はじめに
2026年5月11日、5月12日の二日間に渡って、「Hello Friends! W!th LINEヤフー」が開催されました。今回、株式会社クレッシェンド・ラボはシルバースポンサーとして参加。会場には大勢の参加者が集まり、セッションエリアからブースエリアまで、終日にわたって熱気があふれる二日間となりました。
「Hello Friends! W!th LINEヤフー」は、LINE公式が主催するコミュニティイベントです。LINEヤフーは街や人を元気にしていくことを目指しており、本イベントは、LINEヤフーのサービスや取り組みを通じて、より良い世界をどのように実現していくのかを実際の体験なども通して広く知ってもらうことを目的に開催します。
また、LINEプラットフォームの最新技術動向、現場での活用事例、市場のDX推進や他社との情報交流など、LINEエコシステムに関わるすべての人が集う場として、毎年多くの参加者を迎えています。本記事では、当日の様子・自社営業担当が現地で得た社内メンバーのリアルな声を通じて、イベントの熱量をお伝えします。
シルバースポンサーとして
クレッシェンド・ラボは、LINEを活用したマーケティング・LINE CRMソリューション「MAAC」および会話型AIプラットフォーム「CAAC」を提供しており、日本・台湾・タイを中心にアジア全域でビジネスを展開しています。グローバルでは800ブランド以上への導入実績を持ち、日本においては2025年の1年間で1.7倍以上の成長を遂げました。
LINEは単なるメッセージングアプリにとどまらず、LINE APIを通じたシステム連携・業務自動化やLINEミニアプリによるアプリ内体験の構築など、企業にとってのビジネスインフラとして急速に進化しているプラットフォームです。
スポンサーシップを決断した背景には、単なるブランディング以上の目的があります。LINEエコシステムの最前線で開発・活用する人々と直接つながり、リテンションマーケティングやチャットコマースといった現場のリアルな課題を共有し合うことが、プロダクトの進化にも直結すると考えているからです。
また2026年5月には、「LINEヤフー Partner Program」においてコミュニケーション部門「Technology Partner」に2年連続で認定されており、こうした公式パートナーとしての立場からもコミュニティへの貢献を大切にしています。

会場で見えた企業課題とLINEの可能性
今回のイベントでは、自社の営業担当が複数の企業さまとコミュニケーションを取り、現場の声を収集しました。EC・通信・百貨店・自動車・社会福祉まで業種は多岐にわたりましたが、企業がLINEに抱える課題と期待には、共通するテーマが浮かび上がりました。
テーマ1:「配信している」から「関係を設計する」へ —LINE CRMとセグメント配信の深化
LINEの友だち数をある程度確保した企業ほど、次の壁として「LTVをどう引き上げるか」という課題に直面していました。獲得フェーズを卒業した企業に共通していたのは、以下のようなニーズです。
- 購買履歴・行動データと連動したLINEセグメント配信による、1to1に近い体験の実現
- 単発キャンペーン型から、継続的なリテンションマーケティングへのシフト
- LINE CRMを活用した顧客管理の体系化と、スコアリング・ステージ管理の導入
- 友だち数百万人規模の企業が示すように、規模が大きくなるほどパーソナライゼーションの精度が収益に直結する
「量から質へ」の転換点にある企業が多く、line 顧客管理やD2Cマーケティングの観点からの設計支援へのニーズが際立っていました。
テーマ2:会話型AIと有人対応のハイブリッド — LINE カスタマーサポートの新標準
AIチャットへの関心は業種を問わず高く、しかしどの企業も「完全自動化」ではなく「AIと人の使い分け」を求めていました。現場から挙がった具体的なニーズは次の通りです。
- 通知メッセージ・AIチャット・有人チャットの3層構造による顧客対応の効率化
- 会話型AIが対応できない複雑な問い合わせを、適切なオペレーターへ担当割り振りする仕組み
- AIチャット×手動チャットの融合による、温かみと効率化の両立(特に社会福祉・支援系サービスで顕著)
- LINE チャットボットでの初期応答から、有人対応へのスムーズな引き継ぎフローの構築
LINE カスタマーサポート領域において、顧客対応の効率化と体験品質の向上を同時に達成したいというニーズは、通信・不動産・社会サービスなど幅広い業種に共通していました。
テーマ3:マーケティングクラウド・AI CRMとの連携 — エンタープライズ活用の本格化
一部の先進的な企業では、LINEを単体で運用するフェーズを超え、外部システムとの連携強化を模索する動きが見られました。
- Salesforce Marketing Cloud(セールスフォース マーケティングクラウド)などとのCRMデータ連携による、オムニチャネルでの顧客体験設計
- LINEヤフーが正式発表した 「Agent i for Business」 と、サードパーティツールの棲み分け・連携可能性の検討
- 「Agent i Biz」 によるECサイト運用データの自動分析と顧客スコアリング、配信精度の向上
- LINEマーケティングツールと 「Agent i Biz」 の対話型施策提案機能を活用した、PDCAサイクルの高速化
特に「LINEヤフーの Agent i for Business を導入推進するにあたり、企業と顧客が友達のようにつながれる世界を作りたい」というLINEヤフー社の声明は印象的で、マーケティングクラウド連携を含むエンタープライズ領域でのLINE活用が本格フェーズに入っていることを実感しました。
テーマ4:ツール乗り換えと即戦力への期待—選定基準としての「実績と機能の両立」
既存ツールから乗り換えを検討している企業も複数いました。共通していたのは、「機能が多いだけでは選ばない」という選定姿勢です。
- EC機能の弱さや運用工数の問題から競合ツールを解約し、即戦力を求めて商談へ
- LINEとメール(EDM)を横断した統合管理を求める声
- OMOソリューションとして、オンライン・オフライン双方の顧客接点を一元管理したいニーズ
- 事例の質と担当者の専門性を、ツール選定の重要基準としている傾向
業種・規模・成熟度はさまざまでも、「実績あるソーシャルCRMの仕組みを、自分たちの事業に合う形で実装したい」という根本的なニーズは共通していました。
弊社カントリーマネージャーより

スポンサーとしての活動内容
今回、クレッシェンド・ラボはブース出展とパネルディスカッションという形でイベントに貢献しました。
自社の担当が会場を動き回り、LINEマーケティングツールの選定を検討する企業から、AIエージェントとの協業を探る企業まで、ニーズの幅広さはLINEエコシステムの成熟度を示すものでもありました。
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まとめ:LINEエコシステムと共に進化するクレッシェンド・ラボ
「Hello Friends! W!th LINEヤフー」への参加を通じて、私たちはLINEコミュニティの熱量と、このプラットフォームが持つビジネス上の可能性を改めて確信しました。
今回の一次情報から見えてきたのは、企業のLINE活用が「配信する」フェーズから「関係を設計する」フェーズへと確実に移行しているということです。LINE APIの活用による業務自動化、ミニアプリを通じたシームレスなユーザー体験、セグメント配信を軸としたリテンションマーケティングの高度化——これらすべての領域において、クレッシェンド・ラボは企業の成長を支えるソリューションを提供し続けます。
こうしたコミュニティへの参加は、クレッシェンド・ラボが実現したい「企業とその顧客を、もっと近くに」という理念を体現する場でもあります。LINEを使ったマーケティングや顧客体験の向上を目指す皆様に対してより高品質な価値を提供し続けます。
本記事に関するご質問・お問い合わせは、株式会社クレッシェンド・ラボの公式サイトよりお気軽にどうぞ。
Nari Fujiie
LINEマーケティングとAI活用の最新トレンドをわかりやすく発信し、貴社のマーケティング課題解決に役立つインサイトをお届けします。