会員データの統合方法とLINEがSalesforceと連携しCRMを築いた道のり

Salesforce corporation

Salesforce Corporation

データが大きく複雑化している現代において、ブランド側はその意味をどのように認識し、マーケティングの価値を発揮することができるのでしょうか?この記事では、Salesforceの意味及びLINEとCRMプラットフォームとの関係性、そしてブランド側はLINEとSalesforceを連携させて顧客の心を掴み取るには、どうすればいいのかをご紹介することで、この疑問にお答えします。

Salesforceとは

SalesforceはCRMプラットフォームの1つであり、CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)とは、顧客データを管理するシステムで、顧客情報を収集・分析することで企業戦略を立て、業務プロセスの自動化を図ります。

Salesforceの主なサービス目的はマーケティング、セールス、カスタマーサービスの3種類で、これは企業と顧客の3段階のインタラクションで理解することができます。

マーケティング:より多く、より価値のあるリストの入手が目標。

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セールス:潜在顧客リストを顧客に変え、売上をアップさせることが目標。

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カスタマーサービス:契約の更新及びさらなる販売が目標。

これらの目標に対して、Salesforceはマーケティングクラウド、セールスクラウド、サービスクラウド(Marketing Cloud、Sales Cloud、Service Cloud)といった、それぞれの解決プランを提供しています。

LINEとSalesforceの関係性とは?

前述のように、Salesforceのようなプラットフォームの価値は多方面からデータをかき集めることで、より効率的にプロファイリングを行い、ブランド側が分析及び行動を予測するのに役立つことにあります。日本におけるLINEのアクティブユーザーは8,400万人で、傾向としては、ファーストパーティの情報を持っていること及び消費者直接取引(D2C)のコミュニケーション性の高さから、ブランド側にとってLINEは欠かせない存在となっています。

そのため、Salesforceを導入している企業にとって、LINEはデータ収集に欠かせないものの一つです。LINEを運用している企業にとって、Salesforceは情報の価値を伸ばし、会員のプロファイリングを完成させ、より正確なマーケティングを行うことに役に立ちます。

MAACはSalesforceとLINEの架け橋に

現在、LINEメッセージを送信するクラウドプラットフォームMAACはSalesforceとLINE連携の重要な役割を担っており、4つのメリットを持っています。

1. LINEとCRMプラットフォームの連携を実現

まずはブランド側のLINEオフィシャルバックエンドをSalesforceと連携させるためには、APIメーカーの協力が必要です。Crescendo LabはLINEのオフィシャル技術パートナーとして、豊富な技術経験があり、製品のMAACは外部プラットフォームと連携できる柔軟性を持つため、LINEから友だちのインタラクション情報をスムーズにSalesforceに取り込むことができます。

2. 多彩な機能と高速統合

MAACはEコマースに関しては、カゴ落ちリターゲティング、商品オススメメッセージ、会員アクティビティのランク分け、インタラクションに関しては、多様な抽選ゲーム、キャンペーン応募、小売に関しては、ビーコン、レシート登録や会員証など、多彩なLINE機能を備えています。ブランド側の連携が成功すれば、一切損をすることもなく、すぐに豊富な機能が使えるようになります。

3. 豊富で完全な友だち情報

データ収集に関しては、MAACは行動タグ、会員ランク分け、WEB行動,

インタラクションログを有しており、最も詳細かつ正確に会員のLINEでのプロファイリングを行います。

会員がLINEでどのようにインタラクションしているかが分かり、簡単に友だちのロイヤリティランクを分けることができます。

4. CRMコンセプトを持ち、マーケティングで相互補完

MAACはLINE CRMのコンセプトを軸として展開し、Salesforceと同様に、収集・分析・実行の能力を備えているため、データ収集→情報統合→分析→戦略立案→戦略実行→成果検証→データ収集という流れで、マーケティングフローの各ステップを両者の協力で優れた方向へ発展させます。

連携成功事例:健康食品、商業メディア、乳幼児栄養補助食品

. 健康食品ウィダー

こちらのブランドでは、MAAC領収書テンプレート機能を使用し、オフラインの消費者にレシートをスキャンしLINEにアップしてもらい、その情報をSalesforceプラットフォームに取り込むことで、実店舗・Eコマース・販売チャネルの異なる消費者情報を集め、同一の人が持つそれぞれの身分を1つの消費者に統合します。

この例では、MAACのレシートテンプレート機能はオフラインでデータ集めにくいという課題を解決し、Salesforceを通じて包括的に消費者のプロファイリングを行います。

2. サブスクリプション型商業メディア

このブランドではSalesforceで情報を集計し、LINEの友だちを通常の友だちと有料登録会員に分けて、異なるマーケティング対策を作り上げました。通常の友だちに対しては有料化を目指し、徹底した運用で通常の友だちを有料会員に登録させます。有料登録会員に対しては、正確でパーソナライズされた情報を継続的に提供することで、顧客との関係を深め、既存顧客維持率を向上させます。

この例では、Salesforceはセグメントの指標となり、さらにMAACの多様の機能を通じてセグメント毎に専用のインタラクションマーケティングを提供します。

3. 国際乳幼児栄養補助食品ブランド

このブランドはSalesforceを利用し、ママ会員の情報を統合することで、LINE OAをママに寄り添う思いやりのある存在として位置づけました。さらにMAACを通じてパーソナライズされたマーケティングを展開し、プレママやママといった各段階で最も必要とする栄養の情報を提供し、今まで追跡できなかった好みのタグ、Web行動を補足しました。

この例では、Salesforceはブランドの戦略立てをサポートし、MAACのパーソナライズされたサービスを通じて、顧客の心を掴み取ります。

終わりに

冒頭で述べたとおり、ブランドは常に膨大なユーザーデータを集めていますが、データは集めるだけで利用しないのであれば、その価値はゼロに近いとも言えます。MAACとSalesforceは実質この課題を解決しています。データが自らを語り、その価値と利用方法を教えてくれるのです。効率的な方法でデータ情報を収集し、バックエンドで計算や分析を行うことで、情報により多く価値と意義を与えます。

この2つのプラットフォームのデータが統合されると、より大きな力を作り出せることができ、分析と予測をより現実に近づかせることで、最も効果的なマーケティング戦略を立てることができます。

MAACについてさらに詳しくはこちらで!