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title: 情報漏洩対策とは？顧客データを預かる部門がやるべき7つの基本手順
description: 2026年は100万件超の漏洩が10件と過去最悪ペース。情報漏洩対策を情シス任せにせず、顧客リストや配信ツールを持つマーケティング部門や顧客対応部門がやるべき7つの手順を、公的データと報告義務の実務から解説します。
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[顧客データ基盤 |2026/10/20](https://blog.cresclab.com/ja/tag/顧客データ基盤)

# 情報漏洩対策とは？顧客データを預かる部門がやるべき7つの基本手順

Nari Fujiie

![情報漏洩対策とは？顧客データを預かる部門がやるべき7つの基本手順](https://blog.cresclab.com/hs-fs/hubfs/JP%20Blog%20Featured%20Image%20(62).png?width=837&height=484&name=JP%20Blog%20Featured%20Image%20(62).png)

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### 上場企業では大規模事故が相次いでいる

東京商工リサーチが2026年10月7日に公表した集計（10月5日時点）によると、**上場企業とその子会社が公表した100万件以上の個人情報漏洩・紛失事故は、2026年に10件**発生しています。2025年は6件でした。

規模も変わりました。1,000万件以上の漏洩は2012年から2025年までの14年間で3回でしたが、2026年はすでに3回発生しています。2026年の大規模事例のうち5件が歴代ワースト10に入りました。最大はKDDIのISP向けメールシステムへの不正アクセスによる1,223万1,954件で、これはメールアドレスの件数であり、人数ではありません（[東京商工リサーチ](https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1203305_1527.html)）。

| 指標 | 2025年 | 2026年（10月5日時点） |
| --- | --- | --- |
| 100万件以上の漏洩事故（上場企業とその子会社） | 6件 | 10件 |
| 1,000万件以上の漏洩 | 2012〜2025年の14年間で計3回 | 単年で3回 |
| 歴代ワースト10入り | 参考：歴代最大は2014年のベネッセ約3,504万件 | 2026年の事例から5件 |

### 報告件数とは母集団が違う

一方、個人情報保護委員会が2026年7月7日に公表した令和7年度の年次報告では、**民間事業者における個人データの漏えい等の報告は17,139件で、令和6年度の19,056件から約1割減少**しています（[解決!人事労務](https://www.kaiketsu-j.com/trouble/22893/)）。

**この2つの数字は並べて比較できません**。東京商工リサーチの集計対象は上場企業とその子会社が公表した事故に限られ、個人情報保護委員会の17,139件は民間事業者全体からの報告件数です。対象も集計方法も期間の区切りも異なります。

正しい読み方はこうです。委員会への報告件数は前年度より減った。しかし上場企業では100万件超の事故が10件起きている。**報告件数だけではリスクは測れず、一度の侵害が複数のシステムや大量の顧客データに波及する事例が増えている**ということです。

当社の見解として、ここから読み取るべきは「自社は規模が小さいから狙われない」という前提を置かないことだと考えています。企業規模にかかわらず、管理されていないアカウント、部門が独自に契約した外部SaaS、委託先などが攻撃の入口になり得ます。

## 情報漏洩の3大原因と、見落とされている4つ目の管理上の盲点とは？

情報漏洩の原因は、一般的に次の3つに整理されます。

1. 外部からの攻撃（不正アクセス、ランサムウェア、フィッシング）
2. 内部の人的ミス（誤送信、誤交付、設定ミス、紛失）
3. 内部不正（従業員や退職者による持ち出し）

この3つは、ほぼすべてのセキュリティ記事が扱っています。実際、対策の主語も「情報システム部門」で統一されているのが通例です。

### 4つ目は「情シスの管理外にあるデータ」

ところが実務では、この3分類のどれにも素直に収まらない領域があります。**情報システム部門が把握していない場所に、個人データが置かれているケース**です。

![\[JP\] 3-Board Template (2)](https://blog.cresclab.com/hs-fs/hubfs/%5BJP%5D%203-Board%20Template%20(2).png?width=1920&height=1080&name=%5BJP%5D%203-Board%20Template%20(2).png)

**これは外部攻撃や人的ミスと並ぶ直接原因ではなく、それらの事故を発見・防止しにくくする「管理の空白」です**。具体的には次のようなものが該当します。

- 営業担当者のPCにある、[CRM](https://blog.cresclab.com/ja/line-crm?hsLang=ja)から書き出した顧客リストのExcelファイル
- マーケティング部門が契約した配信ツール・分析ツールにアップロードされた顧客データ
- 代理店や制作会社と共有しているキャンペーン応募者の名簿
- 退職した担当者のアカウントが残ったままの外部SaaS

いずれも技術的な脆弱性ではなく、誰が管理責任を持つかが決まっていないことによるリスクです。ファイアウォールを強化しても、この領域は守られません。

## マーケティング部門が持つ顧客データはなぜ危ないのか？

情報漏洩対策の記事はほぼすべて情報システム部門に向けて書かれています。しかし現代の企業で個人データを大量に、日常的に扱っている部門の一つがマーケティング部門とカスタマーサポート部門です。

### 部門の目的と、データ保護の要請が逆を向いている

マーケティング部門の目的は、顧客データを集め、分析し、施策に使うことです。データを増やすほど成果が上がります。一方、情報漏洩対策の基本は、保有するデータを必要最小限にし、アクセスできる人を絞ることです。

この2つは放っておくと衝突します。そして実務では、施策の期限が優先され、データの扱いの確認が後回しになることがあります。

### ツールが増えるほど管理点が増える

MA、CRM、CDP、配信ツール、アンケートツール、広告管理画面と、マーケティング部門は部門単位で複数のSaaSを契約します。それぞれに顧客データが入り、それぞれに管理画面とログイン情報があります。

![](https://blog.cresclab.com/hs-fs/hubfs/51_%E9%87%91%E8%9E%8D%E4%B8%8A%E9%9B%B2%E6%95%B8%E4%BD%8D%E8%BD%89%E5%9E%8B.jpg?width=837&height=484&name=51_%E9%87%91%E8%9E%8D%E4%B8%8A%E9%9B%B2%E6%95%B8%E4%BD%8D%E8%BD%89%E5%9E%8B.jpg)

情報システム部門が全社のIT資産を棚卸しするとき、部門が独自に契約したツールは漏れやすい。年次更新で自動的に契約が続くと、誰も見直さないまま数年が経ちます。顧客データをどこに集約するかという考え方は、[ファーストパーティデータとは？種類の違い・収集方法・活用戦略](https://blog.cresclab.com/ja/first-party-data?hsLang=ja)で整理しています。

### 退職・異動でアカウントが残る

人の出入りも見落とされます。情報システム部門が管理するアカウント（社内システム、メール、VPN）は退職時に停止されますが、**部門が独自に契約したSaaSのアカウントは、停止の手続きが退職フローに組み込まれていないことがあります**。

複数人で運用するチャネルの権限設計については、[LINE公式アカウントの管理者追加方法や複数人での運用方法](https://blog.cresclab.com/ja/line-team-management?hsLang=ja)で具体的な手順を解説しています。また、人事異動後の情報連携は[こちらの記事](https://blog.cresclab.com/ja/sales_blackbox?hsLang=ja)で詳しく解説しておいます。![](https://blog.cresclab.com/hubfs/11-1.png)

## 顧客データを預かる部門がやるべき7つの基本手順とは？

情報システム部門の技術対策とは別に、顧客データを実際に扱う部門が自分でやるべきことを7つに整理します。いずれも特別な予算や専門知識を必要としません。![\[TW\] 3-Board Template (6)](https://blog.cresclab.com/hs-fs/hubfs/%5BTW%5D%203-Board%20Template%20(6).png?width=1920&height=1080&name=%5BTW%5D%203-Board%20Template%20(6).png)

### 手順1：保有データの棚卸しをする

最初にやるべきは、技術対策ではなく現状把握です。次の3列だけの表を作ってください。

- ツール名（契約しているSaaS、共有ストレージ、ローカルファイルを含む）
- そこに入っている個人データの項目（氏名、メールアドレス、電話番号、購買履歴など）
- おおよその件数

**データの所在把握は、発覚後の迅速な初動を左右する重要な要素です**。この表がないまま速報の期間に入ると、調査に時間を取られ、初動が難しくなります。

### 手順2：アカウントと権限を棚卸しする

手順1で挙げたツールごとに、ログインできる人の一覧を出します。

- 退職者・異動者のアカウントが残っていないか
- 代理店や制作会社に渡した権限が、契約終了後も残っていないか
- 閲覧だけで足りる担当者に、書き出し権限まで与えていないか

3つ目が特に重要です。顧客データのCSV書き出し権限は、実務上そこまで多くの人に必要ありません。

### 手順3：ローカルに落ちた顧客リストを回収する

CRMやMAから書き出されたCSVやExcelは、担当者のPC、共有フォルダ、メールの添付ファイル、チャットツールの履歴に散らばります。**システム本体だけでなく、そこから書き出されたファイルも有力な漏洩経路の一つです**。

部門内で「顧客データを含むファイルを持っている人は申告する」棚卸しを一度行い、以後は「書き出したファイルは作業終了後に削除する」をルール化してください。

### 手順4：データの保有期限を決める

いつまで持つかを決めていないデータは増え続けます。施策ごとに集めた応募者データや問い合わせ履歴を何か月後に削除するか、休眠顧客のデータを何年で削除または匿名化するかの2点を決めてください。保有量が減れば、万一のときの対象件数もそのまま減ります。費用ゼロで効く数少ない対策です。

### 手順5：外部共有のルールを決める

代理店や制作会社に顧客データを渡す場面のルールを明文化します。

- 渡す前に、個人が特定できる項目まで必要かを確認する（集計値で足りることが多くあります）
- 渡す場合は期限付きの共有リンクを使い、メール添付を避ける
- 作業終了後に削除してもらい、削除の報告を受け取る

### 手順6：退職・異動時の停止フローに組み込む

部門が契約したSaaSのアカウント停止を、人事の退職フローのチェックリストに追加してもらいます。手順1の表があれば、この依頼は5分で済みます。

### 手順7：ツール選定にセキュリティ要件を入れる

新しくツールを導入するとき、機能と価格だけで判断しないようにします。確認項目は次章で扱います。

## 生成AIの業務利用で新たに増えたリスクとは？

2026年に入って、従来の3分類では説明しきれない経路が増えました。生成AIの業務利用です。

IPAが2026年1月29日に公表した「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、**組織向けの第3位に「AIの利用をめぐるサイバーリスク」**が入りました。1位はランサム攻撃による被害、2位はサプライチェーンや委託先を狙った攻撃です（[IPA](https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html)）。

マーケティング部門にとって、これは身近な話です。顧客アンケートの自由記述をAIに貼り付けて要約させる、問い合わせ履歴をAIに読ませて傾向を出す、顧客リストをAIに整形させる。いずれも日常的に行われはじめています。

部門として決めておくべきことは2つです。どのAIサービスなら業務で使ってよいか、そこに顧客の個人データを入れてよいか。**この2つを明文化しないまま禁止だけを通達しても、実態としては使われ続けます**。

## セキュリティを担保できる顧客データ基盤はどう選べばいいのか？

手順7で触れたツール選定の基準を具体化します。

### 認証の有無だけでは足りない

ISO/IEC 27001やプライバシーマークの取得は、組織として情報セキュリティの仕組みを持っている証拠になります。ただし**認証はそれ自体が安全性の保証ではなく、確認すべきは「適用範囲」です**。認証を取得していても、その範囲が本社の管理部門だけで、実際に顧客データが流れるサービスや環境が範囲外ということがあり得ます。

| 確認項目 | 確認の観点 | 確認方法 |
| --- | --- | --- |
| 第三者認証 | ISO/IEC 27001等を取得しているか、その**適用範囲**はどこまでか | 登録証・範囲証明書の提示を依頼 |
| データ保管 | 保管リージョンと、通信・保存時の保護方式 | セキュリティチェックシート |
| 操作ログ | 誰がいつ何を操作したかを追跡できるか、管理画面から確認できるか | 管理画面のデモ |
| 権限管理 | 閲覧・編集・書き出しを分けて付与できるか | 管理画面のデモ |
| 解約時の扱い | 解約後のデータ削除の方針と、削除までの期間 | 契約書 |

### クレッシェンドラボが支援できること

本記事の7手順のうち、MAAC・CAACで支援できる範囲を、現時点で確認できている機能に限って整理します。

![](https://cdn.prod.website-files.com/696de2ba59fd7c13820af2d5/69ca467436ba0727ff8cbc5b_Group%201171276630.avif)

**手順1・3｜顧客データの分散を減らす**

LINE上の友だち情報、タグ、配信履歴をMAACに集約し、分析と配信を管理画面上で完結できます。施策ごとにCSVを作って共有する運用への依存を減らすことが狙いです。ただしエクスポート機能自体は提供されるため、誰に書き出しを許可し、そのファイルをいつ削除するかという社内ルールは引き続き必要です。

![](https://blog.cresclab.com/hs-fs/hubfs/undefined-Oct-20-2026-03-54-39-7742-AM.png?width=587&height=336&name=undefined-Oct-20-2026-03-54-39-7742-AM.png)

**手順2・6｜部門や役割に応じて権限を分ける**

MAACは管理者とマーケターの権限を分けられ、オプションのデータマスキングにより、権限のない担当者に連絡先情報を表示しない設定が可能です。CAACは役割を6種類から選べ、部門・店舗・ブランドごとにチームと閲覧範囲を設定できます。オプションのSSOを使えば、ログインを自社のID管理に寄せる運用もできます。また会話を含む全ての情報を一元プラットフォームで管理可能です。以下はCAACによる業務最適化、またMAACとのデータ連携が可能です。

![](https://blog.cresclab.com/hubfs/7-Mar-02-2026-08-22-05-8242-AM.png)

**手順7｜選定時の確認項目にどう答えるか**

クレッシェンドラボはISO/IEC 27001認証を取得しています。サービスは[Google Cloud](https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/partner-built-agents-available-in-gemini-enterprise)上で提供し、日次バックアップと管理画面の2要素認証を備えています。

![Screenshot 2026-10-20 at 11.35.02 AM](https://blog.cresclab.com/hs-fs/hubfs/Screenshot%202026-10-20%20at%2011.35.02%20AM.png?width=1028&height=155&name=Screenshot%202026-10-20%20at%2011.35.02%20AM.png)

そのうえで、この記事が挙げた確認5項目については次のとおりです。**認証の適用範囲、保管リージョン、操作ログの提供範囲、解約時のデータの取扱いは、ご契約前にセキュリティチェックシートと登録証でご案内します**。確認項目には、当社が現時点で管理画面上の機能として提供していないものもあります。該当の有無も含めてチェックシートで開示します。

当社の見解として、SaaSを導入すれば情報漏洩リスクがなくなるわけではありません。ツール側の機能と、お客様側の権限棚卸し、退職・異動フロー、書き出しファイルの管理ルールが組み合わさって、はじめて継続的なデータ保護が成り立ちます。本記事で7手順を先に示し、ツール選定を最後に置いたのはそのためです。

顧客データを1か所に集約する考え方は[CDPとは？マーケティング活用・ツールの選び方から導入ステップ・LINE連携まで](https://blog.cresclab.com/ja/line-marketing-cdp-data-japan?hsLang=ja)で、他社ツールとの比較は[クレッシェンドラボ製品の比較情報](https://www.cresclab.com/jp/alternatives)で確認できます。

## まとめ

2026年は、上場企業で100万件超の漏洩事故が10件起きました。一方で個人情報保護委員会への報告件数は前年度から約1割減っています。この2つは母集団が違うため、合わせて「総数が減った」とは読めません。

報告義務は1,000人超の漏えいに限りません。不正の目的による漏えい等は人数にかかわらず対象となり得ます。速報は発覚日から3〜5日以内、確報は30日以内、不正の目的によるおそれがある場合の確報は60日以内です。

顧客データを預かる部門が今日から着手できる順に再掲します。

1. 保有データの棚卸し表を作る（ツール名・データ項目・件数の3列）
2. ツールごとのアカウントと権限を棚卸しし、退職者と契約終了パートナーを削除する
3. ローカルに書き出された顧客リストを回収し、以後のルールを決める
4. データの保有期限を決める
5. 外部共有のルールを明文化する
6. 退職・異動時の停止フローに部門契約のSaaSを組み込む
7. ツール選定に認証の適用範囲・操作ログ・解約時の取扱いを入れる

1番の棚卸し表がすべての起点です。これがあれば残りの6つは順番に進みます。

 

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## 出典

- [上場企業「個人情報漏えい」、過去最悪ペース（東京商工リサーチ、2026年10月7日／2026年10月5日時点）](https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1203305_1527.html)
- [民間事業者における個人データの漏えい等 1万7,139件（解決!人事労務、2026年7月9日／個人情報保護委員会 令和7年度年次報告）](https://www.kaiketsu-j.com/trouble/22893/)
- [漏えい等報告の義務化（個人情報保護委員会）](https://www.ppc.go.jp/news/kaiseihou_feature/roueitouhoukoku_gimuka/)
- [漏えい等が発生した場合の対応（個人情報保護委員会）](https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/leakAction)
- [情報セキュリティ10大脅威 2026（IPA、2026年1月29日公開）](https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html)
- [クレッシェンドラボがISO27001認証を取得（クレッシェンドラボ ニュースルーム、2024年1月）](https://www.cresclab.com/jp/newsroom/iso27001-news)

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