーク要約、LINE公式アカウントのAI自動応答(AIチャットボット(β))、企業向けのAI搭載マーケティングツール(MAAC・CAACなど)に大きく分けられます。

LINE AIで何ができますか?

質問応答・文章作成、翻訳・要約、画像の生成や編集、オープンチャットのトーク自動要約、そして顧客データのAI分析による自動配信などができます。個人利用では日々の調べ物や文書作成の効率化、ビジネス利用ではLINE公式アカウントの配信最適化やカスタマーサポートの効率化に役立ちます。

LINE AIは無料で使えますか?

個人向けのAIチャットは無料枠(多くは10回程度)から使い始められます。無制限に使う場合、現在はAIチャットくんが月額980円(年額9,800円)で利用でき、AIりんなは無料です。ビジネス向けの拡張ツールは無料〜成果報酬型まで料金体系が分かれます。

りんな以外におすすめのLINE AIチャットはありますか?

実務で使うなら、GPT-4o系を利用できるLINE AIアシスタントかAIチャットくんがおすすめです。AIりんなが娯楽・雑談向けなのに対し、この2つは質問応答・要約・翻訳に強く、無料枠から試せます。

LINE公式アカウントとAIを連携するにはどうすればいいですか?

2026年時点では、LINE公式アカウントの「AIチャットボット(β)」を使うのが基本です。事前登録したQ&Aをもとに、多様な言い回しの問い合わせへ自動応答できます(チャットProオプションが必要)。より高度なAI配信・分析やAIによる1対1対応を求める場合は、MAACやCAACなどのLINE拡張ツールを組み合わせます。

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